this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
急募! カンタン引越作業未経験OK!
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
「よっしゃーわしに任せい!」
欲張りなまでに荷物を背負い込み、
大豪寺 騎刃
がオフィスを旅立つ。
「ぬ! ぐっ! ……重……く、ない!」
「我慢のし時じゃあ!」
「けっっしてっっ重くはっっないっ!」
階段を下っているはずだが、自らを鼓舞する声援はオフィスにまで届いた。
「じゃーん、ねこシール!」
ダンボールをいくつかまとめた
恵御納 夏朝
、バイト前に沢山買ってきたねこシールを取り出す。
「これをぺたぺたーと貼り付けますと〜」
夏朝のろっこん「重く軽く」が発動だ。シールを貼った対象の重量を変化させられる。
「うお、ほんとに軽い」
ひょいひょいと
神木 煉
、ダンボールを重ねて持っていこうとする。
「あ、待って待って……えっと、シールの効果時間が把握できてないから、最初はあまり持ちすぎないで……」
もじもじしながら、煉に説明する。
「? ……ああ、分かった。何階くらいで効果が切れたか後で報告するよ」
「……よろしくね」
(俺、恵御納に何かしたっけな)
ぎくしゃくしたやり取りに首をひねりながら、階段を下りていく。
「ぬーん、量が多い……!」
ぶつくさ不平をもらしながら、コード類をまとめるのは
真辺 伸幸
。
「細かいものは手分けして、大きいものは協力してどんどん運んじゃおうー!」
阿寒湖 まりも
が手ぶらで景気良く跳ねている。
「阿寒湖さんも手伝ってくださいよー」
給湯室からダンボールを運んできた
梅戸 有留
が不平を言う。
「私は応援してるから!」
「せめてオフィスの外に、この辺のダンボールを持ち出してよ」
同じく給湯室から出てきた
佐藤 英二
。
「えー私女の子だからショルダーシンセサイザーより重いものって持てないわー」
文化系を気取っているが、ショルダーシンセサイザーはけっこう重い。
「……ですよねー結構いろいろ持てるよねー」
全員の鋭い視線を浴びて、渋々運び出すまりもだった。
「ねぇねぇ、みんなはどうしてバイトしてるのー」
うずうず、といった感じで伸幸が話題を切り出した。
「俺はこの島に来たばかりだから、これからのために先立つものゲットと思ってさぁ」
「僕は猫グッズを買う為〜」
ねこシールをペタペタ貼りながら夏朝。
「重い荷物がなんぼのもんじゃあ!」
気合いを入れて、書類やファイルの詰まったダンボールを持ち上げる騎刃を、わりとみんな気にかけない。
「俺は特に金に困っていたりはしないから……強いてあげれば社会勉強だな」
淡々と作業をこなす
八神 修
が言った。
「僕は普通にお小遣いがほしいからかな」
貼られていくシールを不思議そうに眺めながら有留。
「お、さすが平凡属性。僕もお小遣い稼ぎだ」
佐藤 英二
と有留の間に変わった友情が生まれようとしている。
「それにしても恵御納さんはなんで運ぶものにシールを……?」
「あーえっと、これは……」
「シールの柄で荷物の中身を判別してるから、剥がすなよ」
戸惑う夏朝に煉が助け舟を出す。
「なるほど!」
納得の有留。
「あ、すいません」
小声で頭を下げる夏朝。
「いや……そういやシールの効果だけど、5階くらいまでもってたよ。かなり助かったわ」
「ほんと? よかったぁ役に立って。そしたら僕も5階くらいまで運ぼうかな」
「そうだな、荷物はだいぶまとまってきたみたいだし」
だいぶ打ち解けられてきたな、と思う夏朝だった。
御剣 刀
・
旅鴉 月詠
ペアも順調に作業は進んでいる。
「重たいものはだいぶ片付いたな」
「私を背負い続けて昇り降りはだいぶ疲れたんじゃないか?」
「軽いもんさ。冷たくて固いもの運ぶよりも、生身の人間のほうがよっぽどいい」
それに何かとお得感満載だし、とは続けない。
「ふ、そうか……次は給湯室の冷蔵庫がいいな」
月詠、再びろっこん発動。
「えーっとガムテープはどこにやったっけ」
そこに偶然居合わせる有留! まずい! このままではろっこんを見られてしまう!
「ぬっ! 梅戸さん梅戸さん、あっちにUFOが……!」
「ええ!?」
伸幸が慌てて窓の外を指差す。
「飛んでたら、びっくり、だよねぇ」
「……??」
目をぱちくりさせる有留。なんとか最悪の事態は回避された。
「うおおぉぉぉ、わしゃ漢じゃけぇ!」
その一方で、騎刃が大音声で喝を入れる。ろっこん「男魂(メンソウル)」発動。効果は……我慢強くなる。以上。
「ろっこん使ってでもわしは行く! 歩く! 登る! 運ぶ!」
タフネスの続く限り、声を振り絞り運び続ける騎刃。
「?? 今ろっこ……なんとかって」
首を傾げる有留。
「あいつの自己鼓舞には耳を傾けんでいいぞ」
ぶっきらぼうに
草薙 龍八
。全員そろってうなずくのだった。
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
急募! カンタン引越作業未経験OK!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月24日
参加申し込みの期限
2013年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!