this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
こどものころのおはなし
<< もどる
1
…
13
14
15
16
17
つぎへ >>
15 汚れたフリル
夢の中だということは、ぼんやりとだが分かっていた。
大天使 天吏
は、真っ白い空間の中で鳥篭を抱えていた。
(そういえば、この篭に昔、私は何を入れていた?)
∞
――天吏が小学校に入った頃、母は彼女を着飾ることに夢中になっていた……多分。
そんな、記憶がある。
その頃、彼女はフリルのついたリボンやハンカチを身につけていた。そういったものに興味はなかったが、付けさせられ、持たされていたのだろう。
「……あ」
ある日、天吏は家の近くの木の下――土の上で、震えている小鳥を見つけた。
(家に、からっぽの鳥篭が……)
篭を取りに行こう、と一瞬思う。
けれど、そんな余裕さえ無いことに気付いて、彼女は家には戻らなかった。小鳥は、寒さに震えて死んでしまいそうだったから。
天吏は、ほどいたリボンとハンカチを使って小鳥をくるんだ。
病院に電話して、保温して、子供なりに一生懸命やって、小鳥は助かった。リボンとハンカチは、泥まみれになってしまったけれど。
「がんばったね」
ごはんを食べ始めた小鳥を見て、父は天吏を褒めてくれた。
でも、母は違った。
母の行動を認識する間もなく、頬に強烈な一撃が加えられる。
「折角、お前にやったのに!!」
フリルを泥で汚したことを、母は許さなかった。初めて母にぶたれた日、天吏は彼女の目を脳裏に焼き付けた。
おぞましい瞳。
大天使の家にはない茶色の瞳――
∞
「やっぱり、人間は大嫌いよ。あのときから」
真っ白い世界で。
鳥篭を抱いたまま、天吏は呟く。
敵を前にしたような、表情を浮かべて。
<< もどる
1
…
13
14
15
16
17
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
こどものころのおはなし
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月28日
参加申し込みの期限
2015年11月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!