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【大人の利便性】
「猫の世界と犬の世界の次はウサギの世界?」
綾辻 綾花
の言葉に、飴細工を机に出しているうさぎは首を振った。
「犬も猫も知らないけれども、うさぎに世界はあるのかな……強いて言うなら、ただの黒い集まりが僕らの世界。だから、他の世界の闖入者だっていないんだ」
「……それは、寂しくはありませんか?」
切なげに眉を寄せた綾花の言葉に、うさぎがふるふると首を振る。
「ううん。僕も皆も気にした事は多分無いと思うよ。
──でも、だからなのかな。皆、空間が少し歪んでいる世界にときどき遊びに行くんだよ。
特に、この寝子島は、今流行の穴場スポットとして、皆行きたがっているんだ」
「なるほど……」
綾花は、らっかみの猫テオについての基準を“結構アバウト?”と真に正面から聞きたくなった衝動に駆られつつも、目の前で手を震わせてラッピングしているうさぎに気になっていた点を尋ねた。
「うさぎさん……目的は、飴を渡すだけじゃないですよね?」
ドキッとした様子で、飴梱包の手を止めて、うさぎは綾花を見つめた。綾花はうさぎのくりくりした瞳から目を離さない。
しばしの沈黙──そして、うろたえから、白状するようにうさぎは話し始めた。
「僕らうさぎは、人の行動や心を見て、観察して、それを味にして食べるんだよ。
好みは様々で、
人の絶望を美味しく食べるうさぎ
もいるけれども、僕は迷惑なことはしないうさぎだよ。 大丈夫だよ」
「なるほど……飴を配っているのはその一環なのですね」
「そうそう。にんじんは美味しいに越した事はないからね。
ところで、なりたい歳はあるかな。色んな飴、あるよ。味だって一級品なんだ」
「そうですね……それでは──」
飴の形は、透き通ったオレンジ色のニンジン。
口に入れれば、マンゴーの甘い味と香りがふわりと広がった。
そして、外見年齢26歳になった綾花は早速問題に激突した。
着ている服の……胸周りが苦しい。ただでさえ大きかった胸が、それこそボタンが弾けそうなくらいに苦しい。
「あわわ、今お洋服出すよ。ちょっと待ってて」
こうして、26歳相応の姿になった綾花は、うさぎから胸に余裕のある服を借りて、見慣れた光景を、全く知らない情景で味わう事にしたのだった。
早速向かった先はスーパー。
学生の制服姿では見向きもされなかった試食の店員さんが、あれもこれもとばかりに色々な試食品を勧めてくる。
いつも命を懸ける覚悟で臨む、スーパーのタイムセールにも並びやすい。
「年齢を重ねれば……こんなにもスーパーの存在が楽になるなんて……!」
今までの苦労はなんだったのか。そう心より思いつつ、綾花は購入品の袋をぎゅっと握り締めた。
「後は、大人にしか出来ないあれを……是非!」
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担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月26日
参加申し込みの期限
2015年08月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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