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ふわりふる真珠、月の都の異邦人
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「ん? なにしけた顔してるのかね?」
「真珠が中々見つからなくて……」
「ふぅん。運がないのかねぃ?」
瓢が持つ袋には、色々な真珠が入っている。今、手にしているのは、比較的大粒な、ゴールドの光沢を滲ませた物だった。
(ちょっと羨ましいかも……)
美咲紀がぼんやりそう思いつつ近くの雪を握ると、妙に熱が篭るような気がした。そして、ころん、と掌で何かが転がる。不思議に思い手を開くと、そこには直径2cmほどの、美咲紀がイメージしたとおりの真珠があった。
「~~~~! 見つかりましたぁ!」
「うわっ!?」
嬉しさのあまり瓢に抱きつく美咲紀。瓢は目を白黒させて真珠を落としかける。美咲紀は手にした真珠を優しく握り締め、やんわりと微笑んだ。
その様子を、
御巫 時子
は『星ランタン』を手にして見ていた。ふわふわと降る雪を照らすと、雪もきらきらと輝きを返してくれる。それにうっとりしつつも、瓢と美咲紀のやりとりが面白かったのか、思わずくすくす笑う。
(鳥になって縁日を見て回ったのも楽しかったですが、鳥さんとも友達になれるとは……)
彼女の周りには、寝子島では見られない珍しい鳥が集まっていた。空中散歩の際に友達になった鳥達で、彼らは祭のおこぼれに預かりにきたようだ。その様子を見つつも真珠探しも忘れない。
「本物の真珠に変わるなんてロマンチックです……」
そういいながら木に積もった雪などから真珠を探す時子。彼女もちょっと苦労した物の、雪兎を作っている最中に、うっすらとピンク色をした、直系1cmほどの真珠を見つける事が出来た。
(かわいいですね……)
うっとりと眺めていた時子だが、ややあってそれを丁寧にしまい込むと「寝子島に帰ったらヨダカさんたちにも話しましょう」と呟いた。
「せっかくですし、雪だるまもつくりたいですね……」
そう呟けば、通りかかった美咲紀が反応し、2人で行き遊びに興じる。ふわふわとした雪の世界で、いろんな物を使って雪だるまを飾れば、素敵な客人が出来上がる。目には大粒の黒真珠を使い、時子と美咲紀は良い物が出来た、とハイタッチしあった。
(あの真珠をこの石と入れ替えておけばバレないかねぇぃ)
そんな事を思いながら瓢は雪だるまを見ていたのだった。
* * * * *
しばらく楽しい時間を過ごしていた寝子島の住人達だったが、やがて戻る時間になった。ここへ来た時のように集まった彼らに、白鋼は穏やかに微笑んだ。
「楽しんでくれたのならば、嬉しい。また、祭りが会ったときにでも是非招待したいと思っているよ」
「私も、色々体験できてよかった。ありがとう、白鋼さん」
小日向 つばめ
が喜んでにっこりすれば、白鋼はどことなく照れたように笑う。話によると、つばめは縁日に行った後白鋼に案内されて庭園を見たり、琴を弾いて見せたりしたらしい。それなりにアプローチを頑張っているようだった。
土産にと絹など服の材料やら資料をもらった
桜 月
と、お茶会のお菓子をもらった
宇崎 宙太郎
は妙にほくほくした笑顔でその光景を見つめる。その他、縁日で色々手に入れた面々の顔も、とても満足げだった。
「もう直ぐ、寝子島でも年の瀬となる。その頃にはいろいろとイベントごとがあるので、是非遊びに来てほしい」
そう言ってカードを渡したのは
八神 修
。彼はつばめに「もうすぐクリスマスや新年祝いがあるから、今度は彼らを招待しては?」と提案していた。つばめはそれに賛同し、2人で招待状を作ったのだ。
「それは嬉しいお誘いだ。色々と仕事がある故にいけるかはわからぬが、時間を作って遊びに行きたい」
白鋼はどこかうれしそうにそう言った。
「今回は、お茶会に誘ってくれてありがとう。とても楽しかった。今回のお礼に、次は私がお茶会に招待したいんだけど、招待状はどうやって送ればいいかな?」
月がそう問いかけると、白鋼はその申し出を嬉しく思いつつ「手段を考えよう」と頷いた。
また、サキリは一本のナイフを白鋼に差し出す。
「これは?」
「この前、部屋に黒曜石のナイフをくれたよね。本当にありがとう。大切に使わせてもらっているよ。それで、お礼にと思って」
サキリの差し出した使いやすそうなナイフに、白鋼は穏やかに目を細める。彼はそれを受け取り、握り締めると僅かに表情を柔和にした。
「実にいい品だ。大切に使わせてもらうよ。ありがとう」
白鋼の言葉に、サキリは嬉しそうに頷いた。
「帰りも、銀穣が術を施してくれる。数分後の寝子島に戻っているから、安心してほしい。それでは、また会うときまで、お元気で」
白鋼がそういうと、いつの間にか表れた銀穣が目を瞑るようにいい、術を施す。すると、元いた場所へと戻る事が出来たのだった。
「あれ? 1人足りないような……」
何かに気付いた
桜庭 円
が辺りを見渡すと、たしかに1人足りない。だが、それに対しては銀穣が苦笑していた。
「あぁ、あの方はちょっと白鋼さまとお話しがありまして……」
その言葉に、縁日での出来事を知っている面々はおもいっきり苦笑した。
……はたして、瓢は何処に居るのだろうか?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
前回シナリオ
月夜に囚われし姫君を救え
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年01月25日
参加申し込みの期限
2016年02月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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