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修羅場を乗り切れ?! ――原稿を仕上げよう!――
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【1日目 午後】
人手が足りない、という事で望月も消しゴムがけなど簡単な作業を手伝う事に。あれこれやっているうちに正午を過ぎた。今回の昼食は望月お手製のかき玉うどんである。
「そういえば、宇佐見君って学校はどうしたの?」
「ぎくっ」
ちょっと遅めの昼食を食べているとき、レイがぽつりと問いかける。露草はただただ苦笑するしかなかった。
* * * * *
その頃、寝子高ではレイの妹であり、書道担当の先生である
瓜山 メイ
が数名の生徒たちに事情を話していた。
「アシスタント募集、ですか」
八神 修
が神妙な顔で相槌を打つ。傍らには
椿 美咲紀
と書道を専攻する芸術科の生徒、
種子島 タネ
も一緒だった。
「メイせんせーのお兄さんって漫画家だったんですかっ!?」
「はい。筆名で『宵宮 零』と名乗っていまして、今回の原稿は『希望戦士ニャンダム ライデンボルト』の原稿を手伝ってもらいたいのです」
その名前を聞いた事があるのか、タネは眼鏡を正す。
「……もちろん知ってます! 漫画は結構読んでいますし、泥舟に乗ったつもりで任せてください!」
だが、タネ自身は『ライデンボルト』を読んだ事はないし、普段読んでいる漫画も少女漫画よりである。それでも興味がわいたので作業に加わってみたかった。「先輩、それを言うなら大船でしょう」と修は思わず突っ込む。
「もしよかったら、でいいので……協力していただけませんか?」
メイの言葉に、3人は肯く。美咲紀は修が参加してくれる事に内心安堵していた。1人では気後れしてしまう、と心細く思っていたのだ。
「はぅ、それにしても絵が描けるのって良いよね。超憧れるよね。いいなぁ」
メイと分かれた後、美咲紀がぽつりと呟く。各種『掛け算』が好きな美咲紀だが、彼女の場合文芸創作を得意としている。しかし、彼女の言う『掛け算』の業界では画の方の需要が高いらしい。故に、そうおもったようだ。
「まぁ、手伝いに行くんだ。少しでも知識を得ていたほうがいいだろう。美咲紀、このページをみておくといいぞ」
そう言いながら修はスマートフォンを弄って、技法に関するページを見せる。どうやら、手伝いに向かうにあたり、軽く漫画を各技術に関して勉強をしようと考えていたらしい。ただし彼の『軽く』は普通の『軽く』ではない事を付け加えておく。その内にスケジューリングなどもかじっている辺り彼らしいかもしれなかった。
「シュー君、何するつもりですか……」
美咲紀は少し強張った表情で問いかけた。
* * * * *
休憩を挟みながら午後からも仕事をしていると、夕方に。学校が終わった頃には修と美咲紀の他、
桜庭 円
と愛猫のにゃーくん、
御巫 時子
、
三宅 葉月
が仕事場を訪れた。
「みんな、ありがとう。悪いけど、早速作業に取り掛かって欲しいんだ。時間がないからね」
申し訳なさそうにレイが言えば、円が元気な笑みを見せる。
「大丈夫! 小学生の時、お絵かき番長って言われてたし! 背景とかパースもやれちゃいますよっ!」
「それは頼もしいな」
レイはそういい、にっこりわらった。傍らのメイもまたスケジュールを確認しながら筆記用具を取り出す。
「一応、道具はこちらで揃えています。足りないものがあったら言ってください」
「あの、これは足しになるか分かりませんけれど……」
と、時子がドリンクやコーヒーを差し出した。彼女はここへ来る途中に差し入れとして買ってきてくれたそうだ。
「助かるよ、ありがとう。みんなで飲ませてもらうよ」
レイは笑顔で礼を述べ、時子もまたはにかんだ。
作業を始める前に、其々、何が出きるかの再確認。それによって割り振られる作業も変わってくる。慣れていない人は簡単な作業から入り、葉月や露草のように技術を身に着けている人は難易度の高い作業を割り振られる。
「では、三宅さんは背景をお願いします。今回は地上シーンが多いので植物や建物が得意ならありがたいかな」
「はい」
葉月は肯くとすぐに作業に当たる。付箋に書かれた背景を、参考資料を基に下書きし、早速ペン入れを開始すれば最初からそこにいたような雰囲気を醸し出す。時にはトレースも駆使して仕上げていく姿は、プロ顔負けだ。
(おっ、作業がうまくいくっ! スムーズにスピード線も集中線も書けちゃう!)
傍らでは、練習していた円が見事に書けた線に目を見開く。それを見ていたメイが早速原稿を持ってきた。
「では、こっちの集中線をお願いしていいですか?」
「うん、任せて!」
円は嬉しそうに肯くと早速作業に取り掛かった。傍らの葉月は背景に集中し、次々に絵外で行く。そして、原稿を円に渡せば、指示にあった効果を入れてくれる。2人はいつのまにか阿吽の呼吸で動いていた。
(うわっ、ボクって上手い! 隠れた才能があったのかな? いけるいける!)
どんな指示もすらすらこなせる。さすがに背景は難しいが、レイの絵に対し違和感の無いようがんばれば、あっという間に仕上がってしまう。
「背景、トーン、ベタ、ホワイトなんでもやりますよ先生! まかせてくださいっ!」
「もしかしたら、初めてって人もいるからやり方もメイと一緒に教えて!」
と、レイから指示が下る。円は「はい」と返事しつつも少し緊張するのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月31日
参加申し込みの期限
2015年08月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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