こちらは寝子島高校の南校舎の屋上じゃ。
こちらの屋上は書き込みの制限の無いトピックじゃ。
ハイスピードでガンガン発言したい人向けじゃぞよ。
ただし、簡単なルールはある。
・寝子島高校の北校舎屋上との並行発言は禁止とする
場所が離れておるからのう。どちらにも出没と言うのはちょっとまずいと思うとて、並列は禁止させて貰うぞよ。
・ろっこん承諾後の使用について
ろっこんを使用する場合は「フツウ」を考慮して使用して貰うぞよ。
簡単に言えば「屋上」と言う場を荒らさない事じゃな。
ろっこんに関してはこちらを参照して貰いたいぞよ。 http://rakkami.com/about/rokkon
まぁ、こんな所じゃな。
あぁ、それとこのトピックは「誰でもコメント」が可能じゃ。
「N.R.C ~寝子島屋上コミュニティ~」に所属をしてなくても書き込みをする事が出来るぞよ。
さぁ、皆で屋上と言う場所で交流を深めようぞ。
尚、現状は南校舎屋上を「ハイペース」、北校舎屋上を「スローペース」にしておるが南校舎屋上にも「スローペースの場」や北校舎屋上にも「ハイペースの場」を作りたい場合は一度、ミーティングの方に書き込んで欲しいぞよ。
その後で、トピックを新たに立てるか決めるとて…。
(従夢さんの発言に)
『大人しいといえば大人しいですけどね』
『手がかかるような子でもないので、助かっていますよ』
『抱き心地もふかふかです』
(従夢さんと冬月さんとの様子を見て)
『これで皆さんとも友達 ですね。先輩』
(冬月さんの言葉に穏やかな表情で)
『冬月さんが頑張って言葉にしたからですよ』
『私は後押ししただけで大したことはしていませんから』
『それでも どういたしまして、です』
(嬉しそうな笑みに、思わず同じように笑みを向ける)
(秋映さんの発言に)
『そうですね』
『後ろを辿っても、前には一向に進めませんから』
『この島は、そのきっかけになってくれそうな気がしますよ』
『秋映さんの変化も、きっといい方向へ転じてくれるはずです』
(恥ずかしそうな様子に小首を傾げた)
(おどおどしている飛次さんの姿に何だか親近感を覚えているらしく、珍しく落ち着いている)
……冬月、詩歌……なのです。
こっちはシロ(白い猫のぬいぐるみを持ち上げて)でこっちはクロ(今度は黒い猫のぬいぐるみを持ち上げて)なの。
どっちも私、の大事な、お友達……なの(大事に抱きしめて)
飛次……さんのもふもふ、さんと一緒、です。
(こくこく)よかった、の……。
浅山、さんが背中押して、くれたから、でもあるの……。
えへへ……。(嬉しそうに笑う
皆口先輩、さんも、お友達に、なってくれる、です……?
とっても、嬉しい、の。お、お友達になってもらう、の。
なのー、飛次さん、もです?な、なってくれる、かな……?
なのー……?
変わってる、です……?むむ……?(クビカシゲ
みんな、がいたから、頑張った、弱い子、です……。
でもでも、ちょっとだけ強く、なれた気がする、です。(恥ずかしそうに
んと、7組、なのです。だか、ら、一応……芸術科なの。
(普通科の授業で見かけないと言われて)秋映、さんは普通科、さんです、か?
