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その鐘を鳴らせ ~異空間脱出~
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まずは、階段周辺の影を突破しなくては、屋上に登れない。鐘を鳴らそうと意気込むものたちを突破させるべく、露払いに動く者たちが奮戦していた。
(動きが遅いわりに、一撃一撃が重そうだ)
敵の腕を交わしながら楓は考察する。その後ろでは、刀が複数の影を相手に素早い動きで翻弄していた。
「階段上に、影は居ないみたいだな」
少し離れた所で轟が階段を見つつ答える。その僅かな隙に影の噛み付き攻撃が霞め、彼の戦衣が僅かに傷つく。
「大丈夫、ですか?!」
「コレぐらいかすり傷だ」
治癒のため控えていた美咲紀に轟はそう答え、彼女を襲おうとする影を殴り飛ばした。
紫たちは瓦礫などを使って隠れながら階段へ近づいた。だが、そこで待っていたのは青い影。狙われたのは修である。
「危ねぇ!」
その時、襲われた彼を庇い雅也が鋭い牙で噛み付かれる。
「はあっ!」
噛み付いてきた影を、修はどうにかシャベルで殴って倒す。顎から開放された雅也は止めとばかりにバットを影の頭へと叩きつけた。
「助けてくれて、ありがとう。兵藤、大丈夫か?」
修が問いかけるも、雅也は大丈夫だ、と頷いた。だが、今までの戦いで負った傷も無視できず、全身が痛む。
一連の場面を目撃し、何人かが息を呑むも雅也はどこからとも無くフライドチキンを取り出して齧り付く。彼のろっこん『肉がうめぇ』は彼自身が傷ついた状態で肉を食べる事によって彼自身の傷を塞ぎ治す力を持つ。正し、傷を塞ぐのに特化しているため、打撲や骨折などには効果がないという弱点があった。
「無理はしないでくれよ?」
ジュストがその背中を庇い、「BANG!」と青い影を指差して叫ぶ。雅也は改めて2人に礼を述べて立ち上がり、バットを握り締めた。
「わかってるって。家でイチが待ってんだ。こんなクソみテーな場所でくたばってたまるかよぉ」
そう言うと、彼は階段を登ろうとする面々を守るべくバットで影を殴りつけた。ジュストの背中を守る、と決めた彼は最後に階段を登るつもりらしい。
その時、どこからとも無く非常ベルがなった。それに気を取られたのか、青い影がその方向へと歩み寄る。
(丁度いい所にありましたね。起動してくれてよかった)
記士郎は他にも鳴らせる物を見つけていた。非常ベルが鳴り終わったらそれを叩いて気をひく事にしている。
「あまり無理はしない事ですよ?」
「はい。でも、やれることでがんばります」
陽毬はその傍らで購入したばかりだった傘を手に身構える。青い建物を見れば、鐘を鳴らそうとする者たちが少しずつ階段を登り始めている。
(私は、私にできる事で……)
陽毬は視線を前方に戻す。そこで気づいたのは、この場所では霧が薄いという事だった。少しずつ自分達に向かっていく影がはっきりと見えてくる。足がすくみそうになる中、陽毬は傘を握り締めた。
「大丈夫。きっとうまく行きます」
傍らで記士郎が身構える。と、青い影の一団が崩れるのが見えた。轟である。影達が固まったところを思いっきり蹴り飛ばし、将棋倒しにしたらしい。
「一瞬でいい。隙を作れ!」
別の影と対峙していた刀に言われ、陽毬は目の前の影に傘を開き、突き刺す。一瞬動きが止まったそれへ、楓がナイフを投擲する。
「助かった」
楓にそう言われ、陽毬は少しだけ照れる。彼女は青い建物の方をみると僅かに息を呑み、建物の瓦礫を飛び移る事で鐘の近くへ向かう事にした。
「もう、動きませんよね?」
僅かに息を切らした記士郎は、動ける影がいないか確認する。もし、動くようだったらまた何かを鳴らしてひきつけるしかない。そう思っていると轟が表情を険しくする。先ほど彼らが入ってきた方向から、青い影が何体か近づいてくるのが見えたからだ。
「あっちからまた影がきているな……」
「やれやれ、今度は別の方向に誘導しますか」
記士郎は瓦礫から拾った道路標識を持つと、速やかに別方向の物陰へと隠れて鳴らし始める。轟は階段に近づけさせまいと、身構えるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月01日
参加申し込みの期限
2015年10月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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