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\ オーバータイム!/
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財布が落ちている!?
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「お兄さん、今日はおおきにー。満腹やでー」
エリオは空中で両手を振った。鞍馬天狗となって飛び去った。
「このくらいの明るさがあれば大丈夫だ。鍛錬にもなる」
刀は走り出す。すぐに加速して木々に紛れた。
修と響也は会話を楽しみながら最終のロープウェイで帰ることにした。
すばるは単身、繁みの方に向かった。
「ボクは灯火採集セットを本来の用途で使うよ」
それぞれを見送った銀は残った三人に声を掛けた。
「皆さんはどうしますか」
久隆はスマートフォンで時間を確認した。
「女性の足では間に合わないか」
「歩いて帰るしかないね」
月詠はさらりと言ってのけた。そわそわとした綾花は銀の方を向いた。
「銀さん、後片付けはしなくてもいいのですか」
「ご心配なく」
銀は腰の巾着の口を緩める。無人の東屋は一瞬で吸い込まれた。入れ替わるようにして牛車のような物体が吐き出された。
「これで皆さんを麓までお送りします」
「引くものがないようなのですが」
当然の綾花の疑問に銀は微笑みで返した。
「これでどうでしょうか」
銀は左右の掌を上に向けた。突然、青白い炎が現出して意思を持つかのように離れ、宙でもつれ合うようにして形を成した。青白い二匹の狐は乗り物の前に収まった。
「私が使役している優秀な狐です。安心してお乗りください」
「利用させて貰うよ」
月詠が最初に中に入った。二番手に久隆が続く。
「度を越えた悪戯なのだが不思議と憎めない」
「寝子島は不思議なところですから」
銀の言葉に、そうだな、と久隆は返した。最後に残った綾花は乗り込む前に銀に声を掛けた。
「悪戯は程々にしてくださいね」
「この島には魅力的な人が多くて困ります」
銀の柔らかい物言いに綾花は恥ずかしそうに俯いた。
青白い二匹の狐が夜空を駆ける。大きな曲線の軌跡が別れを惜しんでいるように見えた。
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あとがき
担当マスター:
黒羽カラス
ファンレターはマスターページから!
今回のシナリオはいつも以上にアドリブの占める割合が増えました。
各PCの削られたアクション部分は「描写がされていないところで行われている」と理解していただくと、
私が泣いて喜びます。是非、脳内での補完をよろしくお願いします。
このNPCっぽい人は今後も何かをやらかしそうです。
風来坊のようにふらりといなくなることも考えられます。
ようは私の頭の出来によるので過度の期待は禁物です、はい。
最後にシナリオへのご参加、ありがとうございました。
そうそう、狐の鳴き方が「コンコン」ではないことを知りました。
私の耳には「アンアン」と聞こえました。
「事実は小説よりも奇なり」という諺を思い出した私です(冷や汗)。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
推理・サスペンス
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月18日
参加申し込みの期限
2015年06月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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