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紫陽花屋敷の噂
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*
がおーと一緒に穴掘りを続けていた真央は、屋敷内からぞろぞろと出てきた団体に目を向けた。
「あれー、拓郎ちゃんが部活さぼるのは珍しいのだ…今日は雰囲気違うのだ」
先頭を行く武道の姿を弟の拓郎と見間違えて、真央はてこてこと近づいていく。
「拓郎ちゃん、奇遇なのだ。こんなところで何してるのだ?」
「ん、ああ、たー坊のお友達? 俺はあいつの兄の武道だよ」
話しかけられた武道は危ないからこっちへおいで、と真央を列に加えさせた。
「武道ちゃんセンパイなのか。拓郎ちゃんにはお世話になってるのだ、よろしくなのだ」
「うん、こちらこそ。弟と仲良くしてもらってありがとうね」
「それで、この行列はなんなのだ?」
「んーと、今からこの紫陽花屋敷を助けにいくんだよ」
「助けにいくのだ!? 真央ちゃんも一緒に行くのだ!」
真央は目を輝かせ、携帯のカメラモードを起動させた状態で武道の後ろにちょこんとついていくことにした。
赤い紫陽花の前に、黒い人影が立っていた。
まるでここに来ることが分かったうえで待ち構えているかのように。
赤い紫陽花に背を向けて、剪定はさみを構えていた。
「一筋縄にはいきそうにないねぇ」
八兵衛が「リキッドバルーン」で作り出した球体を周囲に浮かばせる。
もれいびでないルシフェル様と下心、碧緒は、この光景を異常な環境が作り出した幻覚だろうと自己完結していた。
「多勢に無勢で申し訳ないが、受け止めてもらおう」
煉の言葉を合図に、戦闘が開始されようとしたその時。
「ぬーん! 待ってお願い! お願いだからちょっと待って!」
人影と煉たちの間に飛び込んできた闖入者がいた。
真辺 伸幸
だ。
煉たちはもちろんのこと、人影もいきなり現れた伸幸に驚いたのか、構えていた剪定はさみをおろしてしまった。
*記憶を護る人たち
それは屋敷内でリラや煉が推測をまとめている頃。
伸幸と天野は紫陽花屋敷への道を上っていた。
「僕はあのお屋敷自体、ろっこんが作り出したものだと思うんだ」
「ぬ、それなら噂にも説明がつくねぇ」
「ああ。十中八九、弟である彼我花陽の仕業だと思う。……護りたかったんじゃないかな。花がみせる、幸せな幻を」
しんみりとした空気が2人の間に流れる。
もしもこの屋敷を生み出したのが弟のろっこんなら。
放っておくことができなかった。
2人が紫陽花屋敷についたころ、すでに大移動が始まった後であった。
「まずいな、隠れて様子を伺うか」
伸幸と天野は他の人たちにばれないように腰を低く落として、紫陽花の影から様子を覗いていた。
「このまま戦闘に入られたらまずい」
「ぬん、俺が時間を稼ぐから、あまくんはそのあいだに陽くんを探して!」
戦闘が始まりそうな空気を察し、伸幸は裏庭に駆け出して行った。
*
「の、伸幸殿はいったい何をしておるのじゃ?」
「さぁ?」
昨夜情報交換をしあった仲であるいいなと礼二は、伸幸の行動が理解できないという顔をしていた。
「……えーと」
ラッセルが頭を掻く。
「お前は何がしたいんだ……?」
「ぬ、あまくんが弟を見つけるまで時間稼ぎ?」
弟、という言葉に一同がざわめく。
「なんで弟なんだよ」
「このお屋敷自体が、弟のろっこんが作り出したものだと思う。だから」
「……落神が落ちたのは今年の4月のはずだけど、ここの噂はそれより前からあったよな……?」
「あ」
ラッセルの言葉に「忘れてた」と言わんばかりの表情を見せる伸幸。
影に隠れていた天野もそのことを忘れていたのか、見る間に顔を真っ赤にさせていく。
「伸幸殿、そこは危ないから儂の方へ来るのじゃ。天野殿も」
いいなに手招きされすごすごと隊列に加わる伸幸と天野。
かっこよく登場したことも相まって、言葉も発せない程度に恥ずかしさに悶えていた。
「君、女の子だろ。儂はさすがにやめといたほうがいいんじゃないか……? いや、今さら一人称を変えるのもめんどうか……」
いいなの男の子のような外見を前に「女の子」と称する斗南。
近場にいた人たちは斗南の観察眼に驚いたような表情を見せていた。
そんな様子に、斗南は少し戸惑いをおぼえた。
「え……な、なに?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
時織椎
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
ホラー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月05日
参加申し込みの期限
2013年04月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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