(嬉しそうに笑う詩歌さんを見て)
『そう』
『私が思っていたより、君は変わってる人みたい』
『それにそこまで弱い人じゃなかった』(タブレット画面を一瞬見せ、すぐ引っ込める)
(そういえばという顔をして)『冬月君は何組?普通科の授業であまり見かけない気がして』
(おどおどしてる勘助さんにタブレットを向け)
『屋上にいることに許可はいらない』
『私は秋映・オルガ・アヴァロン。一年生』
『飛吹君、よろしく』
(もふもふを見て)
『それ、かわいい。ぬいぐるみ持つの流行ってるの?』(詩歌さんの持つぬいぐるみと見比べ)
(浅山さんに対し)
『昔のことは終わったことだし振り返るつもりはない。けれども似た部分は多いと思う』
『人間なんて根本は似たり寄ったり。どこへ行っても同じ』
『そう思ってたけど、この学校は今までいたところに比べて過ごしやすい』
(少し顔を逸らしながら)『自分に変化が起きるのも頷ける』
(クスリと笑われたのに恥ずかしそうに下を向き)
(皆口さんに対し)
『答えが出ない問題を考えるのは虚しさが募るだけな気がする』
『そう考えるのは、私が理系だからかもしれないけれども』
『プログラムや数式は裏切らないから』
(拗ねたような顔をして)『物好きに頼る日が来ないことを祈るわ』
『この世で見返りを求めず傍にいてくれる存在は両親だけだから』
『血の繋がりってそういうもの。例外もいるけど』(目を伏せ)
(両親の事に興味がないと聴き)『悪いこと聴いちゃったみたい。ごめんなさい』
『まし?私はそうは思わない』
『きっといつかツケが来る。嘘で雁字搦めになった後ではもう遅い』
『ありのままの自分を受け入れる方がずっと楽』
浅山さんは島外の人なんだね。昼寝ばかりか、でも癒されそうだよね
うーん……大変だよ
僕も向こうも
馴染んでいるかな。居る以上は馴染むしかないというか
まあいいさ、とくかく、来てくれるとありがたいという事ですよ
すまない、少々難しかったかな。気にしないでくれ。僕は物事を難しく考えるきらいがあるから
(冬月さんに笑顔を向けて)
そう、友達になれた?それはよかった。いやでなければその中に僕も加えてくれると嬉しい
(と言って勘助さんの方に手のひらを向け)
それから彼も。
よろしく、飛吹勘助君
(説男という名を聞いてぴくりと眉が動く)
その人物は、たまたま僕と同じ苗字で、同じ両親を持ち、同じ家に住んでいる。僕より3年先に生まれた
それだけで僕は彼に永遠に勝てない
ただそれだけだよ
飛吹君は彼の知り合いなのかな?
君と相手が友人と思う限り友人だろう。分かっているならそれで構わない(微笑)
哲学か、よく言われる。僕は一日中そんな事ばかり考えてる。考えても答えはでない。答えがでないから考える
もしきみにもその時が来たら……物好きを頼るといいよ
そうか。君とって両親は大切な存在なんだね
それを聞いて安心した
僕か、ああ、髪の色。これは家系なんだ。色素がどうも薄くてね。両親とも日本人で、かれらも同じようなトウヘッドだったな
北欧の血を僅かに引いているような話も聞いたけど……どうなのだろう。残念ながら両親の事に興味がなくてね
そうだろうね。嘘は自分も守るためのものだ
ありのままの自分と向き合うのには勇気が必要だ
僕にはそれが出来ない
多くの無駄を重ねても、傷付くよりかは幾分ましだから、ね……
(従夢さんの発言にコクリと頷き)
『まだ小さな子で、夏休みに実家に帰った時に一緒に連れ帰りまして』
『のんびり屋さんなので、お昼寝してる事が多いですけれど』(苦笑)
『勝てない、ですか。幸せそうですけど大変そうでもありそうです』
(冬月さんの返事に、にこりと微笑み)
『良かったですね。お友達が増えて』
『冬月さんの気持ちが、向こうにもちゃんと伝わったみたいです』
(勘助さんに対し)
『普通の学校なら、まず屋上に入ることすらできませんからね…』
『屋上を利用する人がさらに増えれば、ここも狭く感じるのでしょうか』
『確か2学期の始業式後でしたね…またあのケバブ屋さんにも行ってみたいですね』
(秋映さんの言葉に苦笑いを残しつつ)
『お互い、苦労の種は案外似てる部分が多いかもしれませんね』
『それでもここに来てからはだいぶ変わったので、変化の違いにも驚いてます』
『そうですね』
『でもこうして色んな人と過ごす時間も、悪くないものです』
(満更でもない様子にクスリと小さく笑い)
そう、だったの、か……屋上に、たくさんの人、なんだか、宴会とか、みたいで、楽しそう……【微笑み】
でも、屋上、壊れたり、しない、のかな……
そんなこと、いってたら、俺も、場違いな、気がします…
それに、貴方は、なんだかんだで、馴染んで、そうに、みえました、から…【ボソボソ】
【名前を聞かれ、秋映さんや詩歌さんに視線を向けられてオドオド】
あ、えっと……ご、ごめん、なさい、勝手に、入って、見て……そして、名乗るの、忘れて、ました……
俺は、飛吹勘助、といいます。1年生、です…こっちは、もふもふ、です
【ともふもふをみせながら】
浅山さんは、ケバブ屋さんで、お会いして、以来、ですね…
改めて…皆さん、よろしく、おねがい、します…【頭を下げ下げ】
…皆口さん…説男さんの、身内の方、です、か…?【首かしげ】
依存……?
