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【お三夜】ワッショイ! 寝子島お三夜まつり!
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気がつくと、
羽生 碧南
はお三夜さまのお社がある側の湖畔に辿り着いていた。
陸へと上がると共に、妄想トリップの世界からも帰還し現実世界の地に足をつける。
ふと後方を見遣る碧南。
他にも人を連れているからだろう、
浅井 幸太
先生の姿はまだ見えない。
「……ちょっととばしすぎたかな? 何だか名残惜しいな……」
もう少し愛しの乙女ゲームキャラとの時間(in妄想ワールド)を満喫したかった、なんて。
そんなことを思いながら、碧南はお社に持参した魚を奉納する。
「到着なのだ! 此方、しゃおりーたちはやったのだ!」
何とかスワンボート転覆の危機を免れた
李 小麗
と
十朱 此方
も無事上陸。
明るく手を掲げた小麗に視線で促されて、此方は一つ頷くと小麗の手のひらをぱしんっと叩いた。
小気味よい音が辺りに響き、仲良くハイタッチを交わした2人はどちらからともなく笑み零す。
その後で、先に到着した碧南のお参り姿に気づいた小麗がくるりと目を丸くした。
「おぉ、そういえば魚をお供えしないとだったか」
「大丈夫。ほら、魚のぬいぐるみ、ちゃんと守ったから」
此方がナマズとの戦いで少しだけ濡れてしまったぬいぐるみを小麗へと手渡す。
「此方、持って来てくれてありがとうなのだ♪」
小麗が、太陽のようなぴかぴかの笑顔を此方へと向けた。
「ここがお三夜さまのお社かー、はじめて来た」
次いでお社へとやってきたのは
入江 みつび
だ。
サーフィンボードを脇に抱えて、水の滴る髪を後ろに撫ぜる。
ナマズの作った波が落ち着いてしまってからは、パドリングで岸までやってきたみつびである。
「へえ、みんないろいろ奉納してるのね。じゃ、私も自慢のかまぼこをおさめさせてもらおっと」
当然のように板の上に燦然と輝くかまぼこを取り出して、お社へと納める。
かまぼこ? とそれを目撃した全員が思ったとか思わなかったとか。
周りの視線には気づかずに、みつびはぱんぱんと柏手を打つ。
「えっと……商売繁盛と、今年も、いい波にたくさん出会えますように」
「……波?」
小首を傾げる此方の方を振り返って、みつびはにっと笑った。
「そうそう、波さえくればあとは自分の力でとらえるだけよ、なんでもね」
「おおおっ、何だかカッコいいのだ!」
「テールをおもいっきり自分で蹴って派手なスプレーあげて生きていきたいかな、私は」
瞳をきらきらと輝かせる小麗へと、みつびはウインクを一つ。
追って上陸したばかりの
龍目 豪
が、「いいこと言うじゃん」と笑った。
魚屋で購入した魚を早速奉納し探検の無事を祈る豪の後ろで、彼と共にナマズを撃退した
志波 武道
と
曖浜 鴻
も久しぶりに陸へと上がる。
「ええっと、二拝二拍手一拝でいいんだっけ?」
「ああ、そのはずだ」
背中に紐でくくりつけていたサンマさんフィギュアをいそいそと手に取る武道の問いに、ぴちぴちと元気よく跳ねている魚をお社に供えながら鴻が応じた。
「す、すごく活きがいい……!」
碧南の呟きに、「途中で捕ってきたんだぜ、あれ」と参拝を終えた豪が耳打ち。
(寝子島を、島の皆を。少しでもいい……守ってくれよ、お三夜さま)
何かあったら俺も戦うからよ、と真摯に願う鴻の隣で、
「それにしても、ブーメランパンツ一丁でお参りする機会ってのもなかなかないよね……!」
武道がぽそりと言って、何人かがうんうんと同意の頷きを返した。
そこに、冬の気配を感じさせる冷たい風がぴゅうと吹く。
「ヒッ! き、気が緩むと一気に寒く……って、鴻さんナニシテルノ!?」
寒さに震えながら、いつの間にか隣から消えていた鴻の姿を探して武道が驚きの声を上げた。
滞りなく奉納を終えた鴻が、再び湖に足を浸していたからだ。
