あ…。
うん、そうだよね…。
困ったとき不安で、誰かに頼りたくなってしまって…。
僕の気持ちには、僕が自分でちゃんと答えをださなくちゃ…。
(しょんぼりと反省し

えっと、じゃあ…。
どんなことが起こりやすいのかを
占ってもらってもいい…？
(おずおずと

わっ、わ…！(話を聞いて急に慌てた様子で)

『自分がどちらが好きか』だなんて占いで聞いちゃだめだよ…！！

それを占いで決めてしまったら、悲しい事が起こった時に後悔するよ！『どうして占いに頼らずにあちらの人を選ばなかったのだろう』って！そんなの絶対ダメだよ！
でも、『こちらの人を選んだらこういう事が起きやすい』という２択だったら、そちらならばまだ占えるけれども……どうしよう？(困った様子で不安げに首を傾げながら)

茉菜ちゃん、お邪魔します〜。
(嬉しそうに微笑んで入室し、ちょこんと座り

えっと、じゃあこっちの綺麗なカードで…。
僕、とっても大好きな人がいるの。
一緒だとドキドキして心がふわふわして幸せで…。
でも最近、その人とは別にもう一人
一緒にいると幸せで、
ずっと一緒にいたいなって思う人ができて
僕はどっちの人が好きなのかなって…。
それを占って貰いたいのだけれど…。
(渡された飴を大切そうに両手で包み
きゅっと胸元に抱きしめながら

こんにちは、ももちゃんいらっしゃーい！(そっと開けられたドアから姿を覗かせた相手に目を輝かせつつ)
うんっ、占いやっているよ～。
この、カードのどちらかで占うのっ。

綺麗なカードが「そこそこ」の結果が出て、
この変なカードは「それなり」の結果が出るよ。どちらかというとアドバイス的要素が出ることが多いかな。

お話の内容と……ああっ、それと好きなカードの方を選んでねっ。
(いそいそとカードを整えながら)

(恒例行事なのか、銀細工の籠に沢山の個別包装された黄緑色のアップル味の飴を一つちょんと渡して)

こんにちはー。
ここで占いをして貰えると聞いたのだけれど…。
(そーっと扉を開けて

いえっ、真面目にというか、学校の復帰まで何もやること無くて……(あせあせ)
た、食べていける……(少し目を輝かせてから)──いえ、これって多分お金取リ始めたら、きっといきなり外れ始める類のものだから……。

でも、嬉しいですっ！ありがとうございますっ。(深々とお辞儀をしつつ、わしっとしたダイナミックさに感動して目を見張りながら）

……はいっ。嬉しいです！(お嬢と言って頂けた呼び名がとても気に入ったのか、言葉通り心から嬉しそうな笑顔で)
是非仕事運でもいらして下さい、お待ちしてますっ！！(喜びながら、その背後を見送って。笑みを隠しきれない様子でカードを整え片付けて)

ふーん独学か。ナルホドー（じーーー）
じゃーあんたよっぽど…（おろおろする様子に一旦口を止めて）…イヤ。
よっぽどマジメに取り組んできてんすね。占い。
ガッコだけでもボサってクビんなった身としちゃ頭下がるってーのに。
言っとくけどソレ食べてけるレベルだから。
…とか通りすがりに言われても足しになんねーか。でも世辞は言わんよ。

（食べ放題と聞いて）
ん？そーかそんじゃオコトバに甘えて（わしっと飴の山をつかみポケットへ）
（早速カサカサと１個取り出す。口に投げ入れて、からころ）…フム。
ちーと長居しちったな。飴もちょうだいしたしそろそろおいとまするわ。

イロイロどーもさん。飴が溶ける前にでもまた寄らしてもらうよ…お嬢。


次はシゴト運でも見てもらうかねー（振り向いて肩越しに三つ編みふりふり）

(きょとんと不思議そうな顔をしてから)
はいっ、独学ですっ。
昔に綺麗な方の不思議なカードをもらって。
寝子島に来てから『シマリス書店』さんってお店で売っていた本でそのカードの解説書が売っていたから、最近になってからそれで勉強して……

６０っ？　い、行っていないっ！行っていないですっ！(汗)
そんなに歳が行っていたら、や夜間学校はあるかも知れないけれども、昼間の寝子高にいられなくなっちゃいます！(おろおろ)

(相手の微笑に、自分の結果も悪くなかったのだろうと思い、こちらも安堵した様子で嬉しく笑って)

