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【ライバルたち】
「な、何モンだてめぇ……!?」
立ちはだかるシルエットに、驚愕を隠せず。何故ならヤツは、あまりにも……あまりにも、自分自身に似ていたから。
にやりと笑みを浮かべ、ヤツは不敵にも、名乗りを上げるのです。
「我こそは、南 マグロ。サンマのライバルだ」
「な、何ィィィッ!?」
ヤツの名は、『
☆☆☆☆☆UNR 南 マグロ
』! 厚顔不遜は、誇り高きマグロ一族の当主たる自負の表れ。サンマさんとその人気を争う、最大のライバル……!
そんな強敵へと立ち向かうのはもちろん。そう、この方! 寝子島への愛なら誰にも負けない。あらゆる魚類の頂点を担う気高き心は、サンマさんの真のライバルたる証……!
「俺様のパチモンくせぇヤツが出やがって……! 勝負しろ、この野郎!」
黒 マグロ
! 愛する寝子島島民のため、そしてサンマさんのライバルとして、今日も今日とて営業活動……という名のパトロール。そのさなかに出くわしたのは、自身のアイデンティティをことごとくに侵食する難敵。
今、己の尊厳を賭けた一大決戦が、ここに幕を開け……なんて、まぁどちらも正直言いまして、本人がそー仰ってるだけでして、サンマさんのライバルでも何でもないわけですけれども。(自称)ライバル、でしたけれども。
「……って、おい! ちっとは落ち着いてらんねェのか、てめぇは!」
「我はマグロ故、動いておらねば死んでしまうのだ。それよりマグロよ、良く考えてみよ」
「てめぇもマグロじゃねぇか」
ここでは黒さん、南さん、とでも表記させていただくことにいたします。ややこしいので。
ともかくも、終始ぴちぴちとして酸素をエラに取り込んでおります南さん、血気にはやる黒さんを制しまして、
「確かに我々はいずれもマグロであるが、我はミナミマグロ。お前はクロマグロであろう。モロかぶりじゃないから、きっと大丈夫」
「ん? まぁ確かに……ギリ被ってないか」
「うむ。ギリな」
本人たちがそれで良いなら良いですけれど、素人目には見分け付かないです……!
それはさておき、マグロさん。あ、黒さん。びしり! と南さんへ指を突きつけまして、
「だが、被ってるのはそれだけじゃねぇ。こちとら、譲れねぇモンがあんだ!」
そうなのです。マグロとしてのアイデンティティ問題はひとまず置いとくとしましても、どうしても白黒ハッキリ付けておかなければならないことがありました……少なくとも本人たちにとっては。
「お前がサンマの野郎のライバルたぁ、聞き捨てならねェ……俺様こそが、奴のライバルだ! 勝負だッ、寝子島愛なら誰にも負けねぇ……!!」
「ほほう……この我を前に、吠えるではないか。実に、活きの良いマグロだ」
「てめぇもマグロじゃねぇか」
じりじりと対峙する、二匹のマグロ……絵面はとってもシュールながら、ぴりりと漂う、この緊張感!
負けられない戦いが、ここにはある!
「良かろう! で、何で勝負をして、どうやって勝敗を決めるのだ?」
「…………」
……なんかこうイキオイだけで、あんまり考えてなかったみたいです。
実のところ『サンファミ』には、我こそはサンマさんのライバル! を自称するキャラクターが、他にもおりまして。
「な、なんだこいつはー!?」
水守 流
の目の前に現れた、弱い魚と書いてイワシなキャラクターもまた、低レアリティながらにサンマさんのライバルたらんと健気に頑張る、『
☆N イワシ・サー・ディーン
』でありました。通称いわっしー。
ゲーマー、そしてプログラマーでもあり、ゲームに関する造詣も深い流。昨今ハヤリだという『サンファミ』にも手を出してはみたものの……持ち前の知識に収まり切らない、この成り行き。面倒くさがりな彼も、少々眉をひそめております。
「って、良く見たら、今無料ガチャで引いたキャラか……えっと、イワシ、でいいのかな」
「そうだわっしー!! いわっしーって呼んで欲しいわっしー!! いわっしーはサンマさんのライバルなんだわっしーっ!!」
……少々訂正をば。全然、ケナゲとかそんな言葉とは無縁な感じでした。
「いわっしーには数え切れないくらいの兄弟姉妹がいるんだわっしー!! いわっしーたちが集まれば、サンマさんもイチコロだわっしーーーっ!!」
「そ……そうっすか。はぁ……」
畳みかけるようなイワシ頭のハイテンションに、流も苦笑いを浮かべ、
(う、うぜぇ~)
やたらにぷりぷりぴちぴちとカラダを動かし、まくしたてるようないわっしー。う、ウザイ……ッ!
