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浮かぶ手も借りたい!
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☆寝子島神社にて
日の落ち始める時間、
御剣 刀
は、いつものように寝子島神社の境内で木刀を振っていた。
(もっと速く剣を振らないと駄目だ、手が消えたと思えるくらい!)
一心に木刀を振り続ける刀がそう念じたとき。
「手が消えた!」
とうとうその領域に踏み込めたか! と思った刀だったが。
「本当に手が消えてた……何でだよ!?」
唖然と自分の手を見つめたとき、
ガチャン!
音のしたほうを見れば、賽銭箱の上にある鈴が落ちていた。
そこには見覚えのある木刀と手が……
「また神魂かよ」
気抜けしたまま、落ちた鈴を手にとってみる。
動かそうと思えば、普段通りに手は動くようだ。それはいいのだが。
「えー、これ俺が悪いの?」
納得出来ない気分のまま確かめる。
「うん、木刀で思いっきり叩いたせいかちょっと凹んでる」
つい辺りを見回す。幸い普段から人気のない神社であるし、刀の仕業であることを見ていた者はいなかったが、そうはいっても。
「これは拙いな、せめて元の場所に戻さないと」
見上げて鈴のあった場所を見ると幸い手が届けばすぐに直せそうだ。
(何か足場は……)
足場になるような物はないか、と辺りを見回す。
ふとこの鈴を落としてしまった状況を思い出す。
「これでいけるか?」
鈴を持ったまま念じてみた。
手だけが、鈴の吊るしてあった場所まで浮かぶ。
「いけるか」
刀はそのまま、慎重に手を動かして鈴を付け直す。
上なので見づらいかと思ったが、鈴を結ぶ場所は脳裏に鮮明に浮かんだ。
「よし何となかったな」
手を戻し、付け直した鈴の調子を確かめながら、鈴を付け直した時の手に目が付いたような視点を思い浮かべる。
(これは以前から気になっていた事を確かめるチャンスか?)
刀は、もう一度周囲を見回した。
人が来る気配はない。
刀はごくりとつばを飲み込むと、手を浮かばせ、神社の扉の奥へと飛ばしてみた。
(寝子島神社の御神体……どんなものだろう?)
礼拝の対象となる神が宿るとされる物体。
鏡や剣、玉、石や木などその形は様々だ。
普段見ることのできないそれを、刀は確かめてみたいと思ったのだ。
手に目のついたような感覚で中がぼんやり見えるが、暗くてよくわからない。
(うっ、あれは!)
暗闇に何かが光った。
(玉? 鏡? いや、もっと違う……)
マジマジと見ていた刀だが、その二つの光が急にこちらへ近づいてきた。
「ニャー!」
「わあっ!」
咄嗟に手を戻し飛びのいてみれば、拝殿の中から不細工な猫が飛び出してきた。
「ご、ご神猫……?」
猫は刀をうさんくさそうに見やると、茂みの中に走り去った。
「あ、猫ー!」
子どもたちがやってくるのを見て、刀は御神体の探索をあきらめたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月27日
参加申し込みの期限
2015年06月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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