「何って……俺は泳いで帰るぜ?」
「ええええええ」
「タオルも着替えも、元の岸に預けてるだろ」
寒いのは事実だが戻らなくては着替えられないという鴻の言葉に、武道は頭を抱えた。
「ヤダ、俺の着替えもそういえば向こう岸に……!」
「……俺も、置いてきたイカダ回収しないと……」
「かまぼこ船の残骸も拾い集めなくっちゃだわー」
豪が遠い目をして呟き、みつびも苦く笑う。
そんな面々を余所に平気な顔をしていた鴻が、
「……ぇっくし!」
と、お社や他の人たちからは顔を逸らしてくしゃみを零した。
「って、鴻さんも結構無理してるんじゃ? ダダダ誰かバスタオルをー着替えをー!」
武道がヘルプを求めれば、そこに、救いの女神が現れる。
奉納用に近所の魚屋で買ったサンマの干物と共に、ふっかふかのいかにも上等そうなタオルを腕に抱いてやってきた
真境名 アリサ
である。
「皆お疲れさま。これ、桜栄号からの差し入れよ。着替えなんかもクルーズ船に積んであるって。勿論、泳いで帰りたいって人がいればそれも問題ないらしいけど」
言って、アリサは
桜栄 あずさ
から皆に渡すよう預かったというタオルを、ずぶ濡れになってしまった面々に手際よく配っていく。
極上の笑顔と共に差し出されたふわふわタオルが、皆の心を癒したのは言うまでもない。
「こ、こっちにもお願いしますアルヨー」
震える声でタオルを求めるのは
畑中 華菜子
。
その後ろでは、
財前 華蓮
と
剣崎 エレナ
がバチバチと火花をとばしていた。
「大きさはともかく、私のイカダの方がゴージャスですごかったですわよ!」
「ええ、ゴージャスかどうかは脇に置いておくけれどあなたのイカダはすごかったわ……悪趣味すぎて」
「なっ、何ですって~!?」
びしょびしょに濡れているにもかかわらずホットな戦いを繰り広げる2人の姿に、
八十八旗 信彦
はやれやれと苦い微笑を漏らす。
「レディたち、盛り上がっているところ悪いけど、そのままじゃ風邪をひいてしまうよ?」
賑やかなその様子に一つ笑んだ後で、「そうだ」と思い出したようにアリサへと声をかける豪。
「桜栄号にカメラって置いてなかったか?」
「さあ……でも、あの船なら大抵の物はあると思うわ」
だけどどうして? と首を傾げられて、豪は悪戯っぽく目を細めた。
「写真撮影! せっかくだから、撮らないと勿体ないよなって思ってな」
やっぱ祭りは楽しまなくちゃな! という豪の言葉に、成る程、とばかりにアリサも笑みを返す。
「確かにそうね。きっと、素敵な写真が残せると思うわ」
そうと決まればと、豪が急ぎ皆に声をかけ始める。
にゃあ、と、どこからかひどく機嫌のいい猫の鳴き声が聞こえたような気がした。
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あとがき
担当マスター:
巴めろ
ファンレターはマスターページから!
お世話になっております、ゲームマスターの巴めろです。
まずは、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!
素敵なアクションを沢山いただきまして、
私もワッショイワッショイと楽しく執筆に当たらせていただきました!
お神輿を担いだり、お社目指して湖を渡ったり。
寝子島流の賑やかな神事、楽しんでいただけましたら幸せです!
重ねてになりますが、ご参加くださった皆様に心からの感謝を!
PC様方にとっても皆様にとっても、心に残る祭りのひと時となりますようにと願って。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月24日
参加申し込みの期限
2015年10月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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