酷く荒れ果てた礼拝堂。
争いの跡が色濃く残されており
床には割れたステンドグラスの破片が散乱している。
教壇の下には隠し扉があり
そこから地下室へと降りられる様だ。
中央にぽつりと佇む薄汚れた天使像は
どこか泣いている様にも見える…。
ヒトは助けが得られない事からも成長していくと思ってるヨ
争いを通じなければ見えなかったモノだってある、コレも親の喧嘩と一緒ダネ
本音をぶつけあって互いの嫌な部分を指摘するのも時には必要ナンダ
国家間の平和も家族の円満も理想論という綺麗ゴトだけでは成り立たないカラ
呪い、好きなヒトを呪って幸せにはしないのカイ? 想いが強すぎるのカナ
ソノ強い好きな気持ちを背負い込むココロを持った相手なら可能かもしれないサ
愛にもイロイロなカタチがあるから、キミが幸せになる資格も天国に行く道もきっとあると思うヨ
ソウカ、すると、キミを連れ去ったヤツも自らの地獄に囚われているかもしれないんダナ。
救われない魂がイッパイダ、ところで少しだけ教会の地下ヲ見てきてイイカイ?一人で行くサ
キミの頭の中にある光景をこの目で見てみたいんだ、その場所がどの程度の暗闇なのカ......