飴は食べ放題ですよ～っ。２つと言わずに、籠の飴が個別包装の袋の中で溶ける前に、どうぞ召し上がって下さいっ。
(飴が山ほど入った籠をずずいと差し出して)

（食いつかれなかったことにほっとしつつ。結果を受けて）
……………………。
んー…ちとシツレーなこと聞くよ。なんで答えたくなきゃームシしていい。

あんたのソレ。…独学？（素っ気なくも張りのある声）

イヤ試したとかじゃーないんよ。ただ…そーすね。すまんが正直なとこ、
トシの割にのっけからイイ腕だったんでびびって前情報減らした部分はある。
だっつーのにコレだもんなーまいったわ。
マサカそのナリで６０過ぎてたりしないよなジョーダンだけど（真顔）

まー幾つだろーとマトモな占い師の言うことだかんね。キモに銘じとく。
つかまえとくのもつかまんのもトクイじゃねーけど全部『だから』、か。
…あんがとお嬢さん。ベンキョーんなった（目を細くして微笑。なんか嬉しそう）


ところで飴もらってもいっすか？２個な（←言われたそばからプチ横柄）

はいっ！
(相手の言葉を尋ね返すことなく頷いて。綺麗な模様の絵が描かれたカードを何枚か引き)

う～ん……募集していても、これは、今の現状では見知らぬ人が同居人になることはないみたいですね。
お友達から仲良くなって、お誘いするのが一番な気がします。
これから先の、女性と出会う遭遇率は高くなっているから、出会いについては安心できそうですね。
最終的にはこちらから「同居人にならない？」ってお誘いをする必要があるみたいです。

気をつける点は、横柄さを出さない事、がっつきすぎない事、一度の失敗でも諦めない事でしょうか……。
でも、こうすれば同居人さんは見つかるかもしれないけれども、
『お互いにめんどくさくない相方』にはならなくて、どこかしら気兼ねしちゃったりしますから……

うんっ、逆にそれを許してもらえる相手を探して、そこで同居にお誘いした方が良いかもしれないっ。

こんな感じになりましたよ～。一度同居してもらえそうな環境で仲良くなれそうなお友達を見つけたら、手放しちゃダメという感じでしょうか。
是非、応援していますっ！！(カードをしまいつつ、ぐっと)

（反応の大きさにまばたき）…喜んでもらえてナニヨリ。

おお？んーハラ割るつーかなんつーかアレだ。
ゲンミツには『互いにめんどくさくない相方』かね。なんか楽々なカンジで。
（輝く瞳にまたまばたき。口を開きかけて、閉じて、ひと息ついて）
…そう期待されっとヒジョーに申し訳ねーが、ンな大したこっちゃなくてさ。
同居人募集してんだ今。…そんだけすから（少しだけ笑った）

アタリハズレじゃないんよ。占いはヒトの……あーイヤ口滑った今のナシ。

その勢いでひとつ頼むわ。八卦。

わあっ、学生さんじゃない人だよっ！(こんな目立つところに建てれば目立ちもする)
年上の人だっ。はいっ、大歓迎ですよっ。
(しばし大興奮してからやっと落ち着いた様子で)

ええっ、じゃあこちらのカードですね。
これからの出会いで異性運じゃないというと、『腹を割って話せる』っていう、『相方さん』とかそんな感じです？
これで合っていればこれで占いますねっ。
あっ、でも違ったら問題のない範囲で聞けたら嬉しいですっ。(『相棒』という響きに惹かれるのか、心なし目を輝かせながら)

……でも、外れる時は外れちゃうから、全然無理のない範囲で大丈夫ですっ。当たるも八卦当たらぬも八卦～っ！(占い屋としても大問題発言)

コンチワ。一見だけどいっちょ見てもらってもいっすかね。

（２種類のカードをちろっと見てフムと唸り）
ミョーなのも惹かれっけど割とマジなんで綺麗な方でヨロシク頼む。


占って欲しいんはズバリこれからの出会いについて。
…ってもオトコ運じゃーないんだが。どっちかつーとオンナ運か？
イヤそもそもレンアイとは違くてだな。ダチというか相棒というか。

んーどー言やいいんだか…詳しいハナシ要ンならセツメーすっけど。

そうね、何だかんだで直接聞いてみるのが一番だと思うわ。
思考より行動！当たって砕け散る覚悟で！
その方がいいと思うの。
自分も、そして…お相手の方もね。
もし嫌と思われるのが嫌なのなら、尚更。
始まりの始まりか、終わりの始まりか。
自分の為に、相手の為に。
…まあ、これは理想論だけれどね、うふふ。
だって、考えても考えても、答え合わせをしないことには正解は分からないのだもの。
冴来ちゃんには『答え』が存在するでしょう？
『答え』の存在しなくなった私には、とっても眩しく見えるわ？（寂しげに笑み

