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【星幽塔】薄闇よりの挑戦状
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結:そのゲームの意味は……。
――1階
「へびつかい座の印が入ったものって、ある?」
「いや。ただ、さっきからこの子が……」
御剣 刀
が
サキリ・デイジーカッター
に問いかけると、狼がかまどの1つに向けてうなり声を上げている。最初に
日暮 ねむる
が火をつけたかまどだ。
「あー、そういえば調査しないで火をつけちゃったんだよね。うっかりしてたよぉ」
ねむるは火が弱まった所でそれを消し、かまどを調べてみる。まだ熱が残っているものの、奥に光るものを見たねむるは、僅かににやり、と笑った。……黒い炎を揺らめかせるオーブだ。
「奥にあったよ。なんか、長い棒みたいなのって無い?」
「これなんかどうだ?」
そういったのは
鮫ノ口 礼二郎
だった。持ってきたものは、硝子を吹くときのような鉄の棒。刀はそれを受け取ると、ねむると入れ替わってかまどを覗き込む。
「仕留める」
刀は両手で棒を強く握ると、勢いよくオーブに棒を突き刺した。ガシャン、と硝子が割れる音がする。手ごたえを感じた刀は、ぐっ、と親指を立てた。
「1階で破壊されたオーブはこれで4つ目か」
警戒していた
優木 遥斗
の言葉に、礼二郎が頷く。
水上 桜
はため息をつきながら周囲を見渡した。2階からも硝子が割れるような音がしていた。おそらく、オーブが破壊された音だろう、と判断した彼女はその音の数を数えていたが、中にはくぐもって聞き取りづらい物もあった。
礼二郎はろっこんによって記録した内容をメモに記していた。エリオナイトとの会話や道具に標された星座の印など、重要だろう事についてだ。
「まだ探していない場所はあるか? あらかた探したような気がするが……」
遥斗の言うとおり、かまど周辺と、作業台や道具箱、棚周辺などくまなく探して入るが、見つかったのは4つだけだった。
「いや、もう一度探してみよう。見落としている場所があるかもしれない」
サキリの言葉に、桜たちは頷いた。
礼二郎は己がつけた記録を振り返り、サキリは相棒の狼に匂いを辿らせて探っている。刀と遥斗、桜はもう一度探していない部分は無いかと棚など動かせる場所が無いか探していた。
「そっちはどうだ?」
遥斗がサキリに問うと、サキリは首を振った。狼はにおいを嗅いで調べてくれてはいるが、反応しない。
「もう、この階には無いのかな? 直感的にありそうな気がするんだ」
「俺が記録した中に、怪しい場所は……。もしかしたら崩落で出来た穴の中などかもしれないぞ。そういう場所は無いか?」
礼二郎がメモから顔をあげ、提案をする。
「ある可能性は否定できません。けど、危ないですよ?」
「でも、行かなきゃ得られないよ」
桜が不安そうに言うが、刀は納得したように頷く。
さっきの揺れで壊れそうになったり、穴が開いたりした場所を探そうとした時、遥斗が顔を上げた。
「……日暮は?」
「工房の奥を再調査していたと思います」
遥斗の問いかけに答えたのは桜だった。彼女は引き続き念のために敵の襲来がないか警戒しており、1階にいるメンバーの位置の把握もしていた。
遥斗は何か察知したのだろう。日暮の様子を見てくる、と行って歩き出した。
桜の言うとおり、ねむるは工房の奥を調査していた。そこは、二階部分が落ちてきた場所だった。瓦礫の所為だろうか、壁の一部に穴が開いている。覗き込みながら彼は考察をめぐらせていた。
(エリオナイトさんは言っていた、『強い刺激が好みの僕ら向けに、スパイスを加えた』って。これってつまり、腐食がある程度進まなきゃ見つからない。
死のリスクが発生しかねない場所にオーブが隠れてる
って事なんじゃ……)
また揺れが起こって瓦礫が落ちてこないとも限らない。ねむるはヘルメットでもあったらよかったかな、等思いながら穴の奥をのぞく。……と、そこに棺のような物があった。
(えっ?)
予想外の物があり、恐る恐る穴の中に入る。だが、よくみるとそれは大きなキャビネットだった。松明であたりを照らすと、様々な絵やおもちゃが置かれている。見ているうちに気づいたのは、エリオナイトらしき女性が赤ん坊を抱いている絵や、いろんな笑顔の男女の絵だった。
「どうした?」
ねむるが穴の中に入ったのを見ていたのだろう。遥斗が声をかけてきた。そして、ねむるが見せたものに目を丸くする。2人はしばらくの間見とれていたが、目的を忘れたわけではなかった。
道具箱などを調べてみた結果、キャビネットの中にオーブはあった。遥斗はねむるに取り出してもらうと、工房から持ってきた鉄の棒を叩き付けた。
オーブを破壊した後、2人はそこで日記帳を発見した。鍵も付いていない、シンプルな日記帳だった。
「……読むのは気が引けるが……」
「でも、情報を得るためだよ。ちょっと気になる」
2人は恐る恐る日記帳を開いた。そのページにはエリオナイトの日々が書かれていた。
***
アステリズムの皆さんは、みんな凄い。
その1人になったユグシオンも、凄い。
それでいて、やさしくていい人達ばかりだわ。
正直なことを言うと、少しうらやましいかも。
確かに責任重大な役目であることを承知しているけれど……。
でも、先代様の下で修行していた中で一番優秀だったユグシオンが選ばれたのは分る気がする。
◆◆
漸く子供を授かった。
そのことをユグシオンだけじゃなく、アステリズムの皆さんも喜んでくれた。
ふふ、そういえば頂いたカードに
「我らが縁の下の力持ち、『へびつかい座のアステリズム』エリオナイト殿」
なんて書いてあったわ。 なんだかくすぐったい。
***
書かれた内容にねむると遥都が顔を見合わせていると、そこには赤銅色の目をした、悲しげな表情の女性が佇んでいた。エリオナイトは、2人と目を合わせた彼女はすぐに無表情になる。
「あの部屋を見つけたのですね。運のいいこと」
遥斗が黙って様子を見ていると、ねむるが日記帳を彼に手渡す。
「?」
「僕、ちょっと試してみたいことがあるんだ。……これ、頼むね」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
冒険
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月10日
参加申し込みの期限
2017年01月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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