仲良し、すぎる、とダメで……でもでも、触れ合わないと、ダメ、で……むむぅ……。
難、しい、の……。
も、もう泣かない、の……お、怯え、ないの……!(泣いた姿を見られて恥ずかしかったご様子
そ、それでもいい、の。……えへへ(ちょっぴり嬉しそうに笑みを浮かべる
(浅山さんと皆口さんのほうを向いて)
お友達、になれた、の
やった、なの(嬉し恥ずかしの笑みを浮かべて
(飛吹さんの視線に気づいて)
……?(クビカシゲ
(冬月さんに向き直って)
『また君のこと泣かせてしまったり、怯えさせてしまうかもしれない』
『それでもいいなら』
『それと、友達になることに許可はいらない』
(飛吹さんが一歩下がっているのを見て)
『もう終わったから。大丈夫』
『こっち来て』
『昔の浅山君?』
『そう。今の浅山君になるまで色々あったんだ。私と同じ』(目を伏せながら)
『学校で一人になるのは難しいってことが改めてわかった』
(言葉とは裏腹に満更でもない表情を浮かべ)
(友人の話に対して)
『私が何を言ってもへこたれない、物好きな人たち。それが友人と呼べるなら』
『言われなくても大切にするつもり』(ぷいっと顔を逸らしながら)
『哲学は苦手。私は自分を信用できなくなったことはないからわからない、でも』
(タブレットにタイピングするも内容を確定出来ずに消してしまう)
『ごめんなさい、やっぱりわからない。私にそのときが来るとも思えない』
『先輩も物好きな人たちの中の一人みたい』(ふっと一瞬だけ笑い)
『確かに。聞き返されるのは面倒』
『両親から貰った大切な名前を間違えられるのも耐えられない』
『先輩も混血に見えるけど?』(髪の色を見て)
『嘘を吐く人たちは、自分をよく見せようとしてるだけ』
『人間は身の丈以上のことを偽れば、すぐボロが出る』
『私はそういう無駄なことをしたくないだけ』
浅山さん、仔兎を飼っているの?
手を焼いているというか……なんというか。兄には勝てないな(苦笑)
そう、仲良しすぎるんだ。仲良しはいいけれど、すぎるのは駄目だよ。そういうのは依存っていう。人間は本来は孤独だ。だからこそ人との触れ合いを大事にしなければいけない。依存しすぎていては大事な人も守れない。僕は人の暖かさから、孤独を学ばなければならない。悲しみを知るためでなく、愛を知るためにね。
(言ってて恥ずかしくなって)……忘れてくれ、冬月さん。えーと……(顔をそらして照れています)
(空を見上げて、考えて、それから少し笑顔になった冬月さんを見て)
そうか。それは良かった。
(ちらりと、タブレットに目をやり、秋映さんの方に向き直って話します)
鼻から見捨てられている、か。成程ね。まあ今の君はそう思うのだろうね。しかし少なくても友人と呼べる人物がいるなら上等だ。その友人を大切にするといい。
最後に頼りになるのは自分だけ。僕も大いに同感だ。愚かな大衆の評価なんて僕に何の価値も無い。
と思い続けていたかったな。
自分しか信用できない人間は、自分を信用できなくなった時……どうするのだろうな。(どこか虚空を見つめ)
君は面白いよ。君と言葉を交わすのは楽しいね。はっきりものを言われるのが嫌ではないね。君のような人間は好感が持てる。
英国人とのハーフか。確かに、名前では苦労しそうだね。だが口で言うより文字で見せている分まだ恥ずかしくもないんじゃないか。間違いもないし。もし君が喋られなければならないとしたら、その名前をフルネームで言うのにもっと苦労しただろう。おそらく1、2回聞き返される。
そうか、そうだね。屋上はみんなのものだ。
ふむ。浅山さんとはお互いにしか分からない事もあるだろうしね。二人とも性格は正反対のようだが、二人とも素敵な人だ。言葉に偽りはないからかな。
僕たちのような口が利ける人間は、言葉というものを偽りたがる。その癖人には真実を求めたがる。まったく愚かしいね。
そうだよ、最初は僕と浅山さんだけだったんだが……。しかも後輩ばかりだし。僕場違いじゃないだろうか。
ええと、そうだ、貴方の名前を聞いていませんでした。
僕は皆口従夢。2年生です。
貴方は……?
