ウチの店の店舗だ。
アンティーク調の時計が多いのは…まあ俺の趣味だから気にすんな。
客もじゃんじゃん来てかまわねえ。店が繁盛すんのは願ったりだからな。
従業員達が出迎えてくれると思うぞ、俺も出てくっかもしんねえな。
あっ俺もちゃんとお客さん来てるの伝えれば良かったっすね。
(でも可愛い澄佳センパイ見れたからいいか…/にやにや)
あれっお客さんじゃなかった、んすね…!
すげー!時計の蓋のデザインとか!お客さ…お姉さんは色々な事されてるんすね。
俺よく分かってねーけど、結構技術とか必要なイメージがあるっす。難しそう…
あ、その眼鏡チェーンもお洒落だなって思ってました!それ、お姉さんが作ったんすか?(きらきら
レジン…?(首傾げ)歯車の部品とかでペンダントとか作ったりするんすかね?
お姉さんがどんなアクセ作るのか俺楽しみっす…!出来あがったら見せて欲しいです。
そうっすね…澄佳センパイの言うとおり掃除は一旦止めておいた方がいいかも。
時計並べ直したり棚の整理を一緒にしましょーかっ!(にっ
いえ、お気になさらずに。
(もう一人の店員さんの慌てた様子にくすりと笑みを零して)
金属の彫金や鋳金が本職なので、
アクセサリーデザイナーのイメージを壊してしまうかもしれないですが・・・。
駆け出しの身ですが一応、アクセサリー製作もしています。
(自分の眼鏡の眼鏡チェーンを指差して)
こういう、金属加工のアクセサリーを作っているんですよ。
歯車・・・そうですね、内部の仕組みが見える物はぜひ見てみたいです。
(微笑みを浮かべてこくりと頷く)
ぴゃっ!?ご、ごめんなさい、あたしてば、お客様さ気付かんで!
いらっしゃいませー!
(うう、嬉しくておだっちゃったみたい…みったぐないわあ…)
ふへえ、デザイナーさん、てことです?
懐中時計の蓋に、アクセサリー作りに、いろいろやってるんですね。すごいなあ。
デザインの参考にするのなら、どうぞ見てってくださいませ!
歯車とかなら、スケルトンの時計とかが参考になるべかな…?(首かしげ)
そだ、檸檬くん、お掃除はどうしよう?
埃たっちゃうから、止めた方がいいべかな…?
(慌てた様子を見て)
あ、いえそのまま仕事を続けてて大丈夫ですよ。
私も、お客・・・というわけではないので。
(指で頬を掻いて苦笑)
仁科さんから依頼されてた懐中時計の蓋の彫金のデザイン画ができたので届けに来たんです。
といっても、パソコンのメールでも送ってあるので別の用事のついですけどね。
(お店のカウンターに封筒を置いて)
以前、仁科さんに不要になった時計の歯車や針の部品をもらったんです。
その部品達でレジンアクセサリーを作る予定なのですが・・・。
実は、デザインがまだ定まっていなくて。
実際の時計を見てデザインのイメージを膨らませようと思いお邪魔したんです。
うぐぐ…澄佳センパイはちゃんと来てたんですね…!
部活後くっちゃべってないで早めに来れば良かったっす(がく
遅れた分はきちんと挽回するっすよー(気合い入れて
ですねっ!久々にシフト一緒になれて、嬉しかったです(にっ
ってわわ!お客さんだっ!(慌ててはたきを後ろ手に隠し
いらっしゃいませー(ぺこり
いえいえ、お邪魔なんてとんでもないです!営業中ですのでゆっくり見ていって下さいね。
生憎、オーナーは不在なんですけども、何かオーナーに御用でしたか…?
ふふふ、あたしはちゃあんと時間前に来たものっ。(ちょっとしたり顔)
ん、あたしもびっくり。でも、たまに一緒だと嬉しいねっ。
うんうん、ばっちり聞こえてたねえ。
遅れた分も頑張るなら、それなら秘密にしてあげようかなあ(くすくす)
したっけ、あたしは落としたほこりを掃いていくねっ。
二人でやれば、きっと直ぐしょ!(箒を持ち出して)
こんにちは、仁科さんいるー?
(言葉とともにお店のドアを開けて店内へと一歩足を踏み入れて)
・・・あら、準備中だったかな?
(店内の二人を交互に見た後に)
えーと・・・お邪魔してしまいましたか・・・?
(あははとはにかむ)
すっ澄佳センパイ…!?(てっきり一人だと思っていたのでわたわた
こんにちはーっす!先、来てたんすね…!(視線泳がせ
まさかシフト一緒だと思わなかったっす。
あ、もしかして聞こえちゃってました…?(ぎくり
遅刻したこと、オーナーには内緒にしてて下さいっす!
その代わりーでもないけど、お客さんいない時にやれる事やろうかなーと思って…!(褒められて嬉しそう
澄佳センパイも手伝ってくれるなら早く片付きそうっすね。
そしたら手分けして掃除しちゃいましょっか!(にっ
あら、この声は檸檬くん、かな?
