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<月華>闘華降煌 ~求めよ、さらば与えられん~
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華夜は用意された神輿に乗り、若衆が持ち上げる。真央は紫と絵梨菜の手をとって巫覡達の列に並ぶ。その後に武道が続き、清一郎は神官たちの列に並んだ。
(新米っぽい巫女さんたちの初々しい姿も、お姉さま方の艶やかな姿も眼福や! 姫さんも美しゅうてええ眺めやわぁ! 神官の中にも女の子おるみたいやし、楽しめそうやな)
清一郎が僅かに顔をほころばせていると、傍らにいた年配の神官が咳払い。それに背筋を正す清一郎なのであった。
祭りのクライマックス、『贄姫行列』が始まる。その時刻になり、多くの人々がそれを見ようと空翔船に乗り込んだり、街道沿いに集まったりしている。
出発前に、天狼族の王、ライメイが華夜へ、そして、月華世界と寝子島の人々へ声をかけた。
「今、各国の王の許可を得て、この場で改めて宣言させていただく。我々天狼族は、呪皇軍から逃れるべく、皆々様方によって守られ、どうにかここまで残る事ができた。その事は感謝してもしきれない。だが、これ以上手を煩わせたくないのも事実だ」
そこまでいい、ライメイは寝子島の住人達を見、笑顔になる。
「寝子島の人々の姿を見、私達は戦う勇気を得た。今、ここに我ら天狼族はこの世界に復帰し、月華の住人として呪皇軍と戦う事を誓う」
ライメイの言葉に、会場の人々から暖かい拍手が溢れる。勿論、寝子島の人々
青宮前で各国の王から神々や先祖への祈りと願いを託した書簡を預かった華夜は、捧げ物と共に冥晶宮を目指す。
神官たちの演奏にあわせ、巫覡が舞う。その中で、真央も皆に合わせて真剣な顔で舞に参加していた。絵梨菜は体の柔らかさを十分に発揮し、滑らかな動きを見せる。紫もまた朱雀族として炎を散らした舞を披露していた。
零が、虚空をける。風に乗って優雅に舞えば観客が歓声を上げる。花びらを風に乗せて流し、その道中を彩ると、合わせてダイヤモンドダストが煌いた。
その正体は武道。彼は白虎の尻尾をぴんっ、とたて、手にした扇子を開く。それを手に皆に合わせて舞い、吹雪を虚空に流したのだ。
花びらとダイヤモンドダストが、音楽と共に盛り上げる。清一郎は行列の中でそれを見、僅かに口元を綻ばせる。
(綺麗やなぁ。……せやけど、一番綺麗なのは……)
ちらり、と神輿を見れば、笑顔で沿道の人々に手を振る華夜の姿が。彼女は人々の為に、そして嘗て捧げられた『贄姫』達を慰める為に冥晶宮へ祈りに行くのだ。
紫と真央は舞いながらも、不審者がいないか念のために気を張っていた。だが、何事もなく行列は進んでいく。それでも2人は顔を見合わせ、一応警戒しておくのだった。
* * * *
行列は無事冥晶宮に到着した。その後、行列に参加した者たちを待っていたのは、天狼族の王、ライメイであった。彼の前には、既に行列を見送っていた寝子島の住人達が集まっている。
ライメイは、寝子島の住人が揃ったのを見て口を開いた。
「集まってくれてありがとう。今回は、君達を見込んで頼みたい事がある。それは……天狼族が納めていた国、『嵐の国』の封印を解く手伝いなんだ」
ライメイ曰く、天狼族を封じた際その国も水晶の結界によって封じ込めたのだと言う。だが、天狼族は復活し呪皇と戦う、と宣言した。故に『嵐の国』の封印を解き、そこを対呪皇の本拠地にしよう、と王族達の話し合いによって決まったとの事だった。
「現在は荒野となっているが、祠の水晶へ天狼族が触れて願えば封印が解ける仕組みになっている。おそらく呪皇軍も妨害に来るだろう。これはわがままだと十分承知しているが、私は王として民を危険にさらしたくはない」
ライメイは、そこまで言うと改めて寝子島の人々に真剣な眼差しでこう言った。
――頼む、私をそこまで連れて行ってくれないだろうか?
(終)
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あとがき
担当マスター:
菊華 伴
ファンレターはマスターページから!
菊華です。
お待たせしました。お祭シナリオはどうでしたでしょうか?
皆さんが楽しんでいただけたのならばうれしい事です。
このシナリオで本格的に天狼族が月華世界に復帰、改めて呪皇軍へ宣戦布告と相成りました。
華夜は1ヶ月間(らっかみタイムでいえば3月上旬から4月上旬まで)、『冥晶宮』で祈ります。
その間になにかあるかはさておき、ここからは呪皇軍との本格的な戦いと相成ります。
皆さん、縁がありましたらこちらもよろしくお願いしますね。
次回はリアクションの最後にライメイが頼んだ『嵐の国』の封印を解くお話です。
ですが、なんだか怪しい雲行き。呪皇軍が邪魔をするかもしれません!
ともかくガイド公開をお楽しみに。
それでは、縁がありましたらこれで。
またよろしくお願いします。 菊華でした。
※今回、称号などを送っている方がいますので個別コメントもご覧ください。
※今回はアンケートをとろうかと思っております。
シナリオのコメントページにお答えいただけると幸いです。
よろしくお願いします。
Q:PCさんへ
呪皇及び影の貴人たちを救えると思いますか? 倒すしかない、と思いますか?
可能ならば理由もお答えください。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年02月22日
参加申し込みの期限
2017年03月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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