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<月華>闘華降煌 ~求めよ、さらば与えられん~
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「位置について、よーい……」
号令をかけるのは、『雲の国』の王弟、青。彼は手に持った小さな銅鑼を思いっきり叩く! バーン、と鳴らされた銅鑼の音に押されるように、参加者達は一斉に走り始めた。……が、ここで事件は起こった。
(丁度いいわね)
と蛇那伊は近くにいた若者2人ほどを体当たりで昏倒させると右手に1人、左手に1人掴んだ。そして思いっきり振り回す!
必殺! オ・カ・マ・タイフーン!!!!
物凄く鈍い音と共にあがる悲鳴。全身を円盤のように回転させながら前へ進む蛇那伊。巻き込まれてはかなわない、と慌てふためく群集。陽太はそんな中を結界で身を庇いながら走っていく。
(あ、これ便利かも)
と思ったのはここだけの話である。
「っ!?……ごめんっ」
夏夜はその余波で倒れこんだ人にぶつかってしまう。相手は頭に血が上っているらしく、蹴りを放ってきた。これはかなわない、と夏夜は咄嗟に回避する。
一方、この混乱に乗じて転がり落ちた煙幕玉が、武道の懐へと転がり込んできた。
「いきなりラッキーなのかな? 煙幕玉かぁ、切り札としてとっとこう」
武道はそれをしまうと先頭集団に喰らいつく勢いで走り出す。
そして、危険行為が多い人物にはなるべく近寄らないようにしていた亮は比較的混乱に巻き込まれない位置におり、そこから徐々に速度を上げていく。
「ちょっと邪魔よっ!」
混乱を比較的避けていた絵梨菜はどさくさにまぎれて妨害してきた相手を早速ろっこん『超音速美脚乱舞』で蹴倒し、猛ダッシュしていた。流石に蛇那伊のタイフーンには面食らったものの、まだまだ追い抜けない位置ではない。
混乱する中、飛びぬけたのは、亨と純夏のコンビ。なんと、亨の超低空飛行で翼から下へ流れた空気を地表面に当て跳ね返らせる事で揚力を増し、スピードを上げたようだ。表面効果の応用である。
「ただ、弱点がある。出足のフルパワーが必要なのと、大きく傾けて曲がれねえんだわ」
「要は水流で推力を確保しつつ、余計な方向に水が流れないようにとか、カーブを曲がれるよう結界を調整して地面代わりにしたりとかすりゃ良いんだろ?」
精々上手いことやってみせる、と純夏は神経を集中させ、先頭を突き進むのであった。
その次に続くのは、ねむるとタルトのコンビ。
「あぁ、眠い……っ、て、先手必勝だよ!」
あくびするような雰囲気で油断を誘ったねむるは、大きく朱雀族の翼を広げ、火の粉を散らしてダッシュしていたのだ。
「いやぁ、思いのほか速く飛べるもんだねぇ。こりゃ案外楽勝かも……ってあら~?」
しかし、先頭を行く亨と純夏の所為かは不明だが、向かい風が吹いてきて進路を妨げる。それでもねむるは慌てない。
「どうするの?」
「前には進みにくいけどさ、これを利用しない手はないよ」
タルトの問いかけにねむるはウインク1つ。更に翼を大きく羽ばたかせて火の粉を撒き散らす。これで妨害をしよう、と言うのだ。
その間にもタルトが2人を追い抜こうとした他の参加者にぶつかろうとするも、青龍族の重力操作能力を使ってうまく避ける。
「この調子でいこう!」「うんっ! ガンガン進もう!」
ねむるとタルトは手を繋いで共に走るのだった。
それに続けと走る人たちの中に、サキリの姿があった。サキリは白虎族の変身能力で、白い虎へと変化していた。ナイフを咥えた白虎は、石畳の町を快走する。
(うん、悪くないね)
後にはオカマタイフーンが迫っているが、お構いなし。サキリは虎となって楽しげに走っていく。だが、目の前には油が……! それでもサキリは慌てず騒がずろっこん発動。
刃物を咥えたまま空間を切り裂くイメージをすれば『斬空赤刃』が発動。その体は油を越えた場所へと移動する。
(
足を地面に付けていれば、
一応は徒競走の筈)
蛇那伊は路上に油もお構いなしにくるくる回っていく。そして、他の参加者が跳ね飛ばされていく。ある意味カオスである。サキリは巻き込まれてたまるか、とさらにスピードを上げた。体中に気をめぐらせていた彼は、五感をフルに生かし、この戦場を把握していた。故にこんな無茶をしていても不意打ちなど喰らわなかったのかもしれない。
(このレース、実質戦闘みたいだし、勝ち負け以上に楽しませて貰えればそれで良いわ)
不敵に笑う蛇那伊の目が、キラーンッ、と光った気がした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年02月22日
参加申し込みの期限
2017年03月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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