小鳥カフェ&ホテル『TABE=TYA=DAME』の2階にある従業員休憩室で、頭にボタンインコの『ぼたもち』を乗せた店長の小鳥遊 風羽はアルバムをめくっていました。
アルバムには、風羽の子供の頃の写真がたくさん収められています。
小さい時から、彼女は鳥と暮らしてきたようです。幼い女の子の傍には、最低1羽以上の鳥が一緒にいます。
ミルクと砂糖をたっぷり入れたカフェオレを飲みながら、彼女は昔を懐かしみます。
頭に乗っていたぼたもちがテーブルに降りて、写真を覗きこみます。
「ぴぴっ」
「ふふ、これは私なんですよ~」
「ぴぴっ?」
「わかりやすく言うと、巣立ち前の私です~。ヒトは、こうやって少しずつ大きくなるんですよ~」
ぼたもちに話しているうちに、バイトの森宮 檎郎が休憩室に入ってきました。かわいさなんて微塵もない彼を見て、風羽は言います。
「森宮さんにも、たぶんかわいい頃があったんですよ~」
「!?」というように、ぼたもちは檎郎を振り返りました。
こんにちは、沢樹一海です。
テーマはタイトルのまま、子供の頃のお話です。
PCが小さかった頃の一風景を描写します。
子供時代のアクションだけを書いてもいいですし、
ガイドのように誰かに語り聞かせる形でアクションを書いてもいいです。
PC以外に誰かを登場させたい場合、その「誰か」は全てNPC扱いになります。
アクション通りに動かない場合もありますし、描写が抑えられる可能性もあります。
PCがまだ子供だよ! という場合もあるかもしれませんが、
そういう場合は過去の話であれば(赤ちゃんの頃とか)、構いません。
ほのぼの系からシリアス系までOKです。
現在のPCと口調や一人称、二人称が違う場合は一言書いていただけるとありがたいです。
以上です。よろしくお願いいたします。