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<月華>銀雷の夜 ――嵐の国奪還戦――
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「相当固いみたいだね。それに、下手すると刹弦まで壊れないかな?」
夏夜が不安げに水晶の柱へ触れたとき、脳裏に何かひらめく。彼女はそれに驚いたものの、すぐさまろっこんを発動しようと、ねこさんシールを貼った。
「夏夜! 手伝うぞ!」
サキリが、彼女を守るように背中合わせに立つ。願う間は無防備になってしまうからだ。夏夜はサキリに感謝しつつ、柱を見つめた。そして、強く想像する。
――己が、優しく暖かい金色の光放つ『月』となって光を放つ様を
彼女のろっこん『重く軽く』で目いっぱい水晶の柱を軽くする。そして、彼女は願う。
(刹弦が『巡り』に戻り、産まれ、幸せに生きれるように)
「今度こそ、光の元へ…『巡り』の中へ……!」
その瞬間、水晶の柱が少しずつ青白い輝きを放ち始めた。
* * *
夏夜がろっこんを使い始めた頃。その変化に気づいた
日暮 ねむる
は朱雀の翼を広げた。
「なんか、すっごく清らかな光だねぇ」
「吹雪もあの周りあたりは弱まっているな。チャンスかもしれないな」
新田 亮
の言葉に頷き、ねむると2人で水晶の柱へと赴いた。
柱の前では遥斗が刹弦の扇で吹雪をコントロールし、夏夜がろっこんで浄化を試みていた。サキリがその背中を守り魔物などに警戒していた。
「刹弦、迎えに来たのだ。一緒に帰ろう?」
真央が月長石のバングルで殴りかかる。その度に水晶の柱に皹が入っていく様子に、ねむると亮はやるべきことを見出す。
亮はろっこんの進化能力を使ってピッケルを叩きつけ、刹弦に心で語りかけた。
(刹弦、俺達に力を貸して欲しい。奴を倒すには少しでも協力者が必要なんだ)
水晶の柱の輝きが増し、皹も大きくなる。夏夜は、体力、精神力が徐々に削れて行くのを感じながら、必死に力を送っている。サキリは、そんな彼女の顔色を見、心配になった。
「夏夜、顔色が……。ううん、それだけ必死なんだ」
「サキリ君、君も水晶の柱を……! 僕の方がいいから!」
夏夜が必死の様子で言う。サキリは躊躇ったものの、頷いて手にした剣を閃かせた。その双剣は、彼が白木と硝子の宮に行った時に得た物。それ故に、刹弦を救う手立てに丁度いいと思ったのだ。
赤い光の軌跡が、柱に吸い込まれる。真央が、それに歓声を上げながらもバングルを打ち込む。
「生者も死者も関係ないのだ。確かに愛憐さんは寂しくて辛かった刹弦の気持ちを掬い上げてくれたのだ。でも……」
真央は、ぽろりと涙がこぼれた事に気づかぬまま、バングルを三度打ち付ける。
「寂しい仲間を増やすことで自分だけが寂しくないと思い込もうとした所は間違ってたのだ。それじゃあ、抱えた寂しさ辛さがいつまで経ってもなくならないのだ」
その寂しさ、辛さが解った時、真央は感じた。本当に必要な物は、自分達で分けて上げられるのではないか、と。だから、彼女は手を止めない。
「刹弦さん、今、助けるからね」
ねむるは柱の根元に触れ、熱を加える。この柱が解けるならば、自重を生かして倒したほうが良いのではないか、と思ったのだ。
この水晶の柱は、徐々に崩れ始める。水晶だと思っていたそれは、とてもとても固い、氷だったのだろうか? 少しずつ、水が滲み始めていた。
「あれは、氷だったのか?」
八神 修
の言葉に、
須藤 清一郎
は「そうやったのかもしれん」と相槌を打つ。修は大剣を杖のようにし、柱のほうをみやった。
「なん? 何か思いついたんか?」
「あぁ。……体力が持つかは解らないが」
清一郎の問いに、修は苦笑しながら柱を見つめるのだった。
遥斗は吹雪をコントロールしながら、周囲を警戒した。魔物の姿が見当たらないのは、
仙藤 紫
と
ルーク・ポーラスター
のお陰だろうか。
柱には、引き続き夏夜がろっこんを使っている。サキリも己のろっこんと朱雀族の力を使って柱の破壊を狙っていた。それにあわせ、真央もまた月長石のバングルを打ちつける。そして、柱の根元ではねむるが朱雀族の力を解放していた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月12日
参加申し込みの期限
2017年04月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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