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財布が落ちている!?
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九夜山の山頂を目指して四人は歩いた。先頭は久隆であった。私が守る、と強い意志を口にした。
東屋が徐々に見えてきた。修は目を瞬く。
「いつの間に出来たんだ?」
「初めて見たね」
月詠は冷静に返した。あれは、と修が声を漏らす。
「お待ちしていました」
銀は四人に向けて軽く頭を下げた。久隆は三人を守るように前に出る。
「君が財布の持ち主か」
「はい、そうです。暗号を解かれた方々にささやかな食事を提供しています。皆さんも是非、召し上がっていってください」
「通貨偽造の罪は重い。君は理解しているのか?」
「財布の中身のことでしょうか」
久隆は険しい表情で頷いた。銀は目を細めたまま、少し頭を傾ける。
「見破られましたか。中々に鋭いですね。では、食事の前にすっきりさせましょう」
銀は両手を開いて瞬時に胸元で合わせた。乾いた音が辺りに響くと、終わりました、と朗らかに言った。
「どういう意味だ」
久隆の疑問は後ろからの声で解消された。
「札が紙になってるんだが」
響也は長方形の紙をひらひらと振る。月詠は丸い厚紙を掌に乗せた。
「硬貨も紙になったね」
「私の財布の中身も――」
久隆が赤い財布を開くと、その表情から険しさが抜け落ちた。
「皆さんも食事を楽しんでください」
銀は東屋の方に手を向けた。いただくよ、と月詠が歩いてゆく。
修は銀の前に立った。肩の子猫はそわそわと落ち着きがない。
「以前に縫い包みを売っていたことは?」
「良い夢は見れましたか」
即座の言葉に修は苦笑いを浮かべる。
「たくさんの猫と戯れることができました」
「八神の知り合いなのか?」
篠崎の声に、少しな、と修は返して共に東屋へと向かう。
最後に残った久隆に銀は穏やかな声を掛けた。
「ここまで来られたのですから、共に一時を過ごしませんか」
「……寝子島とは不思議なところだ」
「そうかもしれないですね」
久隆は銀の胸を軽く小突いて東屋へと歩き出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
推理・サスペンス
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月18日
参加申し込みの期限
2015年06月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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