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【お三夜】挑め! 金色の大鯰魔王へ!!
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承:これは、間違いなく苦戦(主にぬめぬめの所為で)
「ほぅ……。あくまで楯突くつもりだな?」
魔王と名乗る大鯰、クヤヤマーンは上から目線でそういうと、僅かに身を震わせる。そして物凄く早い速度で地面へと落下した! 狙いは……ピンキーモエこと萌とその周りに居た面々である。
「わあああっ!」
萌が慌てて逃げようとするが、それよりも早く斗南が彼女を抱えて避ける。
「あぶねぇなぁ……ったく」
悪態をつきつつも己のろっこんを発動させ、掌に炎を呼び出す。その紅の揺らめきがクヤヤマーンを僅かに焦がした。少し掠めただけではダメージにならなかったようでクヤヤマーンはすかさず鰭を伸ばして払おうとする。
それをも避け、攻撃の範囲外まで下がった斗南の肩を萌が叩く。
「助けてくれて、ありがとう。ついでになんだけど……手伝ってくれる?」
「ん?」
萌はそういって斗南に一袋の塩を手渡した。
「なんだ、これ? ……塩?」
斗南が不思議そうに首を傾げると、萌は大鯰を見ながらくすっ、と笑って斗南に耳打ちする。と、彼は納得したように頷いた。
斗南と入れ違いに現れた真央が、軽い音を立てて着地する。
「クヤヤマーン…九夜山の主を名乗ろうというその意気や良しっ!」
何時に無く威風堂々とした様で鉈を手にし、渋い表情で「だが……」と付け加える。彼女は襲い掛かる髭を諸共せず接敵し、思いっきりそれへと鉈を振りかぶる。
「喰うか喰われるか、自然の摂理なのだ。稀よ、我らが祭りの贄となれ、なのだぁあああ!」
「去れぇいっ!!」
音を立てて髭は振るわれ、鉈はからぶる。避けようとして下がるも間に合わず、真央は髭によって飛ばされた。
「受け止めるっ!」
轟、いや、ストレイトは踏ん張って真央を受け止め、援護とばかりにジュストがろっこん『エール・バール』を発動させてけん制する。指を向け、「BANG!」と叫べば圧縮された空気の玉が大鯰の体を振るわせる。急所だろう場所を探し、ジュストはあちこちへと指を向けた。体力消耗を考えつつもジュストが空気弾を打ち込めば、大鯰は余裕のありそうな声で「意外と痛いな」と声を上げる。
「まだまだ、こんなもんじゃねぇよ」
ジュストの言葉が嘘でない様子に、気合十分な様子の蛇那伊とアリサが攻撃を仕掛けた。戦いの全体を見ていた蛇那伊は気を巡らせつつチャンスをねらい、ふっ、と不敵な笑みを浮かべる。
「さぁ、アタシを楽しませて頂戴!」
同時に真央を襲った髭を軽く捌き、懐へ潜り込む。そして拳を叩きつけるもぬるぬるとした粘液によって衝撃が和らげられているようだった。
「皮もなかなか厚そうね。でも、まだまだよっ!」
気をめぐらせた体から放たれる掌底打ちが、大鯰の表面を波打たせる。
一方、アリサは跳ね回りながら爪でもう一本の髭を相手に立ち回っていた。猫の敏捷性を生かし、立体的な機動を見せる。
「なかなかしぶといわねっ!」
鋭く伸びた爪を振るうも、動きがすばやくてからぶってしまう。どうにかすっぱりと切りたいところだが……。
「確かに……あれが、邪魔デースね」
アリサが戦う姿を見、露草がため息混じりにそう言ったのは、髭と鰭の事である。鞭のように撓る髭の所為でうまく接近できずに居る。その上鰭もほどよく伸びるので侮れず、側面からの攻撃にも対応してくるのだ。
かと言って後ろから攻めるとなると、今度は尻尾が問題になってくる。最初にふっとばされた少女の二の舞を避けるとしたら尻尾を切るところからはじめるべきだろう。だが、この大鯰魔王、じつにおいしそうだな、と思えるような魅力にあふれていた。
「あれだけ大きければ、食べごたえも調理し甲斐もあるというもの……! 相手にとって不足なし、デース!」
露草が包丁を刀のようにもって前に出ると、攻め手を失ったほうの髭を相手につばぜり合いを繰り広げる。
その間にも真央はストレイトへ礼を述べ、再び突貫する。二の轍は踏まないとばかりに声をあげ、ろっこん『にゃにゃにゃがおー』で相棒たるふっくふくの三毛猫を呼び出す。
「がおー、左の髭を任すのだ! 露草ちゃんの援護をするのだ!」
『いきなりそれなのぉぉぉ?!』
そういってぺいっ、と投下される三毛猫・がおー。彼女は鉈を手に木へ駆け上ると大鯰の上へダイブし、鉈を刺して滑り止めにした。
(うへぇっ、想像以上にぬるぬるで動きづらいのだ……)
鉈だけでは滑り止めにならず、足の爪を伸ばして踏ん張る。真央は己の爪ともう一本の鉈を使い、どうにか傷をつけようと奮戦するも振動で滑り落ちてしまった。それでもめげずに再び木に登り、ダイブする真央なのであった。
「ほぉ、みんな凄いなぁ……」
「確かになぁ」
ぽつり、と感想を漏らす智蔵と勘三郎だったが、こうしてもいられない、とばかりに智蔵は腰の道具入れからトンカチを取り出す。これで攻撃してみようと思いっきり投げてみたのだが……そのボディに弾かれてしまった!
「おい、ハンマーを弾きやがっ、っ痛ぅぅ~~!?」
その上投げたトンカチが彼自身へと弾き返されてたんこぶができる。落ちた眼鏡を探しながら、この程度で済んでいるのは変化しているからだろうか、とも考えてしまう。その痛みに耐えながらももう一度投げる。だが今度は別の方向へ!!
「おまけに戻ってくるとか機能はないのか!?」
と思わずショックを受けた。
その様子を見ていた勘三郎は木刀を手に、思いっきりジャンプ! 猫の跳躍力を生かして髭の根元や目を狙って木刀を叩きつけようとする!!
「これでもくらえええっ!!」
だが、髭に阻まれて弾かれたり、ぬるぬるの所為で狙いがずれたりしてしまう。だが、目に当たれば悲鳴を上げる!
「よっし!」
上手く着地するも、大鯰が迫ってきている!!
「まずいっ!」
ここは逃げの一手だ、とばかりに探し出した眼鏡を装着し、距離をとる智蔵。勘三郎も肯いて共に逃げるのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月18日
参加申し込みの期限
2015年10月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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