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【寝子祭】前夜祭ダンシングアピール
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全てのパフォーマンスは無事終了した。
これから、いよいよ4つのコンテストの結果が発表される。
採点基準はステージのクオリティと声援の大きさ。
……といっても、いずれも甲乙つけがたい素晴らしいステージであったため、採点係の委員たちはあれこれと頭を悩ませている。
幕が下りて、どれくらいの時間が経っただろうか。
ステージに、実行委員長の
壬生 由貴奈
が現れる。
マイクを手にした彼女は、全校生徒の前で大きく息を吸った。
「まずは寝子高教師コンテストの順位の発表です」
ミスター寝子高教師部門……
桐島 義弘
先生と
黒崎 俊介
先生!
なんと同率1位です!
ミス寝子高教師部門……
樋口 弥生
先生と
久保田 美和
先生!
こちらも同率1位です!
「それでは4名の先生方、ステージにお願い致します」
名前を呼ばれた4人の教師たちがステージに上がる。
まずマイクを渡されたのは、桐島先生だ。
珍しくどこか気恥ずかしそうな顔をしながら、ごほん、と咳払いをひとつ。
「……栄えある1位を頂けて、非常に嬉しい気持ちでいっぱいだ。少々見苦しい点も見せてしまったが……体を張った甲斐があるというものだな」
さいわい、痛めた腰は
宮祀 智瑜
の献身的な介抱によってだいぶ落ち着きを取り戻している。とはいえまだ予断は許さない状況らしく、その一礼はどこかぎこちない。その様子を観客席からハラハラ見守りながらも、宮祀は嬉しそうな笑顔を浮かべている。
「やった……! さすがです、義弘先生っ!」
ちらりと桐島がこちらを見た、ような気がして、宮祀は大きく手を振るのだった。
続いてマイクを手にしたのは黒崎先生。
「僕だよ……みんなもまさか、僕が1位とは思わなかっただろ?」
ふっ、とキザに笑うその表情は――どことなく、いつもより存在感があるような。
彼の飾らないラジオ体操はどうやら、思った以上に生徒たちの心に響いたようだ。
「さっすが黒崎先生っ! 先生のこと途中まで全然気づかなかったとか、そんなこと全然なかったんですからっ!」
全然気づかなかった
椿 美咲紀
が頬に手を当てて歓声を送る。どうやら「気づかなくてごめんなさい!」の意を込めて投じた一票はムダにはならなかったようだ。
「ラジオ体操、とってもよかったですよ!」
一方で、彼の渾身のパフォーマンスに心を打たれた生徒もちゃんといる。
十文字 若菜
も自分が票を入れた先生が受賞したことに嬉しそうだ。
なんだかんだ自分を祝福してくれる生徒たちに、これで今後はもう少し名前を覚えてもらえるかな――と淡い期待を抱く黒崎であった。
そして次はミスコンテスト。
樋口先生はマイクを受け取ると、嬉しそうに微笑んでみせた。
「みんな、本当にありがとう。……先生が先に願いを叶えちゃったわね」
そう言ってふふふと大人っぽく笑う樋口は、もういつもの和服に着替えている。樋口の笑みに、票を投じた生徒たちは青い薔薇を掲げて振ってみせた。
「この薔薇、ずっと大事にするから……」
花はいつか枯れてしまうが、夢は諦めない限り消えることはない。
ぎゅ、と青い薔薇の茎を握り締めながら、
恵御納 夏朝
は小さくつぶやくのだった。
続いて同率1位の久保田先生。
どうやら自分の順位が信じられないようで、目を丸くしてわたわたしている。
「え、ええっと……ちょっと恥ずかしかったけど、嬉しいよ、みんな!」
さすがにもうチアの衣装は着ていない。
えーもう先生着替えたのー、というステージからの声に、着替えたわよっ! と顔を赤らめつつ答える。そんなお茶目に様子に、客席からは笑いが起きる。
「この順位は、先生の応援がみんなに届いた……ってことでいいのかな?」
「届きましたよ、先生っ! すごく可愛かったですっ」
久保田の問いに、
綾辻 綾花
は声をかける。
そんな彼女の声に同意するように、客席からは拍手が沸き起こった。
「そして続いては――波乱の教師裏ミス、裏ミスターの発表です!」
裏ミス寝子高教師部門……
津止 孝道
先生と
雨宮 草太郎
先生!