さてと……。
(浅山さんに後押しされる冬月さんの様子を腕を組んで見守ります)
『こんなに屋上に人が集まるのも久々でしたからね』
『いつもは少ないですから、一人で過ごすには確かに丁度いいです』
『入学当時は、これくらいの賑わいもいつも通りだったのですけれどね』
(勘助さんの言葉にこそりと)
………
(冬月さんの行動を無言のまま見守る)
(秋映さんの反応に)
『単に昔の私自身に似てるってだけですよ』
『中学の頃までは、私も臆病な性格でしたから』(苦笑)
『図書館や教室などでは、読書しようにもこの時間は賑わっていますからね…』
『こんなに人の多い屋上は私も久しぶりです』
えっと…そういう、こと、なの、ですか…
確かに、多くの、女性の方に、囲まれてたら、ちょっと、大変、ですよね…
……そう、です、か……
【冬月さんを気にしつつ、あまりチラチラみるのもよくないと思ってもふもふの背中に顔を埋める】
【浅山さんのスケッチブックにちらり】
えっと…ご、ごめん…
普段、人が少ない時に、屋上へ行くことが、多いから…
こんな感じに、人が多く、集まって…ちょっと、驚いた…普段、こんな感じ、なのかい…?【ボソボソ】
……えっと、ど、どうも、こんにちは……
【と、秋映さんや冬月さんに頭を下げつつ、一歩下がって、
もふもふを抱きながら二人の様子を静かに見守る】
みとめた、なの?きっといいこと、です。
仲良しさん、すぎるの……ダメです?
あ、ありがとうなのです……。(ハンカチを受け取って涙を拭く
お空……は……。(空を見上げて)
……むぅ(どんな表情をしてるか答えないものの、ちょっぴり顔が笑顔になっている
なのー……。
あ、ありがとう、です……。
が、頑張ってみる、の。(背中を優しく押さえて少しだけ元気が出る)
(涙を吹き終えて、そーっと顔をあげてよろしく、という言葉に少し驚いたようにパッと顔をあげる)
あ、えっと……よ、よろしく、です……。
あ、あの……え、えっと、あ、秋映さん、のこと……し、知りたいから……その……ええっと……よ、よかったら、お、お友達……になって、ほしい……の……。
だ、ダメ……です……?
