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【星幽塔】薄闇よりの挑戦状
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「テーブルの下のはうちが壊しちゃったぞ! 隠し部屋のはアカリ兄ちゃん達と部屋に入ったときに床が抜けて落ちたぞ!」
続けて悠月が口を開く。
「本棚にあった金庫の中のは、桜庭が壊した。タペストリーの裏のスペースにあったのは新田と俺でやった。これで4つか?」
「階段のは、僕が壊したんだ」
夏朝がそういうと、修は静かに考える。
「1階メンバーは何個壊してるんだろうな。それが分ればいいが……」
「じゃあ、うち、聞いてくる!」
あんずが階段へ向かおうとするとそれを夏朝が止める。そして、こっそりと階段を見るように言うと、円がエリオナイトと対峙していた。
――1階
ここでも、階段でのやり取りを見ていた者がいた。ねむるである。礼二郎、遥斗、刀、桜、サキリもまた様子を見てる。
「日暮と俺がかまどにあったオーブを壊しているよな。隠し部屋でみつかった分は優木、地下収納部にあったのはデイジーカッターと水上が壊している」
「あとは、俺と椿が見つけた引き出しの中の、か……これで5個だな」
刀が指を折りながら数え、礼二郎が付け加える。サキリは傍らの狼が虚空のにおいをくんくんと何度もかいでいることに気づき、あたりを見渡す。桜は首をかしげた。
「あと探していないところといったら……どこですかね?」
「心当たりが無いわけじゃないけど……」
サキリがあたりを見渡すが、少しだけ表情を険しくする。ねむるは僅かに移動しながらも、ポツリと呟く。
「まさか、11個目=エリオナイトさんが持っているアレ、じゃないよね」
「だったらさっき壊せていたら全て解決していた、かもしれないな」
遥斗が肩をすくめる。しかし、ねむるは……もう一度、それを試してみようと思った。今、エリオナイトは円との会話に意識を全て向けているように見えたからだ。
(やるなら、今、かな)
ねむるはそっと、階段へと近づき始めた。エリオナイトは丁度1階へと背中を向けている。遥斗と礼二郎は僅かにこくん、と頷いて応援した。
――階段上。
「ねぇ、冗談とか好きなの?」
円に問われ、エリオナイトは僅かに表情を細める。
「何故?」
「さっき聞きたかったんだけどさ。どういう意図でのゲームなのかなーって。隅々まで調べさせる事が意図なら、何か伝えたいことがあるって事?」
円が目を見ながら問いかけると、赤銅色の目に黒い影が躍る。だが、その表情が僅かに曇ったような気がする。円はそれを確認しながら次々に質問を投げかけた。
「その服装からして、職人さんかな? それにここには作業場があるみたいだし……、ここ、エリオナイトさんの工房だったの? でも、へびつかい座の印が入った道具はなかったし、それが気になるんだよね」
円の言葉に、エリオナイトは何も答えない。彼女は表情を曇らせたまま、円を見つめる。赤銅色の目が、黒い影に覆われる。その瞬間、エリオナイトの顔から表情ごと曇りが消えた。
「ステラちゃんも、ここが気になっていたみたいだよ。ここ、温かくて、居心地が良かったって、言ってた。君の家なら、落ち着く関係だったのかなって……。でも、ステラちゃんっぽい横顔のコインをつぶしてたし……」
円が考えながら言葉を続けていると、ステラが目を覚ます。ステラが顔を上げるとエリオナイトと目が合った。エリオナイトは呆然とステラを見る。
「ステラちゃん、具合どう?」
「眠ったら、楽になったの。?
……エリオ、治ったの?
」
ステラが、寝ぼけ眼で問いかける。だが、エリオナイトは、その言葉に硬直し……僅かに泣きそうな顔になった。
――2階・隠し部屋前
階段では円がエリオナイトと対峙したままである。その様子を見ながらも、修たちはオーブを隅から隅まで探していた。
「あの穴から1階に行こうと思いますっ!」
美咲紀が隠し部屋に開いた穴を見て言った。今、1階のメンバーと連絡を取るにはそれしかない、と思ったのだ。
「まて。いつ崩れるかわからない。俺が行こう」
修が剣士の光からなる日本刀を手にそう言った。亮は修に頷くとロープを取り出すと比較的安全そうな場所に1階で見つけた楔を打ち込んでロープを結びつけた。
「気をつけろ。結構崩れやすいみたいだから」
アカリの言葉に頷き、修は静かに下りていく。
修は知らなかったが、先ほどねむると遥斗が調べた場所につながっていた。2人が調査した後に、崩落が合ったらしい。そこにあった物を見、修は僅かに息を飲んだ。
修が1階にある工房へ出ると、サキリが最初に気づいた。最初、驚きを隠せなかったものの事情を説明すると遥斗は「あぁ」と納得した。
「そっちはいくつオーブを破壊した?」
修の問いかけに、サキリは「これだけ」と静かに5本の指を広げた。修は2階での破回数を答え、全員が息を飲む。刀は小さくため息をついた。
「最後の1つがどこにあるのか……だな」
「鮫ノ口、なにか気になる点はないか? 熱心にメモを取っていたが……」
サキリの問いかけに、礼二郎はメモをめくる。共に見ていた修たちだが、その途中で彼は1つ気になる所を見つけた。金貨を握り締めた時、丁度階段の下を見ていたのだが……。
(あれは……まさか、オーブ?)
階段の下にも、少しだけスペースがあった。だが、松明の光などを見てもよく分らなかったのだ。だが、今ならはっきりと見えた。
「ここかっ!」
修は、勢いよく走りこむと日本刀を構え、思いっきりオーブへと突き刺した!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
冒険
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月10日
参加申し込みの期限
2017年01月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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