＜鈴島海賊の秘宝III＞海へ｜リアクション

＜鈴島海賊の秘宝III＞海へ

●辿り着いた場所

　みゆきは豪に手を引かれ甲板に向かう。食堂で話し込んでいたみんなもあとから付いて来る。
「俺たちは助けられたんだよ。あの渦にのみ込まれようとしていたとき、ここの人たちに。すごかったんだぜ、あのクラーケンを一撃で弾き飛ばしてさ」
　豪の話を上の空で聞く。みゆきはまだわけがわからない。
　甲板への階段を上がる。
　表に出た途端、眩しさに思わず手を翳す。
「え……なに、ここ……これが＜宝の島＞なの？」
　すると階段を上ってきた八神修が、静かに言った。
「さっきコウに、ここがなんて名前なのか聞いたんだ」
　みゆきはそれをぼんやりと聞いた。

「そうしたらさ、リ＝ウグウだって。まるで龍宮みたいだろう？」

「リ＝ウグウ……」
　ああ。みゆきの目に映ったそこは。
　

　とても美しく煌びやかで――まるで近未来都市のようだった。

＜つづく＞

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あとがき

担当マスター：笈地行
ファンレターはマスターページから！

みなさまお疲れ様でした。
秘宝III 海へ、をお届けしました。
お蔭様でラストページに＜つづく＞と綴ることができ、感無量です。
そしてこの秘宝シリーズ、次々舞台を変えます。変えまくりです。
次の舞台は――いよいよ＜宝の島＞！

ご参加いただいた皆様は、
当方秘宝シリーズでは寝子島を離れて冒険中ですが、
他のシナリオには問題なくご参加いただけますのでご安心くださいませ。
次回の時間は、今回の直後（１１月上旬）となります。

間をおかず秘宝IVをお届けしたいと思っておりますので
次のシナリオでも何卒よろしくお願いいたします。

　※今回お怪我を負われた方
　　船医のみなさまや回復系ろっこんをお持ちの方によって
　　傷はふさがっていますが、体調は万全ではないかもしれません。
　　回復した／傷跡が痛むなど、次回ご自由にＲＰしてくださいませ。

　※持ち物について
　　個別あとがきには表記していませんが、次回に持ち越せます。
　　次回アクションでは省略していただいてかまいません。

では、また次の冒険でお会いしましょう。笈地でした。

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