ここは図書室だ。
北校舎(特別教室棟・3階建て)の3階に位置するため見晴らしもいい。
生徒数に見合って図書室も広く本も豊富なようだな…。長机で勉強するのもいいだろう。
図書室では静かにな。
僕は表紙とかあらすじ見て気に入ったモノは読むって感じかな。最近は同じような内容で同じようなキャラが出てくるものばかりでなかなか食指が動く作品は少ないけどね。昴はどんなものを読むんだい?
(片手で本を手に取ったり適当にめくったりしつつ尋ねる)
うーん…似たり寄ったりな感じ、かな?こういうのはアニメにでもなれば見るんだがラノベはどうもな…
解理はよく読むのか?
(返答しつつ裾を掴まれると納得がいったらしく小さく笑って本に視線を戻す)
ファンタジー……最近流行りの異世界転生モノかな?
(視線にふと気づくと、周囲を確認。誰もいないようだったので服の裾をちょこんと掴めるぐらいに接近する)
ふぅん…ファンタジーものの小説と新しい図鑑と…
……?
(新刊のコーナーに歩み寄って目新しい本を確認していく途中でふと、さっきより解理が離れてる気がしてそちらに目を向ける)
なるほど、ここなら静かでいいところだね……
新刊……ふむ、どれ僕もみようかな
(昴から少し離れて隣を陣取り入室。同じく新刊コーナーへ目を向けてみる)
ん…やっぱここなら暖かいな
(人気も殆どなく暖かい室内に入るなり小さく伸びをする)
なんか新しい本入ってるかな?
(入り口から分かるものでもないがなんとなく新刊のコーナーに目を向ける)
ん…思いっきり寝てたな……あれ?
(重い瞼を開いてゆっくりと体を起こすと近くに見覚えのあるハンカチを見つけて手に取る)
あー……律儀なやつだな、全く
(返す必要なかったのになと苦笑いを浮かべ、立ち上がって伸びをする)
そういやもう選挙の時期か…ま、顔の無い俺には関係ねぇな
(窓から外をちらりと見遣り、一つ欠伸をして立ち去る)
(今度のマタタビック演劇フェスティバルに、演劇部員として出演することになっている天之川。参考にするため、演目の原作を探しにやって来た。)
さて、『オズの魔法使い』は……。
あったあった。
(その場で読み始める。)
ふむ…。
なるほど。なんとなく掴めてきた。
念のため、しばらく借りておこう。
(貸し出し手続きを終え、図書室を去る。)
(図書室で本を読み終え、本を返そうと立ち寄った本棚に、皇さんの姿を見つけ、近付く。何も言わずにハンカチを置くと、再び戻って行きます)
……難儀なもんだな
(誰にともなく呟いて苦笑いを浮かべる)
あれ?どこいった?……あぁ、ここか
今日はこれ、と
(ポケットを探ってイヤホンを取り出しスマホと接続すると耳に装着して目を閉じる)
……………
(欠伸しながら入室し、あたりを見渡してから奥に向かって歩き出す)
腕治るまでろくになにも出来やしねぇ、暇だな……
(本棚で死角になったあまり人目につかない場所にたどり着くと椅子に腰掛けて窓の傍の壁に凭れる)
なんだか楽しそうに眺められたので、一寸ぽりぽりと照れる)
コホン)
古いものには独特の良さが有ると思うんだ。
なんとなく、岬のいう魅力はそれなのかな…って思うよ。
骨董品は、定義としては、製造後100年からだったかな。
老舗の人達の中には「たかだか100年程度で何が骨董品や?」と言う人もいるかもしれないが…
京都なんかでは100年程度では老舗扱いされないしさ(ふふふ
小説にもアンティークや古物商を題材にした物も多くあるよな。
例えば、井伏鱒二さんの『珍品堂主人』、北森鴻さんの『旗師・冬狐堂シリーズ』。
それだけ多くの魅力があるということなんだと思うよ。
眺めるといえば、アンティーク専門の美術館もある。
本土にいく機会があれば一緒にどうだ?
ショップめぐりも捨てがたい。上野や浅草、あと京都にもいい店が有るんだよ。
猫子島にもあるかな?知らないか?
想像して和む)
入…る、わね、ええ。書を読むから読書だものね、いうとおりだわ。
思わぬ知識が飛び込んでくるのは確かに楽しいかも。うふふ。
住んでる寮も猫鳴館だものね、私。
ええ、アンティークも好きよ。古い時計とか、写真立てとか、優しい感じがするのよねー。
でも私、詳しい訳じゃないのよね…、なんとなく眺めてるのが好きなの。理由は無いのよね、不思議だわ。(楽しげな表情を浮かべつつ軽く肩を竦めて
色々かー、うふふ、色々ねー。
修ちゃんならその色々を全部大事にしてくれそうだもの。
きっとみんなを幸せにしてくれるし、きっとみんなが幸せをくれそう。
モチツモタレツ?みたいな?うふふふふー♪
(珍しい様子を楽しそうに眺め
読書とは本を読むことだから、入る…と思う。
パラパラ捲ると意外な発見が有ったりして結構面白いぞ。お勧めだ。
写真集かあ。
廃屋好きだとは知らなかったな。実際に行ったりもするのかな?
パイプラインとかが有機的な組織のように絡み合っていて、
なんだか自分が小人になって異世界に入り込んだような感じがするよ。
古くて使い込まれた物がいいならアンティークの工芸品なんてのも、もしかして好きかい?
虚を突かれて沈思。一寸逡巡)
愛しいもの… 愛しい…
うん、色々、あるかな(にこっと笑む
まずは家族だ。それから手作りしたグッズとか、プレゼントして貰ったものとか。
あと…、うん。色々だ。( ///▽///
辞書と参考書は、それは読書にカテゴライズされるのかしら…?
でも辞書をぱらぱら見るの、私好きよ。
電子辞書じゃあ、紙の辞書みたくランダムに開いて文字を辿るのが出来ないものね。
折角そうやって覚えた言葉、使いたくてもなかなか使える場面に出会せないのだけれど。(へにゃりと微笑んで
私のオススメねー…、最近は写真集が好きね。
雑貨屋さんみたいな本屋さんで見付けたのよ、工場の写真とか廃屋の写真とかの。
こう、年期が入って古びていく物が好きだわ、なんだか愛しいの。
修ちゃんも何か愛しいものってある?居る?(何の気なしに
暇さえあれば何か読んでるかな(くすっと笑って、顔を上げる
愛読書は参考書、それと国語辞書だよ。…いや、普通の本も読むし(汗
美崎の最近のお勧めは?
ほ、ほらーもいけるクチなのね…。(目をぱちくりとさせ
修ちゃん、色んなジャンルの本読むのね。
良いわよねー、知識や経験は広く集めるに限るわ。
貴方の新しい一面知っちゃった、うふふ。(両手で頬杖をつき、楽しげに微笑んでいる
にこっと笑って本の表紙を見せる)
表紙には「The Omen」とタイトル。)
描かれているのは黒い背景に緋色の十字架と、少年が一人…。)
ええ、折角の図書室だもの。
本達が主役なのに、彼らを蔑ろにしてお喋りに興じ過ぎたら、きっと枕元に立たれちゃうわ?(楽しそうに笑いながら
(一通り整理を終えて修ちゃんの正面の席に腰を下ろし、邪魔にならないようにしつつ彼の読んでいる本を見ている。どんな本を読んでいるのか興味津津らしい。)
>美崎さん
静かに迷惑にならずに話すぶんにはそう目くじらをたてるものでもないよな。
(引続きのんびりと読書継続