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6 ささやかなお茶会
刀と千歳がオーナーの妻からみかんゼリーの作り方について色々と聞いて帰って行った後、ジェレミアと修は調理台で料理を始めていた。作るものはそれぞれ、ジェレミアはジャムとパウンドケーキ、修はマーマレードだ。
どれも、そこまで時間は掛からない。パウンドケーキも、慣れていないものが作ると難しく手間がかかる部分があるが、時間自体はそこまで長くは掛からないだろう。
修がマーマレードを作り始める横で、ジェレミアはパウンドケーキの材料の計量を始める。ジャムは、材料の分量にそこまで神経を使わなくてもいいが、ケーキはそうはいかない。慎重に計量と下ごしらえをした材料を、順を間違えないようにボウルに入れて混ぜていく。
その頃、修はママレードにするみかんの皮の裏の白い部分を取り除き、皮を千切りにしていた。作業をしながら、ジェレミアに聞く。
「そのパウンドケーキは、後で皆で食べるんだよな」
「そのつもりだよ。たっぷりとジャムを塗ってね。上手く出来たら、病院でも作ってみようと思ってるんだ。スタッフの皆にも食べさせたいからね」
「ああ……それで生地の量が多いのか」
「それもあるけど、俺の作るジャムと修くんのマーマレード、両方味見するには少し多めに作っておいた方がいいかなって。オーナーさん達にも食べてもらいたいし。ジャムも、上手く出来たらやっぱり帰ってからも作りたいよね。これなら、猫達からの抗議も少ないだろうし」
「そうだな。うちの猫達も多分大丈夫だと思うよ」
修はジャムの為に分解しているみかんを見ながら言う。
「ところで、ジャムってなんでこの材料で固まるんだろうな?」
「それはな……」
ジェレミアの疑問を受け、修はジャムが固まる仕組みを説明していく。他にも、ジャムで摂れる栄養の話等をしながら、修達は和やかに調理を楽しんだ。
やがて、ケーキとジャム、マーマレードが出来上がり、試食の時間になった。
招待した柑野オーナー夫婦と一緒に、試食用のテーブルを囲む。スライスしたみかんのパウンドケーキに手作りのジャムをつけて、紅茶と共にいただく。
「うん、美味しいな」
「美味しいわねえ」
オーナー夫婦は、味を気に入ってくれたようだ。
「どうして、今日はジャムを作ろうと思ったの?」
「市販品は、どうにも甘すぎて……折角なので、自分で作ってみようと思ったんです」
シェフに作らせても良いのだけど、と思ったのは思うだけにして、「ふふ」と笑う。
「そうね。私は市販品も嫌いじゃないんだけど……自然の材料だけで作ると健康にもいいかしら、と思ってよく作るの」
オーナーの妻が微笑む。秋の午後のお茶会は、こうしてゆっくりと過ぎていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月08日
参加申し込みの期限
2015年08月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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