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【お三夜】ワッショイ! 寝子島お三夜まつり!
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高級クルーズ船へと向かう
真境名 アリサ
を、ひとりの青年が見つめている。
(あずさちゃんとのクルージングにも心惹かれるけど……)
と、件の船の持ち主である
桜栄 あずさ
の顔を思い浮かべるのは
八十八旗 信彦
だ。
けれど彼は、少々名残惜しそうにはしながらも視線をまた別の船へと移す。
……いや、正確にはそれは船というか、やたらにゴージャスなイカダなのだけれど。
ともかくそのイカダの主は、寝子高のアイドルを自称する
剣崎 エレナ
なのであった。
(よし、やっぱり今回はエレナちゃんを手伝おうじゃないか!)
エレナが目立とうとしているとなると、彼女と張り合っている『あの先輩』が黙っていないだろうというのが信彦の読みだ。と、なると。
(うん、こちらの方が断然面白そ……もとい、一人の紳士としてレディ達がアツくなり過ぎないように心掛けないとね!)
堪え切れず口元に浮かぶ笑みに若干本音が透けて見えている気もするが、レディには常に紳士的に接するというのが信彦の信条の一つなのである。
だから、面白がっているとか決してそんなんじゃないのだ、うん。
と、そんなことを自分に言い聞かせながらエレナのイカダへと歩み寄ろうとする信彦の耳に、
「肉球頭を叩いてみれば、美味しいかまぼこ音がする♪」
なんて、奇妙な口上がとび込んできた。
声の方へと視線を遣れば、そこには特撮ヒロインのような格好をした謎の女性が!
「かまぼこに愛、うるとらにゃんこよ。いい波まってるわ♪」
きゃぴーん! とウインクを決めるのは、超娘子(と書いてうらとらにゃんこと読む)こと
入江 みつび
だ。
ちなみに、衣装はサーフィン用ウェットスーツをベースにしてお三夜まつりのためにと用意した物である。
何だかとんでもなくキャラの濃いレディと遭遇してしまい、一瞬ぽかんとする信彦。
そんな信彦へと、みつびは構わず快活に声をかける。
「君も湖の向こう側を目指す人かな? お互い頑張りましょ」
「ハッ! ありがとう、レディ。俺も健闘を祈ってるよ」
「ふふ、ありがと。
魚屋『魚新』
のますますの繁盛と寝子島にかまぼこブーム(?)の到来を祈ってかまぼこ板で出陣よ♪」
「……かまぼこ?」
「そう、かまぼこ。奉納するのも自慢の手作りかまぼこなんだから!」
こくり、当然だと言わんばかりに頷いて、かまぼこを取り出すみつび。
お一ついかが? と差し出されたかまぼこを「レディからの贈り物だなんて嬉しいよ」と受け取って、
(何というか、非常に愉快な神事になりそうな予感がするよ)
などと思いながら、信彦はもぐもぐとかまぼこを咀嚼するのだった。かまぼこ美味しい。
「へっくし!」
三夜湖のほとりに、くしゃみが一つ響く。
くしゃみの主は、手作りのイカダを万全の状態に調整している
財前 華蓮
である。
同じくイカダの点検をしていた
畑中 華菜子
が、カチューシャのふさふさねこ耳をぴくりとさせた。
「あれ、財前先輩、大丈夫ですアルか?」
「うー……平気ですわよ畑中さん。これはきっと、誰かが私の噂をしてますわね」
華蓮、華菜子と同じタイプのねこ耳をぴこぴこさせながら、オーッホッホッホ! と高笑い。
通常運転な華蓮の姿に、華菜子はふにゃりと笑み崩れた。
「ふふー、尊敬する先輩と一緒に遊べて楽しいですアル!」
「畑中さんとこういうイベントに参加するのは久々だから、私も楽しみですわ!」
でも、と華蓮は眼差しをきらりと光らせる。
「これはただの楽しいイベントではありませんわ! まーた調子に乗って目立とうとしている剣崎さんに! 目に物を! 見せてやらなくては!」
打倒
剣崎 エレナ
、と瞳に炎を燃やす華蓮。
そんな華蓮へと、華菜子はにっこりと笑いかける。
「大丈夫ですアルヨ! このイカダは剣崎先輩のイカダにも負けてないはずですアル!」
ぐっと拳を握って、華菜子はその瞳をきらきらと煌めかせた。
「剣崎先輩は寝子高のアイドルだそうですが、財前先輩もアイドルだと思うんですアル」
「そう、私は寝子高……いえ、寝子島のアイドル! 目立つべきは私一人でいいのですわ!」
「寝子島のアイドル美しい財前先輩みたいな可愛いイカダにデコレーションしましたから、剣崎先輩にも負けないですアルヨ!」
「ええ、私と畑中さんで作ったこのゴージャスなイカダ、あの女より目立つこと間違いなしですわよね!」
「はいですアル!」
自信満々な2人のイカダは、華蓮の意向でコッテコテの金色に塗られている。
幾本も突き立てられた旗には、『天下統一』『財前最強』『完璧超人』などなど謎の四字熟語が踊っており、一番大きな旗には極めつけといった感じで華菜子作の華蓮の似顔絵が描かれていた。
他にも、たくさんの花が飾られていたり、華菜子が金以外の綺麗な色をぺたぺたしていたり、それから、
「……ところで畑中さん。この模様は一体……」
「ラーメンですアル!」
という具合にラーメン模様が描かれていたりするのであった。
「そう、ラーメンですのね……って、何故ゴージャスイカダにラーメン!?」
「ラーメンで解決できないことはない……つまり、ラーメンがこのイカダにふさわしい、最強の逸品だからですアルヨ財前先輩!」
ラーメンを語る華菜子の眼差しはどこまでも真っ直ぐである。
可愛い後輩の純粋な好意と最強という言葉の心地良い響き。
それは華蓮を丸め込む……じゃなくて納得させるのに十分なもので。
「そう、私こそが最強! さあ、畑中さん! あのチョココロネをぶっ潰しますわよ!」
「はいアル! L・O・V・E、ラブリー・カレン!」
ちなみに、チョココロネとはエレナの縦ロールのことだ!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月24日
参加申し込みの期限
2015年10月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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