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「さて」
旅鴉 月詠
は、ろっこん『絵空事』の進化能力である引力を利用し、射程範囲内にいる生徒数人へメモ紙を飛ばした。生きた人間そのものには使えないようなので、相手が身につける衣服に向かってメモ紙が引っ張られている。飛んでくる小さな紙ペラ1枚に、不思議さは感じながらも危機感は抱かれない。しかし何らかの攻撃であろうと判断した生徒達は、余裕ある表情を浮かべながら、自身の手やろっこんでそれをビリビリに破いた。すると――
「椅子ッ!?」
「狸の置物ッ!?」
「ブラウン管テレビッ!?」
絵の破損により封印が解除され、メモ紙に事前に封印されていたそれぞれのモノが飛び出し、彼等を押し潰した。
「あとは――そうだな」
適当に新たな標的を探して視線を巡らせていると、他の生徒をちょうど組み伏せた冴木と目が合う。
「やぁ」
「よぉ旅鴉! 今日もナイスロリだぜ!」
挨拶を交わすや否や、今度はメモ帳を自分の側に固定したまま引力を発生させる月詠。
「えっ、何?」
竜司の身体が引っ張られ、思うような体勢が維持できない。否、精確に言えば、引っ張られているのは――服だった。
「脱げ」
「ファッ!?」
「下着だけは残してやろう」
異性相手に表情一つ変えず、服を引っ張り続ける月詠。
ある瞬間でついに すぽぽぽーん! 上着もズボンも飛んでいき、メモ紙の中に収まってしまった。
突然現れた肌色に、戦場の生徒達も驚き固まる。
「どいひー!? 旅鴉ってば大胆ッ! ハァン、皆が見てるじゃないかッ!」
こんな時、普通ならば身体を縮め隠すところを、竜司は何故か腕を外へ伸ばしてポーズを取っている。表情も、困り眉だが満更でもない。
先程食べた
畑中 華菜子
のカップラーメンによって、彼のろっこん特有の力である『変態度』が高まっていた可能性がある。しかし普段からドM変態ロリコンと称される彼本来の行動の可能性もある。真実は、闇の中。
「あら、良い身体してるじゃないの!」
細マッチョな竜司の肉体に、
尾鎌 蛇那伊
が反応する。そして更に、月詠に向かって耳寄り情報を。
「月詠ちゃん、刀ちゃんもイイ筋肉してるのよ!」
「ふむ」
すると月詠は、
御剣 刀
へ同じようにメモ帳を向けた。
「お、おい!?」
身の危険を覚えた刀は、月詠から距離を置いて思わず構えを取る。
月詠の引力射程からは外れているようだが、この流れを見ていた
八神 修
が悪戯っぽい笑みを浮かべる。
「服なら俺のろっこんでも分解可能だぞ、尾鎌」
「八神! 悪ノリしないで!」
刀は更に距離を取り、身を守るように制服のジャケットをがっしりとつかむ。
「無駄だ……俺の射程からは逃れられない」
月詠、蛇那伊、修が獲物を狙う眼で刀を見ていた。
「待ってくれ! なんで俺まで脱がされる標的になってるの!?」
「
赤き湯三銃士
の同志じゃないか御剣! またあの時のように精魂尽き果てるまで運命を共に」
「断る!!」
そんな戯れの追いかけっこが数分続いた後、竜司の服はちゃんと返還され、当人はなんだか名残惜しそうに元の制服姿に戻った。
一方、神魂研究のため熱心に観戦を続けていた
屑利 執
。
「それなりの情報は得られた。だが神魂をより知るためには観るだけじゃ足りないな」
「……じゃあ、自分も参戦したらどうですか?」
唸っていた執は、付近にいた
絹織 真由良
から提案を受けると、大いに頷いた。
「そうだな、そろそろやるか……進言に感謝する」
躊躇することなく戦場に向かう執。恐れるものなどないと言わんばかりの後ろ姿をただ見送りながら、真由良はふと、自分の何かが微かに疼き始めているのを感じた。
執は比較的安全そうな場所で足を止め、魔法陣を書く。
「屑利も来たか! 思いっきりバトろーぜ!」
「あぁ。だが戦う相手は俺じゃない――」
不敵な笑みを浮かべながら、執はろっこん『降臨の儀』を発動。
「フハハハッ! 俺の召喚獣に勝てるかな? 出よ、沼田さん!!」
