10月も後半になる中、ガラス工房ではハロウィンに向けて変わった飾り付けがなされていた
工房の前には様々なハロウィングッズが飾られ、硝子で作られたジャック・オー・ランタンが静かに出迎えてくれる
お菓子を貰いにくるもよし、店主と雑談するもよし
今日もまったりガラス工房は営業中です
ほうですの、せやったら安心しました。
あまりぎょうさん作られへんように見えますし、ぼちぼちいうのもええように思います。
おしゃれでええと思うんですけどねえ。あんま馴染みがないんやろかぁ。
(ちょっとおどおどしながら)
いやあ、もう、職人さんの言う事よう聞いて、おとなしいにしとりますわ。おっかないですわ、、、
色ですかぁ。ほうやねえ……ほなこれ、お願いします。(と瑠璃色の透明度のあるガラス棒を選びます)
(包装もしますと言われ)
ほうですか、ほなら、お願いしたいです。
かぼちゃの方は7歳ぐらいの女の子用で
もう一個の方は、ほの子が世話になっとる大人の人にあげようかと思てるんですけど、それでお願いできますやろか?
いえいえ、忙しいなんて、そんな事ないです
元気があってよろしいですわ。
エリーゼ・ハルトマンさんですの。
ほなら、エルさん、て呼ばさせてもらいますね。(こちらもぺこりとお辞儀を返して)
よろしゅう、エルさん。
お菓子持って来てへんかったら、いたずらされてしまうんかいな……ど、どないしはりますの……(怯え気味に)
はあ、ワサビさんを。(ちょっとほっとして)
ほんな悪戯ならなら大歓迎です。
どうぞ、ワサビさん、撫でてもらい。
(千影がワサビに目くばせすると、ワサビは伏せて尻尾を振ってエリーゼさんを無邪気に見つめている)