this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ドキドキ?! 聖シエスタ女学院!
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
つぎへ >>
(正直、疲れた……)
夜海霧 楓
は夕食を食べる気力もなくベッドに倒れていた。傍らでは
トワ・E・ライトフェロゥ
が少し心配そうに楓の様子を見ている。
放課後は放課後で中庭に出るつもりが屋上に出たトワが「What.あ、ありのままを話すデス! 中庭に着いたと思ったら屋上だた」と困惑したところを追いかけたり、学校ではしゃいだり、と普段以上に疲れた気がする。
(女性に囲まれるのも辛いけど、何よりトワだ。ポメラニアンが一気にゴールデンレトリバーになったような感じなのか?)
その心は『デカい(いろんな意味で)』である。そこに思い至りがっくりと項垂れる。
「カエデ、大丈夫? Dinner食べられないの?」
トワの声に、楓は頭を上げる気力さえなかった。だが、その様子を見てトワはある事を思いつく。
「一緒にbathにするデス! トワ、カエデの背中流しマス!」
(それだけはやめろ!!)
トワの提案に楓ががばっ! と身を起こす。たとえ女性化していても心は男性のままなのだ。
(これ以上精神的に負担をかけないでくれ……)
楓は「今日は酷く疲れているから、明日の朝入る」とどうにかいう事で難を逃れた、らしい。
その後、入浴を終えたトワの髪を、重い体を引きずって乾かす。そしてトワに抱きつかれて添い寝を要求される。ベッドに倒れて直ぐ寝入ったトワの横顔をみて少しほっとしながらも「早く朝になれ、さっさ終われこんな夢」なんて思いながら眠れない楓なのであった。
(んー……、お隣さん、ちょっと遅いなぁ)
羽生 碧南
は隣の部屋で暮らすクラスメイトを気にしつつ、乙女ゲーム『リプレイスメント・プリンセス』をプレイしていた。このゲームは異世界ファンタジーな王宮を舞台としており、主人公である公爵令嬢・アディリシアとなって世界を体験する。彼女は(そのゲームでは)女性初の文官として働いており、(碧南からみても)有能な女性である。そんな女性を色々な理由から気にし始める男性たちとの恋愛がファンの間では高評価だった。
このゲームの見所は、『一癖』ある男性たちとの恋の駆け引き。普通の乙女ゲームのようにただ好感度を上げるだけではハッピーエンドには行けないという難易度が若干高めなものだった。
それでも難なくクリアしていた碧南だったが、最後に来てバッドエンドを4度見ている。その相手は、最高難易度なドS宰相・エーレンフリート(以下エレンと表記)である。1つでも選択肢を間違えるとバッドエンドにいく。それで燃えるファンと「ないわー」と萎えるファンに大きく分かれる相手である。
エレンは、若くして宰相に上り詰めた男で、没落した家を復興したという経歴も持つ。主人公の上司のそのまた上司にあたり、最初の対応はとてもドライだ。だが、好感度を上げつつ国の問題を解決していくと『有能な部下』として自分の手元に置くようになるのだ。
難易度が高い理由はもう1つ。仕える国の第一王女とのやり取りも関わってくるからだったりする。
(部下になったところからエレン様ルートだけど、ちょっとした油断でバッドエンド行き。エレン様の結婚式を見送る羽目になる……。あの第一王女の高笑いはもう聞きたくないわ!)
ぐっ、と拳を握り締め、碧南はテレビのモニターを見る。明日は土曜日であり、授業は無い。その上部活も引退しているので丸々フリーである。
「今日こそハッピーエンドみてやるんだから! まってなさい、エレン様!」
そう言いながら、こまめにセーブしているあたりそつない碧南なのであった。
月の寝顔を見つつ、聖良は……いや、修は本来の聖良へと手紙を書いていた。
親愛なる八神 聖良へ
俺は、修。平行世界の君かもしれない存在だ。
今回、入れ替わって思ったことだが、
君はもう少し身体を鍛えた方がいい。
それと……月を大切にね。
(こんな感じかな)
修はそれだけ書くと、静かに頷く。そして、月が眠るベッドへとそっと入るのだった。
そしてその頃。2人が眠る部屋の上では……碧南が喜びに震えていた。
(やった……。やったよ、私!! ノーマルエンドもよかったけど、ハッピーエンドはなおさらいいわ!)
結果から言えば、碧南はあの後、一度もミスする事もなくノーマルエンドを向かえ、その後どうにかハッピーエンドを迎えた。
『君の振る舞いを見て、考え直した。……ただ厳しいだけでは、何も育たないのだな……』
あのドSと称されたエレンが優しい笑顔でヒロインをお姫様抱っこし、愛をささやく姿はとても感動的で、それだけで頑張った甲斐がある、と心から思った。
時計は既に午前2時を指している。だが、碧南は暫く眠れそうにも無いようだった。
* * * * *
どこかで鐘の音がする。
眠ったと思ったはずなのに、皆、今まで『夢を見ていた』事を悟る。
そして、脳裏が白濁し……こんな残り香のような映像がうかんだ。
* * * * *
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ドキドキ?! 聖シエスタ女学院!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月01日
参加申し込みの期限
2015年11月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!