あら茉菜ちゃん、今が幸せならそれでもいいと思うわ？
恋心を相手に注ぐ自分かー…私もそんな自分想像出来ないわ…。
でも、今の私を昔の私は想像出来なかったでしょうし、その時が来たらきっと自然にそうなるわ。
焦らなくっても絶対、大丈夫よ！（満面の笑みで

そうね、諦めるのもその人の為かもしれない。
…私には出来ないけれどね、うふふ！

……岬さんは、だから全ての人を愛する事が出来るんですね。(やっと理解したようにポツリと呟いて)
わたしは、告白したら振られるのが分かっている好きな人もいるけれども、それはイレギュラー中のイレギュラーで……！　本来、今が幸せ過ぎて、恋愛まで思考が回らないというか……(しどろもどろ)

まず、恋心を相手に注ぐ自分が想像出来ません……！(汗)

冴来さんの場合は……むつかしいよね。
一番いいのは自分から去……これが、一番いいと思ってしまうから、恋愛に向いていないんだと思うんだよね、わたし(汗)
一度、その人に聞いてみたらどうだろう。「あなたが笑うのに、私は邪魔ですか？」って……

何時だって、大好き、愛してるって言いたいの。
でも、そうするとあの人を
戸惑わせたり困らせたりするから…。
あの人には笑っていて欲しいの。
嫌な思いをして欲しくない…。
私は、どうするべきなのかしらね…。

うん、私の初恋の人。
大好きで大嫌いな人。
うふふ。

あら、恋愛国家資格試験？
じゃあ、私試験監督の人達に文句言ってこないと。
茉菜ちゃんが落第だなんて、きっと採点ミスだわ？

愛の重さかあ。
私は、出し惜しみって勿体無いと思うのよ。
だからいつも可能な限りの全力。
結果どう思われてしまっても、私は全力を出したから満足だもの。（ふわりと笑んで

ワンプッシュ…
うふ、だってもう私、あの人に何も出来ないんだもの。
脚をあげるなんて、そう思うととっても重いわね。

自分より、思っている人がいるなら、それは仕方の無い事かなと思ってしまうね。
しかも、わたし恋愛国家資格試験に落ちてるから(だからそれはどこだ)

でも、それが、精一杯だったらどこかでそれだけの愛情を向けないと後できっと後悔すると思うよっ。
全ては、後悔しない為に……！！(ぐっ)

…そうね…。
愛の重さは、誰にも計れない…。
私が世界で一番、と思い込んでいるだけで
実際には私よりも、もっと深く、
私の愛しい人達を愛している人がいるのかもしれないわ…。

重すぎるのも軽すぎるのも考えもの…。
愛情の加減って、難しい…。

(美崎さんの様子を見て、「あ…」と僅かな罪悪感で俯いてから。
美崎さんの言葉に)
それが、美崎先輩の───…いいえっ、何でもありません…っ。

あ、ありがとうございます……っ(美崎先輩の言葉に照れながら)
でも、わたしは、特定の誰かを選ぶ事も選ばれる事も出来ないから…一人で居るほうが似合っているみたいです……(軽く頬をかきながら)

はいっ、レディ・ロゼッタが使っていたカードには『キング』が無いんです。『ナイト』『クイーン』『プリンス』『プリンセス』で４スートとして構成されていて……。
ちょっと違うんですが、意味合い的には『キング』とほぼ同義だと思われます。……タロット詳しい人だとここら辺答えられるんだろうけどなぁ……(地面バンバン)

うん、冴来さんっ。美崎さんには数十股とまでは行かなくても、たくさんの人に好かれているよっ(汗)
……愛しているのと、人が愛する量と、自分が愛されているのは違うと思う。
自分がこんなに思っていても、美崎さんがそれに見合う分だけ一等冴来さんを愛してくれるとは限らないのと似ていて、世界の誰より合いしていても、その愛の重さは誰にも分からない。

でも、特別な事をした後に最終結果にこのカードが出ている訳だから……！(顔を青くしつつ)
美崎さんっ、もうワンプッシュだよっ！　特別だって気付いてもらえていない可能性があるよっ！！(思わず素で喋りながら泣きそうになりつつ必死に)