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【ハロウィン】寝子島ハロウィン☆デイズ!
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洋菓子店『Raton』でもらったプリン……その味を思いだすだけでほっぺたが落ちそう。
今、幸せな気分で小悪魔ハロウィン娘(の仮装)の郡トモエはシーサイドタウンを歩いている。
彼女にとっての人生初寝子島ハロウィンは、なんとも美味しいスタートを切ったようだ。
見るもの行き交う人そのすべてが新奇で素敵で、つい見とれてしまうためトモエの歩みはゆったりしている。けれどこのパレードは、自分のペースで歩けるからこそ素晴らしい。
このときトモエは、びっくりして足を止めてしまった。
可憐な……あまりに可憐な少女を見たのだ。
仮装は魔女だ。魔女モチーフの扮装の人は驚くほど多く、とくに珍しいものでもないはずなのだが、その人の可愛らしさは群を抜いていた。たまたま、トモエの感性に合っていただけかもしれないとはいえ、この世の存在ではないかのように、見えた。
年齢はきっと同じくらいだろう。寝子島高校生かもしれない。
このとき、少女はトモエの視線に気がついたのか、
「あら、素敵な衣装ですね」
と言って足を止めた。そのとき少女の肩から一羽、白い小鳥が飛び上がったのである。
「さようなら。また会いましょう」
少女は小鳥に手を振った。小鳥は一度だけ彼女の周囲を経巡って、やがてどこか飛び去っていったのだった。まるで少女の言葉が理解できたかように。彼女は本当に魔法使いなのだろうか。
少女はトモエに向き直って、
「こんにちは、ハッピーハロウィン、ですね」
「あ、はい……こんにちは!」
びっくりしたけれど、話しかけられたのは悪い気はしなかった。
しばらく話してみてすぐにわかった。少女は御巫時子といってやはり寝子高の一年生なのだという。
どこかで見かけたことがあるかもしれないが、だとしてもトモエにはわからなかったのではないか。なぜなら今日、着替えを終えて出てきた時子は、普段とはまるで異なる幻想的な雰囲気を身にまとっていたからだ。
「衣装、誉めてくれてありがと! でもその魔女の格好もすっごくいいと思う!」
「恐縮です」
「その鞄、お菓子でいっぱいだね! すごい! 御巫さ……ええと、時子ちゃん、でいい?」
「はい。では私も、トモエさんとお呼びしましょう」
「うん! で、時子ちゃん、次はどこのチェックポイントに行くの?」
「パイ専門店『Huit Feuilles』にお邪魔しようかと」
「奇遇! うちもそうするつもりだったんだ!」
良ければ一緒に、という言葉は不要だった。意気投合したトモエと時子は、『Huit Feuilles』へと向かったのである。
「お菓子もらえなかったときのイタズラって考えてる?」
「思いつかなかったので……そうなったら困りそうです。トモエさんは?」
「うちは……大きな音出しても大丈夫かなって確認してからクラッカーを鳴らそうかなって。びっくりされちゃうかなって気もするけど、このくらいしないとイタズラじゃないかなぁって思って……」
「ああ、でもお店はきっと混み合ってますから、あまりよくないかもしれませんね」
「うーん、確かに。でもせっかくクラッカー持ってきたから……」
そこでトモエは、いまここで、つまり路上で、景気づけにクラッカーの紐を引くことにしたのだ。
パーン! 色と光と音がはじけた。小さな小さな爆発だが、それは素敵な爆発だった。
「おおっ!?」
パーンという光と音に、悪妖精デビルサンタこと後木真央は、びくっと野良猫のように身をこわばらせた。
魔女と悪魔っ娘というペアが、クラッカーを鳴らしたようだ。
「おっと、魔女さんのほうはよく見ると時子ちゃんなのだ! 可愛いのだ」
おーい、と飛んでいって話しかけようかと思った真央は、その向かいの通りにこれまた、見逃せない組み合わせを見つけて「おお!」とまた声を上げた。
「修ちゃんと美咲紀ちゃん発見なのだ~!」
迷うところだが、八神修と椿美咲紀を含めた集団は遠ざかっていくようなので真央は彼らのもとへ、ヤングライオンのようにはせ参じることにした。もちろん、デスウェポンことナタを振り回しながら、である。
「やっほー! お二人さんのコスプレ、似合っているのだー!」
その様は友達に呼びかけているというより、「リア充マストダイ!」とSATSUGAIせんがため追いかけているように見えて仕方がないのだが気にしてはいけない。あと、修と美咲紀は別にカップルではないので念のため。
ところがどっこい、ここで不測の事態発生だ。
なんともいい香りが漂ってくる、これには真生は思わず急停止した。カラメルの香り……いや、ただのカラメルではない。
「
プリン!?
」
すぐに真央は理解したのである。
「プリンを嫌いな女の子はいないのだ! トリックオアトリートなのだ♪」
そう叫ぶと真央は、方向を急転換して洋菓子店『Raton』へ突入するのだった。もうリア充を殺している場合じゃない!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
161人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月09日
参加申し込みの期限
2015年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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