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ホクホク! 落ち葉でおいしく焼きイモしませんか?
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【穴を掘りましょう】
綾花と真央が寝子島小学校に到着すると、校庭の片隅に設置されたテントで、男性が一人作業をしているのが見えた。
中沢 リッカルド
町長だろう。
「町長さん、こんにちは! 焼き芋の集いにお伺いしました後木 真央なのだ!」
「綾辻 綾花です。今日はよろしくお願いします」
「今日はご参加ありがとう。こちらこそ、よろしくお願いします」
綾花と真央の挨拶に、ポロシャツ姿の町長も頭を下げる。
「お二人とも、お荷物重いでしょう。受付の机はこちらですから、もう一つの机、もしくはこちらの棚にどうぞ。あ、貴重品は身につけてくださいね」
テントの下には折りたたみ式の長机が二つあり、一つは受付用の名簿、もう一つは飲み物と紙コップが用意
されていた。綾花と真央は名簿に名前を書いてから、クーラーボックスを置き、赤猫リュックの食材と飲み物を
机の上に出して、貴重品以外の荷物を棚のカゴに入れた。
「……ずいぶん食材をお持ちいただいたのですね」
「せっかくのイベントなのだ。みんなで楽しくグルメ三昧なのだ!」
真央がクーラーボックスの中身を見せると、「なんとお礼をしたらよいか」とひたすら恐縮する町長である。
「あの、町長さん。私、受付のお手伝いなどさせて頂けたらと考えているのですが」
そう申し出た綾花に町長は礼を言い、もう一つのテントに目をやった。
「まずはあそこにブルーシートを敷いて、キャンプ用の一体型テーブルを広げようかと思っているのです。
手伝っていただけますか?」
三人は協力してシートを敷き、その上にテーブルを設置した。
「これで皆さんが食事をする席ができましたね」
「後は落ち葉集めの作業でしょうか?」
「そうですね。では、受付はあなたにお任せして、私は真央君と落ち葉を……」
「あっ、月詠ちゃんなのだ!」
一息ついて話しあう町長と綾花の横で、真央が
旅鴉 月詠
の姿を見つけて走ってゆく。
「月詠ちゃんも焼き芋の集いにご参加なのだ? 受付にどうぞなのだ!」
「元気そうで何よりだよ、真央。あちらにいるのが町長さんと……綾辻君だったかな?」
真央に手を引かれて受付に到着した月詠は、名簿に記入してから、町長と綾花に挨拶を終えて切り出した。
「町長さん。現状は、これから落ち葉を集める作業する、という認識でよいだろうか?」
「えぇ、そうです。綾花君が受付を引き受けてくださるそうですので、私と真央君で落ち葉を集めに行こうかと考えていたところですよ」
町長の言葉になるほど、と月詠はうなずく。
「皆、私から一つ提案があるのだが。聞いてもらえないだろうか」
設置したばかりのテーブルに皆で腰掛け、綾花はメモを取りながら月詠の話を聞く。
彼女の提案は、端的に言うと『火床を作らないか?』であった。
火床というのは地面の湿気を防ぎ、熱効率をよくするための先人の知恵。
燃やす場所に軽く穴を掘り、小石やレンガなどを敷いておけば、焼き芋に必要な火力を持続的に確保できる
らしい。
「うむむ、月詠君、お若いのに博識ですなぁ……」
「す、すごいのだ月詠ちゃん!」
「よい焚き火はよい準備から、なのですね」
三者三様の驚きに、月詠はゴホンと咳払い。
「シャベルは受付に用意して頂いているようだが、敷材の場所を知らないだろうか? 私は寝子島小学校には
詳しくないのでね」
月詠の問いに、三人は顔を見合わせ、ふるふると首を振る。
「町長さん、あなたもご存知ない?」
「すみません。校庭を使用する許可は頂いたのですが、火床の準備まで頭が回りませんで……私が小学校の敷地を一回りして、それでも無ければどこかで買って」
「ちょっと待ったーッ!」
町長が腰を上げたところに、制止の声。自転車のブレーキと、タイヤが地面をこする音。
「レンガが欲しいなら、このボク、
柚瀬 玲音
が案内してあげるよ! 先生と花だんを修理したとき、
割れちゃったヤツをかたづけるのを見たんだ!」
猫耳キャスケットの少女が、派手にドリフトさせたマウンテンバイクから降りて、ビシッとVサインを
決める。
「玲音ちゃん、もうそっちにいってもいい? かっこいいポーズ、きめおわった?」
「バッチリだよ、海美君!」
玲音は、駆けよってきた
小島 海美
と笑顔でハイタッチ。会場までの道中で一緒になった二人は、同じ
イベントに参加する一年生どうしという事で意気投合したのだ。
「お嬢さん方、レンガの場所をご存知なのですか?」
「うん! 小学校のことは小学生が1ばんよく知ってるから、レンガのことも、はっぱのある場所も、いろいろおしえて上げるね!」
「これはこれは、ご親切に」
海美の返事にほっと一安心の町長である。
「割れたレンガを触ると危ないですから、お二人とも軍手をつけてくださいね。おっとそれから、名簿にお名前を書いて頂けますか?」
受付に準備してあった猫車を押し、玲音と海美に引っぱられて歩く町長の背中に綾花は声をかけた。
「私、受付とお芋の準備をしておきますね!」
「さて、真央。我々は今のうちに穴を掘っておくか」
「任せろなのだ!」
軍手をはめた月詠と真央は、手に手にシャベルを取り、火床にと定めた箇所を掘り始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
陣 杏里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月27日
参加申し込みの期限
2015年07月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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