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INFINITE†NIGHTMARE
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「まあいいか」
「よくねーよ!」
勘三郎のケロリとした発言に即座に突っ込みが返ったところで、先送りにできない問題をエリセイが紅緒に質問する。
「紅緒ちゃん、第一部完ってなってたけど、さっきの話って収集をつけなくていいの?
ゾンビがどうとか……」
「そこは死んだ魔王が作り出していたと言う事で投げた設定にしても良いんですけれど、ただ問題は『次の魔王』と言うところですわ。
新たな敵は以前の敵よりパワーアップしているのがセオリー。
一人目の魔王に出来て、二人目の魔王に出来ないとなると、これもまた新しい設定をつけなくてはなりませんわね」
「……誰かに納得してもらう話しを作るって、色々難しいんですね」
とイリヤ。この夢に紅緒が意識する読者はいないが、少なくとも彼女が納得しなければ話は終わらない。
皆が考え込んでしまったところで、
御巫 時子
が手を挙げた。
「ねえ紅緒さん、何かの力でゾンビになった皆さんが元に戻るのはどうですか?」
「それは大いにアリですわ」
作者のお墨付きが出たところで、時子は「では」と少し気恥ずかしいのか、頰を紅潮させて提案する。
「私が、天より定めを受けし光の魔法使い……ライトウィザード? として、魔王のライバルになります。
光の力で対抗して、ゾンビの皆さんを助ける展開です」
「頂きですわ!」
紅緒がパチンと指をスナップさせると、輝きを纏った時子の服が、瞬時に変化した。
——闇夜を裂き荒野に降り注ぐ七色の光を球体に宿し迷い子たちを導きて、贄を救い出さん!
「光の加護を受けし甘露を……」
時子が輝く星のステッキを振ると、光の軌跡から七色の包み紙の飴玉が降り注いだ。頭の上にポコポコ打つかったゾンビ役は「いて」「いた」と地味な痛みを訴えたが、その瞬間ゾンビ的演出の為にボロになっていた制服が新品のように変わる。
「さあ、召し上がれ」
時子は案外ノリノリなのか、ウィンクしてみせた。
言われるままに飴を口に含むと、甘さが広がり疲れが一気に取れるようだ。
「紅緒さんの言葉遣いを真似てみましたが難しいですね。勉強不足です」
えへっと笑った時子に、紅緒は頰を染めて「上出来ですわ」と嬉しそうだ。
「けれども、第二部の展開を考えなくてはなりませんわね」
「それなんだけどさ紅緒」
義一が前へ出た。
「紅緒……いとぐち紅の普段の作風ってどんななんだ?
これ——」
と、義一は頭の上に今もカタカタと浮かんでくる文を指差す。
「これで、何となく中二テイストってのは分かったけど、中身はゴシックホラーなのかバトル物なのか昼ドラなのか」
「んん?」
問われている意図を見つけられず紅緒が思わず素に戻ってきょとんとすると、義一は陽毬の方を向いて、「今スランプなんだろ」と確認する。紅緒は一瞬迷いを見せて、それからこくりと頷いた。
「だったら普段書いてるもんとは、違う方向性を試してみたらいいんじゃねえの?」
「方向性……」
確かに義一の言うことは正しい。今までの自分は凝り固まっていたのでは? と思った紅緒は何度も頷いた。
「『魔法軍学校の落第王子』。それは牢獄に閉じ込められた若き魂が——」
「マホラクは学園バトル物だよね」
「主人公は王家の三兄弟の末弟。時期の王を決定する為、兄たちと軍学校へ身分を隠し入学させられる」
紅緒の口調が普通に戻っていたが、陽毬は警戒心が強い紅緒が珍しく人との話しを楽しんでいると気づいて、敢えて指摘しなかった。
そうして作者の手による解説を聞いた義一は、紅緒の作品が案外少年漫画的な、可愛いヒロインがいて、強いライバルがいて——といった王道の学園バトル物であると理解する。紅緒の外見や口調を聞いていると勘違いしそうになったが、あの特殊な文は章の頭などに読者の目を引く物として置かれているだけらしい。
作風を改めて確認したのは正解だった。
「——なるほどな。だったらさっきの学校から舞台を移して、別の世界観にした方がよさそうだ。
それに紅緒が今まで書いてなかったジャンルや設定を入れてみようぜ」
義一の提案を聞いて、皆が口々に新しい考えを出していく。新しい展開なら、最後まで行けそうな気がして皆の顔に笑顔が戻ってきた。
「今の作品をどうにかしなくてはって思っていたから、こんな風に考えもしなくて……。
有難う。なんとかなりそうな気がしてきたわ」
紅緒に見上げられた義一は、拳の親指をピッと立てた。
「最近はヒロインも腹筋割れてる時代だぜ」
「意外性を盛り込む——と言う訳ですわね?」
「どうだ? 纏められそうか?」
質問されて、紅緒はもじもじしながらも、親指を立てた。
「ええ、いとぐち紅にお任せですわ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
東安曇
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
冒険
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月17日
参加申し込みの期限
2015年10月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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