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\ オーバータイム!/
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浮かぶ手も借りたい!
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☆雨漏りの日
寝子島で暮らしていると、時々奇妙な出来事が起こる。
天動 記士郎
は、そんな「日常」に慣れ始めていた。
「うーん、家が古いですからね」
天井から漏れてきた雨の雫が、商品にかかったビニールを濡らしていた。
記士郎の店は祖父の家を改造したものだけれど、こういう雨降りの日に雨漏りがしていた。
のんびりしている記士郎もさすがに放っておけず、商品をどけて雫が落ちる下にバケツを置く。
「幸い小止みになってきたようです」
天井の染みを拭き取ろうと手を伸ばした時。
「おや、手が……」
肘から先の手ががふわふわ……と天井まで浮き上がった。
一瞬目を疑い固まった記士郎。
だが、瞬きしてもそれは消えず、手を動かそうと思うと浮かんだ手もその通りに動く。
しかも頭にぼんやりと、目で見ているのとは違う天井近くの光景が浮かぶのだ。
「ふむ。とりあえず緊急事態ですから利用しましょう」
こんな風に頭にイメージが浮かぶのは、自分のろっこんで慣れている。
長年この雨漏りには悩まされてきた。
しかし天井裏に自分が登ったら重みで天井が抜けてしまいそうだ。
かといって屋根の上に上がっても、瓦が割れていたりずれていたりはしないので、どこが問題の箇所なのかがよくわからないのである。
「でも、手だけ移動させられるなら……!」
記士郎は懐中電灯と板と釘と金槌を準備した。
もしここでお店に客がきたら、手がない両手を天井にかざして目をつぶっている変な兄ちゃんを見て、そっと引き返していることだろう。
まずは懐中電灯を持って手を天井裏に侵入させ、修理箇所探しに取り掛かる。
おぼろげに脳裏に浮かぶ天井裏は、懐中電灯で照らしても明るいとはいえない。
見当をつけた場所を、まさに「手探り」で見回していると。
「……ここですね!」
雨水が入りそうな裂け目を発見した。
一度手を戻して、こんどは板と釘と金槌を持たせて運び、内側から取りあえず板を打ちつける。
どうやらうまくいったようだ。
「位置がわかったので、お天気になったら屋根に上がって修理しましょう」
手を戻した記士郎はエプロンのポケットに手を入れ、白蛇の鱗に触れた。
ろっこん『白蛇さん』が発動する。
猫子島の上空の気流や気圧の流れが見えてきた。
「これならこのまま雨がやみそうです」
懐中電灯を片付けながら、爽やかな笑顔で記士郎はつぶやく。
「不思議なことや危険なことが起こるけれど、時には役に立つこともありますね」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月27日
参加申し込みの期限
2015年06月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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