(ちょっと深呼吸して)…ん、よしっ。
(奥のほうからひょこっと出てくる)
檸檬くん、こんにちは。店長さんがいないからって、遅刻したらだめっしょ?(くすりと笑いつつ)
さっそくお仕事さ頑張るのは、偉いけどねっ。お掃除、お手伝いする?
って遅刻遅刻ー!オーナーにまた怒られるっ(部活が長引き慌てて店へ
ふー遅れたけどオーナーいないからセーフって事にしとこーっと。
張り切って店番やるかー。
誰もお客いないし、今の内に簡単に掃除でもしておこっかなー(はたきで軽く埃を落とし
やっべ、合宿とか行っててあんまりこっち来れてなかった…
さ、サボリじゃないっすよ!うん。
オーナー、今いねーよな…?(扉から顔覗かせて
ほっ良かった、大丈夫そうだ。お邪魔しまーっすと。
さて、店番頑張るかーといっても今は俺一人っぽいし暇だなー(席に座って机に突っ伏して
…さて、とっ。
暫くぶりのお店番、しっかりやらなくちゃねえ。
…取り敢えず、お掃除でもしておくかなあ。
(はたきで棚の上のほうの時計をぽふぽふはたき始める)
わ、ありがとうございましたー!お気をつけてお帰りくださーい。(言いつつ食べ終わった食器を隅へ)
それにしてもいいなあ、あたしもこんな風にもっと美味しくお菓子作りしたいなあ。紅茶もこうやって淹れてみたいし…。(紅茶を一口)
お、悪いな(宝良からケーキを受け取りながら)
あー…煙草はもう止めちまったなぁ…高校の時に。と、言うか止めさせられたと言うのが正しいかな?
酒は飲んでるが割りと制限されちまってるなぁ…俺の奥さん、体が弱いから結構体調管理に五月蝿くてな
ま、俺はそれで別に構わないと思ってるけどな(そう言ってハハッと笑いながらケーキを食べ始める)
>檸檬
ま、同じ旧市街って事もあるし、そう言う噂を聞いたからな
俺の懐中時計もちょっと調子が悪かったし、頼んでも良いかと思って来た訳だ
(そう言ってケーキと紅茶を食べ、飲み終われば立ち上がり)
っと、ごちそうさん。皿やカップは…あぁ、ここに置いておくぜ(休憩用の椅子の上に皿等を置きながら)
そろそろ俺は戻らせて貰うよ。見積り終わったら郵送でもしておいてくれ(そう言いながら宝良に名刺を渡そうとする。それには名前や電話番号、メールアドレスや店舗HPのURLと住所が乗っており)
これで連絡ぐらいは出来るかな?…じゃ、またな(そう言って店から出て行くのであった)
女の子にそんな重いの持たせられないんでっ!
っとともうお茶会(!)始まってる感じっすかね。
澪乃センパイ、切り分けありがとうございますっ
俺も眼鏡屋さんお手製のケーキいっただきーす!(切り分けられたケーキの一つをもらい
んー!うまっ!これどーやって作ってんだろ…(目キラキラ
シグレ先輩が淹れた紅茶とすっげー合う。
はっ。か、顔に出てました?うー、かっこわるいわあ。
と、ともあれいただきまーすっ。(お皿を一つ取り、ケーキを口に)
…にんじんの甘さとケーキの砂糖の甘さが程よい、かな。
うーん、美味しいなー♪(もきゅもきゅ口に運んでいく)
…おっと、わりぃなお前ら。
(自分の分はレジカウンターに置いておき)
眼鏡屋に電気屋、あんたらもほらよ。
澪乃は待たせちまったな、手間かけさせちまったし食っちまっていいぞ。
(言いながら斎田と浅葱の分を手にとって二人に差し出し)
わお、いいのかなそんなに持たせちゃって。
じゃあ、足りなかった何組かと、あとナイフさ持って、と。
(檸檬くんの後を追って店舗の方へ。紙袋を受け取り)
浅葱さん、わざわざありがとうございます。
じゃ、ケーキ切りますねー。今いるのは六人、かな?
したっけ六等分だね。…うん、だいたい等分できたかな。
さて、お皿に移して、と。したっけみなさん食べてください!
(言いながら今か今かと食べれるのを待っている)
お邪魔しまーすっと(そろーりと顔覗かせて台所へ)
おぉ…このデザートプレート何か高そうっすね…!
割らないように気をつけねーと…
先にプレートとかフォークとか持っていっちゃいますね!
俺が重いの持ってくんで、澪乃センパイはなるべく軽いの持ってって下さいー!
(プレートと人数分ではないがフォークも持って慎重に下へ降りて)
はーい!(と言いながら階段を上る)
えと、台所、はこっちかな。
食器棚をちょっと失礼して…あ、早速見つけた。ちゃんとしたデザートプレートだ。
セットはちゃんとあるけど人数多いしなあ。えと、ひのふのみの…やっぱり足りないや。
デザートフォークも足りないし、ちょっとありあわせで持ってかせてもらおっと。
あとはナイフも用意してー。
(言いながら棚を開けたり探している)
(声と上る音を聞いて)
ん、その声は檸檬くんかなー?
したっけお手伝いお願いするからこっち来てー。