旧市街、表参道商店街の一角にある小さな時計店。
特に目立つこともなく、店先には『思い出の宝箱』の文字と懐中時計が描かれた看板。
店のドアに『仁科時計店』と書かれた小さなプレートが掛けられているのみ。
店は木造で店内にはアンティーク調の珍しい時計が多く、大きな柱時計や掛け時計、腕時計や懐中時計と様々な時計が飾るように陳列されている。
また、修理やオーダーメイドも請け負っており本土からの外注も受けている。
仕入れた物が多いが少ないながら店主の作った懐中時計もいくつか並んでおり、店先の看板と同じく『思い出の宝箱』の名がつけられている。
建物は二階建てになっており店内の奥が工房、店内にある階段を上がると店主の住居になっている。
なお、店主は工房に篭ってることも多く、もしくはふらっと出かけてしまうことが多い。