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その鐘を鳴らせ ~異空間脱出~
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(さて……)
八神 修
はため息混じりにホームセンターへと入り込んだ。誰もおらず、所々崩れかけたり、ひび割れたりした空間に寂しさを覚えながら彼は園芸用品コーナーのスコップを手にした。
(あの声曰く、青い影は俺たちを襲うらしいな)
急に聞こえた声を思い出しながら辺りを警戒する。この建物内部にも入っている可能性があるからだ。
と、彼はそこで何かが動くのを見つけた。不思議に思って近づいてみると……一匹の猫だった。一見テオに似たその猫は足を引きずっており、修を見て怯えている。
「大丈夫だ。何も危害は加えない」
修がそういって手を伸ばすと、猫はおそるおそるゆっくり近づいて、差し出された手の匂いを嗅ぐ。どうやら、修が飼っていた猫の匂いがよかったのか、猫はゆっくり身体をのばし、擦り寄った。
(怪我しているのか)
修が抱き上げると、右足から出血しているのが見えた。痛々しいそれを見ていられなかったが治療する術は無い。胸を痛めつつも彼はカウンターに幾らかのお金を置いてスコップと猫を持って出入り口へ向かうと……寝子高で見かけた気がする少年とふわふわとした髪の女の子の2人組と出会った。
「テオ?!」
声を聴いた
桜庭 円
は、先ほどまで一緒に遊んでいた
白 真白
と共に僅かながら困惑していた。急に辺りが濃霧に覆われ、気が付けば瓦礫の中に居たのだから無理はないだろう。
「ん? これってどういう状況? さっきの声」
真白が首をかしげていると、円はうーん、と考え込んでしまう。彼女は静かに顔を上げ、霧に包まれた場所に目を細める。
「んー……多分ボクたちは異世界にいるんだと思う」
円は傍らにいた愛猫、にゃーくんを肩に乗せながら言葉を続ける。
「ともかく、モールへ向かおう! ゾンビ映画では、大抵非常時にはモールに行くんだよ。そこなら武器もお菓子も、おもちゃもあるんだ!」
テキパキと靴下を脱ぎ、小石を詰めながら語る円に、真白はうんうん、と頷く。
「確かに映画では定番だよね! 今居るのが海浜公園だからモールはあっちの方になるのかな?」
真白は辺りを見渡し、モールがあるであろう方角を指差した。円は話を聞きながらも縄跳びの縄を外して小石を詰めた靴下を結びつける。そして、2人は笑顔で頷き合って早速モールの方へと歩き出した。
ちょうどその頃。彼女たちの近くにいたのは
風雲児 轟
だった。彼は青い人影に襲われながらも見事な足捌きで全て回避する。
「戦衣着装!」
轟がはっきりと叫んだ。それと同時に、彼のろっこん『戦衣着装』が発動して、衣服が『ザ・ストレイト』の物へと変化する。轟は拳を握り締めると別の青い人影がじわじわこちらへ向かっている。
(青人間が何者かしらねえけど、どう考えても敵だ。それにさっきの声……)
轟は聞こえた声のことを思い出しながら、襲い掛かってくる影へと拳を叩き込む。
「どこにあるかわからないけど、鐘とやらを鳴らせばいいんだな! 元の世界に戻るのはもちろんだけど、このままじゃ……!」
くっ、と苦々しい声を上げる。と、その近くを何者かが歩いているのがぼんやりと見えた。青い影は標的をそっちにも向けたのか、そっちへ歩き出した。
「待て、相手は俺だ!」
轟が蹴り倒すと、青い影は怯んだように後ずさる。その騒ぎが聞こえたのだろう、その存在が駆けつけてくる。先ほど公園に居た円と真白である。
「いっけぇ!」
円が縄跳びと即席ブラックジャックを合わせた武器を振るうと、青い影の頭に当たる。怯んだ隙に3人はその場をダッシュで離れるのであった。
(やっぱり、真央ちゃんにとってココは鬼門なのだ?)
そう、
後木 真央
は首をかしげながら物陰に身を潜めた。そしてこっそり辺りを見渡すと……、青い人影があちこちを徘徊している。ちょうど今、先ほどまで真央がいた場所にそれがいて、何かを探しているようだった。
(ともかくジャージでよかったのだ。この間はワンピースでよっぱらって路地で眠ったから風邪ひくかとおもったのだ。って、そうじゃなくて……!)
仲の良い先輩と路地でのんびり眠ってしまった思い出はさておき、と真央は靴を脱ぎ靴下を引っこ抜いた。そして近くに散らばる砂利などを靴下へと詰め込んでいく。あの青い影は危ない。何度も不思議な現象などに巻き込まれ、時に戦ってきた真央の勘がそう警鐘を鳴らしている。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月01日
参加申し込みの期限
2015年10月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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