「いわっしーはいつかサンマさんをやっつけてお魚の頂点に立つのが夢なんだわっしー!! だからいわっしーを手伝うわっしー!!」
「ええ? 手伝うって……いや、無理だと思うっすよ?」
と流は、手元のゲーム画面を確認します。
どう見ても、彼のレアリティは☆1つ。設定を見るに、無数にいるという彼の兄弟姉妹が集まれば、巨大なイワシ玉に変身してパワーアップするぞ! なんて書いてあったりするのですけれど。
「だってノーマルじゃ、色んな意味で勝ち目は無いと……」
「うるさいわっしー!! そんなこと言うやつは、これでも食らうわっしー! イワシ汁ブシャーーー!!」
「ちょ、何を……ぐわあああっ!? く、くさい!?」
飛び散る生臭い液体! 何てイヤな攻撃! ちなみにゲーム中では、毒属性の攻撃スキルだったりします。分類的には。
「わ、分かった、分かったから! 手伝うから、イワシ汁はやめてー!」
これ以上ぶしゃーっされてはたまらないもので、流はなし崩しにいわっしーを手伝うことになってしまいました……それほどまでに、イワシ汁は強烈でありました。
「ほ、ほら、集まればパワーアップするんでしょ? しょうがない、他に無料ガチャでイワシを引き当てた人がいないか、探してみるっすよ」
「なるほどわっしー、頼むわっしー!! ほら早くするわっしー!!」
「はぁ……じゃあ、行くっすよ。それで気が済んだら、早く帰ってくださいね?」
気だるげなため息をつきながら、流はしゅびしゅばといちいちモーションまでウザイいわっしーを連れて、彼の仲間を探しに行くことになりました。
かくしてここに邂逅を果たす、(自称)サンマさんのライバルたち。
唐突にわたわたぴちぴち、慌てふためき始めたのは、南 マグロさんです。
「う、うわあああ!? や、やばい、やばいでぇ……あいつは、イワシやがな!」
「……お前、関西弁キャラだったの?」
南の帝王なもので(?)。実のところ彼は大金持ちの成金趣味、お金の力で戦う『赤いダイヤ』との異名を持ち……というのはさておき、そんな南さんをも恐れおののかせてしまうというイワシに、黒さんは、
「丁度いい。あのイワシ野郎と隣の坊主に、一体俺たちのどちらがサンマのライバルにふさわしいか、判定してもらうとしようじゃねぇか! おーい!」
「あ、アホウッ! あんさんは、アイツの恐ろしさを知らんのや……! ワシ、エライ目に合わされとるんやで!」
呼び止められるや否や、
「ちょっと、どこ行くんすかー!?」
流の制止も聞く耳持たず、猛然とマグロ二匹へと駆け寄っていくいわっしー……そう、彼もまた、サンマさんのライバルたる自負だけは、本物。レアリティや性能は低くとも、譲れない……負けられない戦いが、ここにはあるッ!
「サンマさんのライバルはいわっしーだわっしーーー!! イワシ汁ブシャーーー!!」
「ぐわあああっ!? な、生臭い!?」
「だ、だから言ったんや! コイツにだけは関わりとう無かったんやあああ!」
周囲へ飛び散りまくるイワシ汁、阿鼻叫喚!
「あーあ……」
争いが落ち着くまで、流は十分な距離を取って眺めたということです。だってくさいから!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月04日
参加申し込みの期限
2015年09月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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