こちらも同率1位!
裏ミスター寝子高教師部門……
1位は
相原 まゆ
先生!
2位は
高野 有紀
先生!
続いて名前を呼ばれた先生たちがステージへと上がる。
まずマイクを手渡された津止は、言うまでもなく――普段の格好だ。
あまりにインパクトの強いあの魔法少女姿を思い出し、観客席は再びざわつく。
そんな生徒たちを一瞥すると、津止は咳払いをひとつ。
「……今日見たものは、忘れるように」
どうやらこれ以上触れてはいけない空気らしい。
「ツドメン……そうは言われても、あのインパクトはそうそう忘れられないわ……」
ステージ前方で彼を目の当たりにした
青龍寺 琴理
は、頭を押さえつつそう呟く。
分かったか? と念を押すその声に――ざわついた会場は一瞬で静まるのだった。
そして2位に選ばれたのは、我らが校長雨宮先生。
ほっほっほ、と嬉しそうな表情は、ステージで見せた笑顔そのもの。
ツドメンに凍らせられた会場だったが、そのあたたかな様子にほっと一安心。
「楽しむ者のそばには――どうやら票も集まってくれたみたいですね」
皆さんのおかげですよ、とぺこりと一礼。
「校長先生、かわいいーっ!」
その様子に、十文字や
屋敷野 梢
はきゃーきゃーと声援を送っている。
「カワイイを制する者がすべてを制するのです」
そう告げると、雨宮はほっほほほと笑いながらステージを後にした。
最後は裏ミスター部門。
1位に選ばれた相原先生は……嬉しいやら不服やら、複雑そうな表情だ。が、
「みんな……男子小学生ってのだけはどーしても納得いかないけど……純粋に、1位をとれたのはとっても嬉しいわっ!」
応援ありがとうねっ! と最終的にはにぱっと嬉しそうな笑顔。
その満面の笑みに、
冴木 竜司
はもちろんメロメロになり、女子たちからもカワイイー! と黄色い声援が飛び交う。
「先生はカワイイって言われるのは不満みたいだけど……でも、すっごくカワイイんです! ほんとにっ」
きゅんきゅんしながら声援を送るのは
青龍寺 琴理
だ。前列からかけられる彼女の惜しみない言葉に、もちろん相原は悪い気はしない。
「せ、せ、先生っ! 優勝おめでとうございますっ!」
感極まったような冴木の声に、相原は苦笑いしながらも手を振る。
カワイイ扱いは不満とはいえ――なんだかんだ、生徒に愛されていることを実感して嬉しくなってしまう相原であった。
そして次は2位の高野先生。
「まさかこんなにいい順位をもらえるとはね。みんな、ありがとう!」
そう言う高野はもういつものジャージに着替えていたが、濃いメイクはまだそのまま残っている。そのアンバランスさを気にかけないあたり、さすが高野といった様子である。
「子猫ちゃんはもう目を覚ましたかな?」
観客席の中に
北風 貴子
の姿を見つけると、ウインクをしながら語りかける。
その視線をばしっと受けた北風は、再び顔を赤らめた。
「ふーん……やっぱりあんたは人気者、ってわけね」
その様子をどこかつまらなさそうに見ているのは
桃川 圭花
である。
越えるべき目標――どうやらその壁は、想像していた以上に高いようだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
花村翠
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月15日
参加申し込みの期限
2015年08月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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