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大行進! サンマさんファミリーズ
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【ファミリーズ登場】
三夜 暗
に、疑う余地はありません。もーこれっぽっちも、ビタイチそれを疑うつもりもありゃしないのです。
本気で絶対、出ると信じているのです。困ったことに。
「サンマさんは、我が島のマスコット……すなわち、神の偶像である。だとすれば!」
びしっ! となんかカッコイイポーズをキメながらに、彼は言いました。
「真の神たるこの俺が、このゲームに出てこないなどという理由があろうか、いやない!」
何のことかと言いましたら、つまりはいわゆるゲームアプリ、『大行進! サンマさんファミリーズ』のお話なのです。
日頃の彼の妄想っぷりは留まることを知らず、根拠のない自信はむくむくと膨張し続け、ついには最近にわかに流行りつつあるというゲームに自分が登場しないわけがあろうかいやない! と思い込むに至ってしまったようなのです……自分に自信があるのは良いことですけれど、それにも程がある!
何せ先日からサービスが開始されたこのアプリ、暗のクラスメートなどもさっそく始めていたようでして。やれ☆☆☆☆☆の超レアキャラが出た! だの、俺のサンマさんファミリーは最強だぜ! だの、もうウンザリするほど自慢話を聞かされていたのです。その反動で少しばかり彼の妄想がエスカレートしてしまったのも、思えば無理からぬことではありましょう……たぶん。
そんなわけで、びし、しゅば! とポーズを変えながらに、
「ふっ……ついに俺の真の姿が、世に知らされてしまうわけか! 俺がゲームに登場するなら、きっと、こんな具合であろうな」
彼の妄想は、ぎゅんと加速するわけなのです。
「名は、『永遠なる時を揺蕩う黒き黙示録の獣 ミヤ・アン』! レアリティは『☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆GNR』、ゴッドネコレアというところか……もちろん、世界でただのひとつしかない超絶レアキャラクターだ。当然だな。所持スキルは、あらゆる攻撃を跳ね返す『絶対無敵』に、倒されようとも華麗に甦る『創世(ジェネシス)の讃歌』、それに全ての敵を滅ぼす『終焉の刻(とき)』……」
その後もずらずらずらりと、何かスゴそーな単語やらフレーバーテキストやらが尽きることなく飛び出しますけれど、妄想です。もちろん全部妄想です。
それでも彼に疑うそぶりは、少しも無いのです!
「……少し控えめに過ぎるか。もう少し強力でも良いかもしれないな……無論、このキャラは強すぎる。素人が手にするには過ぎた代物だ……よってこれを手に入れるのは、俺自身を除いて他にいるまい」
彼は徹頭徹尾、本気も本気です。本当に出ると思ってますし、そのために彼が担うべき使命もまた、痛いほど理解しているのです……妄想ですけれども!
「所詮はゲーム内のデータとはいえ、この俺をモデルにしてしまった以上、常人が扱えば何が起こるか判らぬからな!」
クラスメートにさんざん聞かされたもので、暗は知っていたのです。このゲーム、通称『サンファミ』では現在、主人公であるサンマさんの仲間となるレアなキャラクターを引き当てる、いわゆる『ガチャ』を、今なら一回だけ無料でプレイすることができる、サービス期間中なのだということを。
もちろん! 彼はその一回で、一発でお目当ての『永遠なる時を揺蕩う黒き黙示録の獣 ミヤ・アン』を引き当てることができると、本気で思っています。当然のように。
「世界の安寧のため、俺は自ら、このキャラクターを引き当てねばならない……まさか俺以外に当てられる者もおらぬであろうが。そうと決まれば、急がねば」
最後にもいちど、びし! とポーズキメてから、彼はいそいそと歩き出しました。
いつもの放課後、何気ないひとときのこと。彼は知りませんでした……件の『サンファミ』、今だけサービス中の一回だけ『無料ガチャ』が、街にちょっとした騒動を巻き起こしつつあったことを。
「あの人、なにしてたんだろうねぇ?」
「さぁ……不思議な方がいらっしゃるものですねぇ」
とてとて。
曖浜 瑠樹
は歩きつつ、今しがたすれ違った暗の背を振り返りながら、少しばかり首を傾げます。
自宅でゆっくりゲームをプレイするため、歩き去っていった暗はさておき……今日の瑠樹は、ご機嫌でありました。
ゆるキャラ大好き! な彼が知ったのは、件の『サンファミ』。もちろんサンマさんの大ファンでもある彼のこと、これをやらないわけがありません。さっそくお外でお日さまの下、ゆっくりのんびりと遊んでみよう……と、『無料ガチャ』のボタンを、ぽちりと押したなら。
「びっくりしたよぉ、画面から、いきなり羅臼さんが出てくるんだもんねぇ」
「ええ。でも、お会いできたのが瑠樹さんで、良かったです」
そう言って、彼女……『
☆☆☆☆SNR 羅臼 コンブ
』さんは、ふんわりと微笑みました。
……そうです。隣を歩く彼女は、昆布! 正確には、昆布に手足を生やして擬人化したようなキャラクターです。北海道の海で生まれた由緒正しき昆布で、身長は125センチ程度、並んだ瑠樹より少し小さいくらいで、
「体重は、未公表なんです。だって、女の子ですもの」
そしてこの、何とも穏やかな笑顔!
コンブさん、今しがた瑠樹が無料ガチャにで引いたはずの、『サンファミ』のキャラクターだったりするのでした。つまりは街に起こりつつあるちょっとした騒動とは、期間限定の一回無料ガチャで引いたキャラクターが、現実に実体化してしまうこと!
バラエティ豊かなキャラクターたちが次々にそこかしこで出現中でありまして、混沌とした今日の寝子島ではありますけれど。
「オレも、羅臼さんに会えて嬉しいよぉ。だってオレも、ぬいぐるみとか、サンマさんだって大好きなんだぁ」
「ふふ。私たち、気が合いますね♪」
可愛いもの大好きな、そして素直な瑠樹には、夢のような状況なのでした。
それに聞けば、このコンブさん。どうやら、かの寝子島観光大使にしてゲームの主人公、
寝子 サンマ
さんに、彼女は憧れを抱いているそうなのです。
「あの真っ直ぐなところや、ピンと一筋ブレることのない人柄に、私、どうしようもなく憧れてしまうんです……あ、勘違いなさらないでくださいね? 恋愛感情とかでは無いんです、あくまで彼の生き様が素敵だなぁって……」
「うん、オレも分かるよぉ。サンマさん、カッコイイよねぇ」
ふたりは何やら、バッチリ意気投合! 仲良く手を繋いで、おしゃべりなどしながらゆるりとお散歩中であります。
「私の他にも、仲間の皆さんがこちらにいらしているようですね。皆さん、とっても個性的なんですよ」
「うわぁ、会ってみたいねぇ……! あ、羅臼さん、お腹空かない? あそこの駄菓子屋さんで、何か買ってくるよぉ。一緒に、分けて食べようなぁ」
「まぁ、嬉しいです!」
ゆらゆら、昆布な身体をゆらりと風にそよがせるコンブさんは、お年頃の女の子らしい可愛らしい表情で、にっこり! 優しい瑠樹は、昆布系の駄菓子はやめておこう……なんて思いながら、駄菓子屋さんへ駆け込んでいきました。
お散歩は、まだまだ続きます。道行く先ではきっと、他の『サンファミ』キャラクターと出会うこともできるでしょう。
「へへへぇ、楽しみだねぇ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月04日
参加申し込みの期限
2015年09月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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