(ちょっと怖いと言われ)『嘘つかれるよりはマシ』
『私は君のことを嫌いになれるほど、君のことをまだ知らない』
『仲良くなる、ならないは君次第。私はもう気にしないと言った』
『好きにして』
『冬月君、改めてよろしく』
(皆口さんに向かってタブレットを見せ)
『鼻から見捨てられてるから気にしない。友人と言える人も少ないし』
『障害が原因で嫌がらせを受けたこともある』
『かわいそうだから大目に見てやっていただけだと言われたこともある』
『たとえハンデがあっても最後に頼りになるのは自分だけ』
『顔色を伺って、他人に頼ることを前提に生きるのは無駄』
『そう思っただけ』
『私が面白い?初めて言われた』
『そう、母が英国人のハーフ』
『両親の姓どちらも名乗ってるから、名前も無駄に長いし大仰だし日本で名乗るのは少し恥ずかしい』
(居心地悪そうにしないでと言われ)『ごめんなさい、ありがとう』
『さっき皆口先輩は屋上は皆のものって言った。混じっても問題ない』
『浅山君は知り合い。初めて会った同じ境遇の人だったから自然と』
『浅山君が気にしてないならそれでいい』
『似てる?誰に?』(書く手が止まったのを見て)『ごめん、言いたくなかったら言わなくていい』
『屋上へは時々読書をしに行くことがある。こんなに人がいるのは初めて』
(勘助さんに気付いてタブレット端末を向ける)
『こんにちは。男性増えた。ついでにぬいぐるみも』
(従夢さんの発言に)
『周囲の人が年上ばかりでしたから、弟や妹はいたら嬉しかったかもしれませんね』
『兄妹はいませんけど、代わりにペットに仔兎は飼っています』
『その子が今は弟代わりって感じでしょうか』(苦笑)
『仲が良すぎるというのもなかなか大変な事かもしれませんね』
『その様子だと、お兄さんには手を焼いてる事もある感じなのでしょうか』
(冬月さんの様子をじっと見守りつつ)
『大丈夫です。冬月さんなら踏み出せますよ』
『いざとなれば私も協力はします』
『だから今だけは、一人で頑張ってみてください』
(ぽん、と優しく背中を叩いて後押しする)
(秋映さんの言葉に)
『大丈夫ですよ。私は気にしていません』
『冬月さんは…なんとなく、似てるような気がしたので』(そこまで書いて途中で書く手を止め)
『そういえば秋映さんも屋上にはよく来られるのですか?』
(従夢さんに呼ばれて出てくる勘助さんを見て)
『飛吹さんもこちらに来ていたのですね』
『屋上は誰のものでもないのですから、入ってこられても大丈夫ですよ』
『確かに女性は多いかもしれませんが…』(苦笑)
(顔を出しておそるおそる尋ねる勘助さんに困ったように笑いながら答えます)
屋上に来てみたはいいが、女性ばっかりで僕は場違いかなと思い始めたところなんです。もしあなたが来てくれたら、僕も少しは気が楽かなと思いましてね。
(泣いている冬月さんを気にしている勘助さんを見て)
ああ、彼女はもう平気です。
少し前にね、行き違いがあって。気の弱い性格のようだから、泣いてしまったみたいだけど、あまり大事にしてもお互いに気まずいだろうから、そっとしておいてもらえると助かります。
風が強くて、目にゴミが入ったとでも思ってもらえれば。
(冬月さんの様子を伺いながら)
勝手にまとめてしまおうとしてるけど、だいじょうぶ?
大丈夫でなくともここはしっかりと立ち直ってもらわないと、皆が気にする。ここで踏ん張らないと、いつまでたったも君は負け犬だ。だがここから踏み出せば、君はひとつ負けなかった事になる。
さあ、顔を上げて、空を見て。僕に教えてくれ、今空はどんな表情?
【一人の男性に気づかれて】
えっ……
【扉からひょっこりと顔を出して】
……ええっと、どう、したの、ですか……?
なにか、困って、いるの、ことが……?
【泣いている子の様子を伺いながらも、恐る恐ると尋ねる】
兄がいるよ。
仲が良いかと聞かれると、仲が良いと言わざるを得ないね。
どうしてそんな捻くれた言い方をするのかと言うと、仲が良い事を最近僕が認めた事と、仲が良すぎるのも問題があると言う事かな。
(冬月さんがたどたどしくも秋映さんに伝えようとするのを腕を組んで見守る)
そう落ち込んでしまっては、相手が気まずくなってしまうよ。
それに傷付けたら仲良くなれない、というのもおかしい話だ。
仲がいいもの同士だって傷つけあうことだってある。
彼女が君に苦言を呈したのは、君といい関係を築きたいからかもしれない。
少なくとも彼女は真剣に君に接しているのだから、こんないい人を友人にしないなんて、損だと僕は思うがね。
(そっと冬月さんにハンカチを渡し)
彼女も悪かっと言ってるんだ。ほら、君ばかり泣いてちゃいけない。
どうせ浅山さんが慰めてくれるだろうから、今は僕は君の味方はしないよ。
(秋映さんに)
成程。確かに君の意見は正しい。
そして僕は詭弁が得意だ。
冬月さんが甘えている、というのは確かにそうなのだろう。
しかし、君だってそんな不躾な態度でよくもまあ今まで誰にも見捨てられなかったものだ。
もしかするとそれは、君の見た目が可憐な少女だったから、周りが強い態度に出られなかったのかもね。sかも君は口が利けない。「かわいそうだから大目に見てやろう」そう思われてきたのかもしれないね。
……。構わない。代わりに僕も言わせてもらった。君はなかなか面白いよ。骨のあるタイプは嫌いじゃない。君ともっと対話したら楽しめそうだけれど、ここはディベート会場でもないだろうしね。
よろしく、秋映・オルガ・アヴァロンさん。ハーフなのかな?
