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ねこでんの1日。
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2 大変な職業だけれど
深倉 理紗子
は今、仕事から離れた生活をしている。
今日は平日。本来なら、職場である寝子島総合病院で勤務にあたっている時間だ。だが、彼女は星ヶ丘駅から鎌倉へと向かう、ねこでん寝子島線の一車両の中にいる。せっかくの機会だから、鎌倉観光でもと思ったのだ。
――彼女が仕事を休んでいるのは、少し前に過労で倒れてしまったからだ。
勤務医の彼女は、朝6時半に出勤し、午前0時頃に帰宅するという日常を送っていた。当直のある日は、連続2日勤務もザラだ。休日でも急患や、担当患者の容体急変があれば即出勤する。おかげで、携帯の呼び出し音に過剰に敏感になったり――
こんな日々を理紗子は研修医時代も含めて3年も続けていた。その疲れが溜まりに溜まって、とうとう倒れてしまったのだ。
ということで、こちらも溜まりに溜まった有給を使い、3週間ほど療養することになった。
鎌倉に行こうと思ったのは気まぐれだった。休み中は星ヶ丘に住んでいる親友の家に身を寄せているのだが、その親友は用事で東京に行っている。おひとり様の旅行になったのは、たまたまである。
業務のことは考えずに、のんびりとした気持ちで鎌倉のハンドブックを開く。
(どこへ行こうかな……)
考えながらページを繰るうちに、寝子島入口駅もとうに過ぎていた。もう少しで鎌倉に着く、というところで、車内がざわつく。ハンドブックから顔を上げると、座席から腰を上げた人々の間から、通路で蹲っている人が見えた。
席を立って近付くと、その人は脂汗を流し、気分が悪そうにしていた。理紗子は彼に声を掛ける。
「私は医者です。どうかなさいましたか?」
顔を上げた男は、救いを見出したかのように彼女を見た。
「……先生……先生ですか……」
「はい。落ち着いてください。どこが痛いですか?」
「こ……ここが……」
理紗子は手早く診察を行う。男は、救急車で運ぶ必要があった。
駆けつけてきていた車掌に、その旨を伝える。
「鎌倉に着いたら、すぐに救急車に運べるように手配してください」
「分かりました」
車掌が戻っていく中、理紗子は男の看病を続けた。やがて、電車は鎌倉に到着し、他の乗客が下車していく。
急病人と2人待つこと5分、担架を持った救急隊員が4人、やってきた。医者だということを告げた上で、理紗子も付き添って救急車に乗ることを申し出た。
――適切な処置を受け、男は大事には至らなかった。
日が暮れた空の下、理紗子は今しがた出た病院を振り返る。
仕事を忘れて観光するはずが、1日、医療に関わって過ごしてしまった。
でも。
(……医者でよかったな)
そう思い、今度は寝子島へ向かうねこでんに乗る為、理紗子は駅へ向かった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月24日
参加申し込みの期限
2015年07月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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