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◆待ちに待った大試食会1
待ちに待った放課後。もとい試食会の時間がやってきた。
ただし、
御鏡 聖
が試したところアンディは普通に食べることができないことがわかったため、
樋口 弥生
先生に憑依して試食を行うこととなる。
「……アンディ?」
御剣 刀
が恐る恐る尋ねると――
「ソーダヨ!」
と非常に元気の良い返事(しかも厳つい男の声)が弥生先生の口から飛び出した。
違和感はあるが、こうしなければ食べられないようだから仕方がない。
「……しばらくすれば慣れるだろう。ひとまず先生……じゃなくてアンディ。
俺の作った『思い出の料理』食べてみてくれるか?」
「モチロン、ダヨ!」
さっそく刀が特製のピタをアンディの前に差し出すち、アンディはすぐさまピタにかじりつく。
「ンー、スパイシー♪」
アンディが食べ始めたのをきっかけに、他の生徒たちも各々に試食を始めた。
そんな中、スパイスの辛みがちょっぴり苦手な
恵御納 夏朝
は水をガブガブ飲んでいた。
同じく辛過ぎるものが苦手な刀が作ったピタはそこまで辛くはないものの、ぺろりと食べてしまえるほどではない。
そこへ「よかったら、このヨーグルトソースを掛けてみませんか?」と
宮祀 智瑜
が声を掛けてくれる。
ピタとは違うが、同じく香辛料の多い料理タコス(トルティーヤで具を巻いた料理)を作った智瑜は、好みで味の調整が出来るようヨーグルトソースを準備していたのだ。
「ありがとう!」
ヨーグルトの爽やかな酸味のお陰で、夏朝は刀のピタも智瑜のタコスも美味しく試食できたのだった。
さて、そんな智瑜のタコス&ケークサレは――
「外はサックリ、中はふわふわ~♪」と
羽生 碧南
。
「おー、こりゃよく出来てるなー!」と
水守 流
。
「ウウ、ママンノ料理ニ、チョットダケ、似テマース……オイシイ、デース」とアンディ。
大好評であった。
智瑜の次は
八神 修
のパンケーキ。
「オオ~!」
その見た目のインパクトで、皆の視線を集めていた。
綺麗な焼色の薄いパンケーキが何段にも重なり、その頂点には赤いチェリーとふわふわのホイップクリームで作り上げたウサギがちょこんと座っている。
ケーキタワーの周りには、切りそろえられた肉や野菜とそれらを飾るマヨネーズ等のソース。
ホテルの朝食か、あるいはカフェで出てきそうな美しい姿に(主に女子から)歓声が上がる。
「ナイフとフォークで切り分けてもらっても構わないし、クルクルと具材を巻いても良い。
好きに食べてもらえるか?」
「オッケー!」
アンディは後者を選んだ。そして弥生先生の姿で豪快にパンケーキにかじりつく。
「気をつけないと具が」
修は慌てて、注意をするが、
「ア」
「……零れ落ちるぞ」
ときすでに遅し。
パンケーキタワーを協力して攻略し終えると、次の料理は熱々と湯気を立てて現れた。
テーブルの上に、置いた瞬間、ふるっと揺れる黄色い卵。
その正体は――オムレツ。
「ケチャップはつけてないから、お好みで足してね」
表情に乏しいが……皆に振る舞うのはちょっとだけ照れくさい夏朝。
何度も試行錯誤を繰り返し、ようやく出来たオムレツは彼女自身からすれば及第点の出来だったが――
「……どう、かな」
「デリシャス! デリシャス!! サイコー、ダヨ!」とアンディ。
「すごく、美味しいですッ!」と智瑜。
「ふわふわ~! 幸せ~♪」と羽生 皆。
反応は上々。ホッと夏朝は胸をなでおろした。
続いて
羽生 碧南
の作ったキッシュも振る舞われた。
フルーツ・野菜・肉。味色多様、種類様々。
キッシュはそれはもう大量に出来上がっていて、全種類を一口食べるだけでもお腹がいっぱいになってしまうほどではないだろうか。
「モグモグ……オー、フルーテー! モグモグ……オー、ベジタボー! モグモグ……ンーマ! ミートミート!」
アンディは食べてははしゃぎ、食べてははしゃぎを繰り返す。
思い出の料理かどうかを探しているか、忘れているのではないだろうかというほどアンディは次々にキッシュを口の中に放り込んでいく。
……それでも碧南のキッシュはなくならない。
こうなれば皆で手分けして食べるしかない!
アンディに全種類食べてもらえるよう切り分け、残りは生徒たちで美味しく頂くこととなった。
「ちょっと……作りすぎちゃったかな?」
ワイワイと食べる皆の姿を眺めながら、碧南がちょっぴり反省していると
水守 流
がひょこっと顔を覗かせた。
「……どうかしたの?」
碧南が首を傾げると、流は悪戯っぽい笑みを浮かべた。
「なな、もっと食べてみてもいいか?」
「え?」
「皆が作るの見てたら妙に腹減ってきちまってさ。
勿論無理にとは言わないけど……」
「ううん、喜んで!」
断る理由などどこにもない。
かくして流の大活躍で――キッシュはお土産程度の量しか残らなかった。
大いに盛り上がる試食会。
「どうだ思い出の料理はあったか?」
一区切りついたところで、刀はアンディに尋ねた。
「……似テル、デモ違ウ」
「……そうか」
申し訳無さそうにアンディは顔を伏せると、一気に楽しい空気が冷え込んだ。
アンディの横顔を見て、智瑜も睫毛を伏せる。
(このまま居てもらっても私は良いかなって思うけど……でも、思い出の料理は食べさせてあげたいな)
重苦しい空気が漂う中――
「蒸しあがったよ~!」
千堂 結
の明るい声が響き渡る。
その声を聞いて刀はすかさず「……まだ食べられるか?」
アンディの大袈裟な「モチロン!」という声に合わせて、明るい空気が再び彼らを包み込んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
推理・サスペンス
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月05日
参加申し込みの期限
2015年09月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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