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中学生の僕がハジメテのオツカイをするので手伝ってくれませんか
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「リーセがみかん宇宙人とか言うから!」
「でもレーナだって欲しかったでしょ」
「それは……まあ、欲しかったよ!」
「ならいいじゃん」
「良くねーよ、イーリャ見失っただろが」
言い合い——と言っても互いに本気で争う気が無さそうな——をするエリセイとレナートをどこからか見下ろして、真央は二人へ「大丈夫なのだおにぃズ」と胸を叩いた。
「真央ちゃんの三毛猫のがおーにお任せなのだ!」
「んー……でも塀の上は通りたくないよ?」
「パンツ見えるよ?」
三毛猫を一緒に塀の上に登った真央を見上げ、エリセイとレナートは足を止めている。
そんな光景を見つけ——そしてそれが友人だと分かると、
八神 修
は驚きの声をあげた。
「あれは真央?」
彼女にメールを送って事情の上っ面を知ると、修は彼らに密かに手を貸すことにしたのだった。
「ジュニパーベリー、どうしようかな……」
まだ返信のこない画面を見て眉を寄せたイリヤへ、時子は「別の買い物先にしながら考えましょうか」と背中を叩く。
「たまには買い食いとかどうかな?」
と、ロベルトも提案してくれた。
「だったらこのドーナツを先に買ったらどうかしら?」
「それが良さそうですね」
衿花とつくしが頷きあっていた時だった——。
彼女たちの足元に、どこからともなく白猫が降りてきて、鳴き声をあげたのだ。
「誰かの飼い猫かしら——」
良く手入れされた毛並みを見て衿花が呟くと、ロベルトとつくし、翠響も時子もじっと猫を見つめる。
この時、イリヤだけが——島に猫が大量にいる所為で——大して興味を持たなかったのだが、見られることが威嚇行動になる猫にとっては、それが良かったらしい。
自分から距離を詰めていった。
「ミルクは優しい人には甘えるんだ。ミルクホールのイリヤにミルク」
ふふっと笑って現れた修へ振り返り、イリヤは首を捻った。誰か知り合いですか? の意味を含んだ目配せに皆が反応しかねていると、修が先に答える。
「この間お店にお邪魔したんだよ」
「有難うございます」
「買い物かい?」
「ドーナツです」
「それなら星ヶ丘の『Departure』がお勧めだよ。価格も手頃だしとても美味しいんだ」
「星ヶ丘——……」
旧市街からは大分離れた店を勧められて、イリヤはまた皆を伺うようにした。買い物に付き合って貰っている手前、時間はあまり無駄に出来ないと思っているのだろう。
時子はいち早くそれを察し「私なら大丈夫ですよ」と先回りする。それでもイリヤの表情が晴れないのに、今度はつくしが聞いた。
「もしかして門限ですか——、さっき4時って言ってましたね」
「早いなぁ!」
ロベルトが驚くと、イリヤは曖昧に笑った。
「エリセイです、レナートは4時半、康子伯母様は夕ご飯までに帰ればいいと言ってくれました」
「うーん……僕的には康子さんの門限がいいかなーと思うけど……」
兄達は付いてきているのだから、なんだかんだ門限を破ったところで問題ないだろう。
「まあ、そこはイリヤくんの自由さ」
「行くかはイリヤに任せるけど行くなら案内するよ。車で送ろうか——」
口に仕掛けて、修は(おっと)と言い直した。
「やっぱり電車かな」
それでなければイリヤの兄達と真央が追いつけないだろうから。
「Departureでなければ近くの店か? どうする?」
改めて問われて、イリヤは近くの店を選んだ。
「値段が安くても電車で移動する必要があると、電車賃が掛かります。時間も掛かります。ドーナツってそこまで頑張る食べ物かなぁ——」
なんとも合理的で子供らしい容赦のない意見で決定し、ジュニパーベリーは保留にしたまま駅近くのドーナツチェーンを目指す事となった。
「俺は……ひとりっ子だからな。兄弟って良いな」
道中に修にそんな話しをされて、イリヤは少し誇らしげに微笑んで返したのだった。
そうして辿り着いた店で、修は自分の買い物を、イリヤは皆と康子の好みならあれだろうと推量して幾つか購入して別れた。
その後、修は真央へメールを送り、公園で彼女を待っていた。
ドーナツ屋へ行くとメールした時に『あとで真央ちゃんも食べたいのだ』とねだられていたからだ。
「お待たせなのだ!」
「お疲れ様」
購入したばかりのドーナツを差し出して、自分の分も一つ袋から出した。乾杯するように軽く先を触れさせて、修は真央とにっこり笑い合う。
「さ、食べようか」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
東安曇
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月14日
参加申し込みの期限
2015年09月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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