this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
<月華>銀雷の夜 ――嵐の国奪還戦――
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
おまけ
救護用の天幕の中。
八神 修
はライメイにとある物を渡していた。黒い水晶のようなものだ。傍らには
須藤 清一郎
が控えており、ろっこんを発動させ異空間に手を突っ込み、「まだいるか?」と問いかけている。修は首を振ると清一郎はろっこんを解除して扉を閉めた。
「魔曜石?」
「あぁ。影の魔物を結晶化したもの、と帳は言っていました」
修の言葉にライメイは表情を険しくする。彼はドコからともなく手袋を嵌めると、それに触れながら観察した。近くでは神官らしき人々が控えており、なにか記録に残している。
清一郎は、これを確保し調べる事で帳の過去などがわかるのではないか、と予測していた。ここまで霧散しなかったことを嬉しく思ったが、その輝きは僅かに鈍くなったように思える。
「魔物を結晶化か……。嫌な予感がするよ」
ライメイはそう言い、傍らの神官たちにそれを預ける。
「どうにか調べてみよう。そっちでも調査してみてほしいが……色々と気がかりではあるな」
修と清一郎は一礼し、一旦そこで話を終わらせることにした。
* * *
月華世界の英雄・白虹。
その彼が裏切った、という噂を何人かの人達が聞いていた。だが、まさか愛憐を裏切っているとは思わなかった。
(愛憐を裏切った、ねぇ……)
呉井 陽太
は帳から齎された内容を思い出しながら天を仰ぐ。と、人の気配を覚え振り返った。そこには、白いポニーテールを揺らした若者……白虹その人がいた。
「白虹さん……」
「君は、『嵐の国』の解放に加わった人ですね」
白虹に言われ、静かに頷く。陽太はつかみどころの無い人だねぇ、と思いながら白虹を見上げた。
「話に聞いたけれど、誰かを裏切ったんだって?」
陽太は自然とそんな事を問いかけていた。何故か解らないけれど、言わずにはいられなかった。白虹はその言葉に、僅かに表情を曇らせる。
「裏切った……ですか。彼女からすれば、そう言われても仕方ありませんよね」
そのどこか自虐めいた表情に、陽太の胸は酷くざわつく。彼は無意識に胸元をつかみながら、白虹の目を見る。だが、白虹は僅かにため息をつくだけだった。
「結局裏切ったのか? 裏切っていないのか?」
不意に声がした。
新田 亮
である。その側には
志波 武道
も控えている。
「立ち聞きするつもりはなかったんだよネ☆ でもついつい聞こえちゃって」
武道がいつもの調子で言えば、白虹はどこか遠くを見ながら口を開く。
――私は、藍音を裏切っていた。
君らが『愛憐』と呼ぶ青龍族の女王を。
「あい……ん?」
武道が不思議そうに首をかしげる。白虹は、静かに言葉を続ける。
「藍音。青龍族の女性で、私が生きていた頃、『雲の国』を治めていた女王だった。それが呪皇になったと聞いたときは耳を疑った。だが、その理由が私にあると聞いたときは……」
白虹の言葉に、3人が表情を険しくする。
愛憐が呪皇となった理由が彼にはある。
恐らく、それは「裏切った」事が関係するのではないか?
3人は意味深な表情で白虹を見つめるのだった
。。。。。。。。。。。
――? ? ?
帳の報告を受け、呪皇・愛憐は真面目な顔で頷くと彼女を下がらせた。
玉座に残った愛憐は僅かにため息をつきながら懐から札を取り出した。
「ねぇ、白虹……。貴方があの時私を裏切らなかったならば、こんな事にはならなかったのですよ」
言葉が紡がれるそばから、札が燃えていく。そして、その煙は鳥の姿をとり、虚空へと消え去った。愛憐はその様子を見ながら、よく通る声で言った。
「こちらも、本格的に進軍しましょう。まず、手始めに……」
愛憐の指示に、陰に潜む魔物たちは従っていく。姿を見せずとも、彼らは愛憐の指示を受けて動いていく。
その様子を脳裏に描きながら、彼女は静かに笑った。
「裏切りの代償、払ってもらうわよ……白虹」
(おまけ・おわり)
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
菊華 伴
ファンレターはマスターページから!