現れたのは、てっぺんハゲメガネのくたびれた中年サラリーマン――鎌倉在住の沼田さん。彼の会社も昼休み中だったのだろうか。白米の乗った箸を口に運ぶ体勢をしていた。
「はっ……! ここは……!? また屑利くんに呼ばれたのか……」
「ハロー沼田さん! 今日も力を貸してくれ!」
と執が懇願の姿勢を取ったところで、沼田さんの携帯電話が鳴る。
「ちょ、ちょっとごめんよ。――はいもしもし沼田です。……はぁ。……えぇ? 受けた覚えはありませんが……え。あの……そうですか、どうも……はい。失礼します……」
「仕事の電話?」
「いや……全く心当たりが無いんだけれども私、
もずくコーディネーター
という資格試験にいま合格したらしい……」
「なん…だと……」
突然の謎の資格取得。これも先程、執が興味本位で食した華菜子のカップラーメンの効果なのだろう。
気を取り直した屑利は、近くで華麗な合気柔術を披露していたエレノアに、沼田さんとの戦いを持ちかける。
「は……? 社会の歯車に成り果てた中年男なんて、不興の象徴ではありませんか……」
「歯車っ……」
蔑んだような眼で言い放たれ、傷付くサラリーマン。
「まあいいでしょう。世界は有象無象の足掻きで廻っていますものね? 今日はサービスです」
「わっ…! あぁ、水鉄砲か…まぁこのくらいなら……もごもごもごー!?」
顔や身体にかけられた水がいつの間にか接着剤に変わっており、何が起こったか理解できない沼田さん。
その様子を見兼ねた生徒が執の肩を叩く。
「なぁ、あのおっさん状況把握できてないみたいだけど……」
「いいんだ。この際それは考えないでおこう」
(屑利、外道……!!)
「なぁ凄い力だろ沼田さん! 実際に受けてみてどんな気持ち!?」
「もごー!」
しばらくして接着剤が水に戻された頃、執が新たに言いくるめてきた
綿会 日華
が声を掛けてくる。
「おっちゃん大変やったなぁ。うちが服乾かすの手伝ったるで! ソーラーフラッシュ!」
服を乾かすならお日様が一番! 太陽光エネルギーを真正面から放つ日華。
「あうっ、眩しっ…熱い!?」
至近距離からの閃光を浴びた沼田さんが目を覆いながら屈んだその瞬間。
日華が放った光を沼田さんのてっぺんハゲが見事に反射した。
「は、ハゲが光ってる……!」
彼のテカテカ頭で拡散する光には、日華の無垢な輝きとは異なる謎の哀愁が含まれているようだった。
「はい、沼田さん次この人!」
手当たり次第にもれいびを連れてきてはろっこんを沼田さんに試してもらう執。それは沼田さんが力尽きるまで続き、執は始終安全な場所でモニタリングを行うのだった。
「すっげー輝いていたぜ、沼田さん……」
「そうか……たとえ社会の歯車に成り果てても、人は輝けるんだね……」
瀕死の沼田さんはそこでろっこんの効果が切れたのか、その言葉を最後に送還されていった。
「沼田さん……あんたの勇姿、俺の神魂研究にしかと刻んでおくぜ……」
晴れた空を見上げ、今はもういない沼田さんの顔を思い浮かべる屑利。
……また喚べば現れるのだが。
因みに沼田さんが無事(?)会社に戻ってから数時間後、もずくコーディネーター資格取消の電話がかかってきたのだとか。
多種多様で個性豊かなろっこんが飛び交い戦場が盛り上がる、その最中。
突如、戦場で発動されていたろっこんの威力が低減する。
「えっ……あれ!?」
会場一帯のろっこんに、突如ブレーキがかかったような感覚。これまで多くの場面でろっこんを見てきた者は、この現象が起こる状況に心当たりがある。
「ひと……か?」
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グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月22日
参加申し込みの期限
2015年05月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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