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紫陽花屋敷の噂
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*かえるぴょこぴょこ
鰐淵 碧緒
は屋敷内1階を探索していた。
探索中に見つけた使い古された刈り込み鋏を武器代わりに携帯しつつ、生活スペースを重点的に回っていた。
「母子がいた形跡はあまり見られないな……むしろ、そうだな。男性の1人暮らしのような。
必要最小限の生活空間はまだそこまで埃が積もっていない。が、普段出入りしない場所は生活空間よりも埃が積もっていた。
最も、すでに屋敷内に入ったであろう何者かの足跡のせいで、正確には判断ができないか……」
難しそうなことを呟きながら歩き回っているが、碧緒の見た目はホラーチックな屋敷には似つかわしくない、可愛らしいカエルのレインコート姿だった。
屋内なのでフードを脱ぎ、ツインテールに結った髪がひょこひょこと揺れていた。
「そろそろなにか面白いものに出くわしてもいいと思うのだけど」
そう言いながら扉を開いてフラッシュライトで天上を照らす。
「ぎゃっ」
小さな悲鳴が聞こえた気がして、一度フラッシュライトの灯りを消す。
碧緒の持つフラッシュライトには大きく「直接見ないこと」という注意書きが書かれていた。
悲鳴の主が人だと失明の可能性がある、という判断であった。
「そこにいるのは人間か? それともこの屋敷に住まう人ならざるものか?」
「そ、そういうお前は人間なのかよ!」
「人間だが」
碧緒の返答から間を持たせず、室内にいた人物が勢いよく碧緒に飛びかかってきた。
倒れそうになりつつ上体を起こす碧緒。
よくよく見るとそれは数珠とお札を大量に握りしめた
吉祥寺 黒子
だった。
「うぁあああんっ! やっと人に会えた! ううっ、怖かったよお……うぁああああんっ」
自分よりも小柄な女の子にすがりついて大泣きする黒子。
碧緒は対処に困ったようにわたわたと黒子の頭を撫でてやった。
黒子の泣き声を聞きつけたのか、屋敷内に集まっていた者たちが碧緒たちのいる部屋に集まってくる。
最初は玄関口にいた斗南と八兵衛、蛇那伊とアリーセ、小麗が。
大泣きする黒子を蛇那伊が優しくあやし、アリーセと小麗が両側から頭を撫でてやる。
エレノアの部屋に集まっていた面々も階段から何事かと顔をのぞかせる。
米太郎とルシフェル様もそれとなく輪に入っていた。
龍八と下心も人だかりの方へと集まってくる。
やがて落ち着いたのか、黒子は嗚咽を残すのみとなった。
「べ、別に泣いてねぇし! 今のは演技だからな! ヒック、ゆ、幽霊なんているわけねぇじゃん……」
語尾に行くにつれだんだんと声が小さくなる黒子。
見知った顔を見て、少しは安心したようだ。
「カエルちゃーんっ!!」
「うわぁああっ!?」
黒子が離れてほっと一息つく碧緒に不意打ちのように飛びつく人物がいた。
無類のカエル好き、いいなである。
可愛らしいカエルフードをツインテールにかぶせて頬ずりを開始する。
「すこしひんやりとしておるのがまたいいものじゃのう……」
「大田原さん、困ってますよ」
言葉で静止しながらもにやにやと楽しそうに眺める礼二。
碧緒は振りほどくことを諦めた。
「実は少し、ここに来る前に調べものをしてきたんだが」
ちょうどいい機会とばかりに
神木 煉
が人だかりの中心に踊り出る。
「噂にあった彼我花紫とその弟、彼我花陽。それにその2人の母親は本土の住所で失踪者リストに登録されていた。
俺はさっき屋敷についたばかりだし、屋敷内で得た情報があれば共有してもらえないか」
「そういうことならー、面白い話があるよー」
葵が階段からひらひらと手を振る。
「外で動いてもらってた子によるとー、元々は寝子島の学校に通ってたんだって。でもね、名前が違うのー。彼我花じゃなくて、日向の姓だったらしいよー」
「なるほどのう。道理で寝子島と彼我花の関連情報が得られんわけじゃ……」
いいなが碧緒を抱きしめたまま相槌をうつ。
「その裏付けはここにある」
龍八がアルバムから抜き取った調停呼出状を床に投げた。
「離婚調停の呼出状だ。おそらく母親から父親に宛てられたものだろう。苗字が日向になっている」
「日付は今から6年前、か」
「ああ。子供部屋は綺麗に整頓されていたが、下着などの不可欠なものが不足していた。父親が、別れた妻と子供がいつ戻ってきてもいいように構えていたんじゃないか?」
龍八の言葉に煉は頷く。
「俺は、死体が庭先に埋まっていると思っている。誰か掘り起こしたやつはいるか?」
「掘り起こそうとしたところで邪魔が入ったわ」
煉の問いかけに千歳が応える。
「えっと、桃川さんのことじゃないわよ。人影、っていうのかしら。剪定はさみをもった黒い影が襲いかかってきて、ほとんど手つかずね」
千歳の言葉に圭花は肩をすくめてみせただけだった。
「他にどなたか、人影に襲われた方は?」
礼二の質問に手をあげる人物がちらほら。
「私たちは2階の、陽くんの部屋で襲われたの。気づいたら部屋の中にいて、少し驚いたわ」
と答えるのはエヴァ。
「俺たちは裏庭で。橘と一緒にだな。赤い紫陽花の下を掘ろうとしていたところだった」
刀が木刀を握りしめながら悔しそうに唇を噛んだ。
「我らは玄関側から曲がったところで出くわしたな。いやな音がした覚えがあるぞ」
ルシフェル様も尊大に腕組みをしながら答える。
「僕たちはさっきだ。ついさっき、裏庭で。紫陽花を燃やしたことへの怒りがひどかったように思う」
もちろん狙ってじゃないぞ、と斗南が付け加えた。
「必ずしも死体が、という事はないと思いますわ」
今までどこかに潜んでいたのか、
丁香花 リラ
と
時輪 未来廻
がいいなたちの後ろに立っていた。
未来廻の手には薄いタオルが包帯のように巻かれていた。
「彼我花、紫陽花、日向……なんとなくわかったような気がするのでございます。時輪さん」
「うん?」
リラに名前を呼ばれて首をかしげる未来廻。
「あなたがけがをした時のことをお話してくださるかしら?」
「あ、えっとね……」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
時織椎
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
ホラー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月05日
参加申し込みの期限
2013年04月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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