菊華です。
まず、ガイドに出演してくださったサキリ・デイジーカッターさん、まことにありがとうございます。
ここから先は、リアクションを読んでからご覧ください。
ネタバレが多少ございます。
* * * *
真実を掴み取る為には、己の価値観を犠牲にしなければならないときもある。 byシトラス・ガムダン
* * * *
長くてすいません。気になるところだけ読んでもOKです。
まどろっこしいことは抜きにして結果いきます。
今回は
・魔物討伐完了(そのうち、最初のうちに鴉型を全滅させておいたのは大きいです)
・石人形完全破壊
・柱破壊
・刹弦救命
・祠での封印解除
・ライメイの存命
・帳より情報入手成功
以上の理由により『大成功』となりました。おめでとうございます。
ポイント
刹弦に関して
実は刹弦の救命に関してですが柱を思いっきり壊しちゃうと……アウトでした。
中の彼ごと壊れた可能性が。ただし、アクションではそこまで派手ではなかったのでセーフです。
根元壊して自重で倒したぐらいじゃ中の刹弦まで破壊、はないです。
また、刹弦救命に言及がなければ「助け出せたけどPCさんたちの腕の中で消滅」もありえました。
しかし気にかけてくださったみなさんのお陰で現在は『祖霊』にちかい状態となりました。
浄化されたお陰ですね。
石人形と帳に関して
実は憑依していない方は頭脳にあたる部分が無いので挑発とかに引っかかりません。
アクションで予測していた方、お見事でした。
合わせて帳。
今回はPCさんがけんか腰にくると石人形分解して魔物に戻し、援軍に~、の予定でした。
下手したら精神攻撃も……。
ですが、交渉というか、話し合いを持ちかけてくる人及び警戒していた方のお陰で
このようになりました。
現在、帳は「話がわかる人達かもしれない」と寝子島のみなさんをみております。
ただ、刹弦が浄化された事に関しては一種の危機感と羨望を滲ませたようでした。
祠に関して
ここは元々は祈りの場でして、まぁ、封印にちょうどいいかな、と。
そして吹雪の所為で雪に埋もれたけどライメイの護衛に当たった方たちがどうにか
できる人達だったので苦労する事もなく。
もし、ライメイが死亡した場合封印が解けない事も考えられました。
また、ライメイが重傷でも失敗判定だったのは封印が解けない可能性があったからです。
解けたとしても命と引き換え、とか。
ライメイ暗殺があるのでは?
という予測ですが、今回は帳が「刹弦の柱が壊される事は無いだろう」と睨んでいたため
準備しておりませんでした、というオチで。
魔物に関して
うじゃら、と居ました。
でもそれにまけず突っ切るわ、空からの攻撃は行われるわ、鴉は狙われるわ、オペレーター的な
役割を受け持つ人はいるわ、で……。
アクションの兼ね合いでああなりました。偶然なのかはさておき、すっごくかみ合っていて効果的でした。
白虹に関して
封印を解いていいのか否かは別の話で。
ただ、1人だけ危惧していた方にびっくり。
星幽塔に関して
門、ありました。
月華世界の住人が『星幽塔』へ行くと種族の力を失うのと引き換えに星の力を得ます。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ともかく、『嵐の国』復活で月長石は量産されますし、浄化の光もパワーアップ。
皆さん、大変お疲れ様でした。
ちなみに、フラグが無事成立しましたので次回はちょいと探索系を、と考えております。
愛憐の元の名前は『藍音』(あいん)だったと語る白虹。果たして、真相は……?
大成功でこのシナリオを終わりましたので皆さんには以下のものを送ります。
称号:『嵐の国』復活貢献者
取得:月長石がついた勲章
硝子の杯(皆さんの名前が刻まれた一品です)
それでは、この辺りで。また縁がありましたらよろしくお願いします。
菊華でした。
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
<月華>銀雷の夜 ――嵐の国奪還戦――
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月12日
参加申し込みの期限
2017年04月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!