そんなに居心地悪そうにしないでくれたまえよ、僕だってこんな年下の女の子たちの楽しいおしゃべりに交じってしまってどうしようかと思ってるんだ。(と言って冗談のように苦笑します)
それと、浅山さんとは知り合いなんだね。
……と、もしかすると、僕に味方が現れたかもしれない。
(と勘助さんの方をちらりと見)
さて、そこの人、僕を助けてくれないか。女性陣に囲まれてこまっているところなんです。男の勢力を増やすのにご協力願いたい。
なのなの
にたものどーしー(真似っこ
おにいさん、いる、の?
仲良しさん、です……?
(皆口先輩さんの言うとおりになってしまい、すごく落ち込んでしまう)
こ、怖く……(怖くないと言おうとして怯えている自分の姿に説得力がないと思い)……ちょっと、怖い、なの……。
で、でもでも……あ、あなたが怖い、んじゃなくて……えっとえっと……お、怒らせてき、嫌われたら……な、仲良くなれない、と思った、から……。
でも……傷つけ、ちゃった……から仲良く……なれない……です……。(顔を俯かせて、涙を浮かべる
あ、は、はい、なの……。(ぬいぐるみを受け取って
わ、わかった、の……つ、伝え、るの……。
あ、え、えっと……あにょ……ふ、冬月……詩歌……なの……い、一年なの……。
よ、よろしく……なの……。(皆口先輩さんと秋映さんのやりとりにまだ自己紹介してないことに気づき咄嗟に顔をあげて自己紹介するが、さっきのことが未だに尾を引いていて、再度俯いてしまい、徐々に声が小さくなる)
(俯いてしまっているため、飛次さんが扉から覗いていることに気づいていない)
(ひ、人がたくさんいる…しかも、女の子だらけ…もしかして、ここ、女子会とか、やってる、のかな…?
いや、中に、男の人がいるけど…どうしよう…引き返そうかな…)
【扉からそっと覗き込んで様子を眺め…】
(詩歌さんの怯えた様子を見て溜息を吐き、タブレット端末にタイピングを始める)
『私のこと怖い?なんだか弱い者いじめしてるみたいな気分』
『別に怒ってない。元々こういう顔だし。少し傷ついただけ』
『君がそういう態度を取ることで傷つく人もいること覚えておいて』(従夢さんの方をチラッと見て)
『謝ってくれたから、もう私は気にしない』
『手、出して』(ぬいぐるみを渡そうと)
『その子達に乱暴に扱って悪かったって伝えて』
『浅山君は間に入ってくれてありがとう。それと波風立ててごめんなさい』
『その子のこと、よく理解してるみたい』(詩歌さんと小淋さん二人を見て)
『でも(ここまで見せて思い直したのか慌ててタブレット端末を引っ込め)ごめん、なんでもない』
『彼女は私のことを知らないし信頼なんかしていない』
『それに、そのぬいぐるみと私のこれ(タブレット)がイコールだと私は思わない』
『君の言ってることはただの詭弁。だって彼女には口があるし声もある。私には甘えに感じる』
『ただどちらも大切なもの、という点は同意出来る』
(矢継ぎ早に言い過ぎたと思いハッと我に返り)
『間に入ってくれたのにごめんなさい。ここに喧嘩をしに来たわけではないから』
『私は秋映・オルガ・アヴァロン。一年生。よろしく、皆口先輩』(居心地悪そうに)