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絹織 真由良
は観戦者席で、皆のろっこんや戦いを見ながら今までの自分の戦いを振り返っていた。
ろっこん発現のきっかけとなった
出来事
の事も……。
(自分も、あの二人の様に誰かを助けられるもれいびになりたい…)
模擬戦とはいえ懸命に戦う生徒達に喚起されたのか、胸の内からなにやら熱いものが込み上げてくるのを感じた。
「あれ、絹織さん――?」
気が付けば真由良は、戦場へ飛び込んでいた。
眼鏡を外して目を閉じ、自分のろっこんを意識する。無骨なシルエットが起動するかのように目を光らせるイメージ――それに合わせてカッと目を開いた一瞬、真由良は噴き上がる光の柱に包まれる。
「ぬあっ! なんだぁ!?」
「すげぇ……ロボットだ!!」
戦場に突如として現れた黒い鋼鉄装甲のロボット。その全長は約3mといったところだろうか。
真由良のろっこん『HARDMETAL PHENOMENON』。ろっこんという超常現象から生まれた為、彼自身もこの機体のことを『フェノメノン』と呼んでいる。
「これが俺のろっこんだ! さぁ、誰でも相手になるぜ!」
すると
鎌八 まもる
が蜘蛛の糸を活かしたダイナミックな動きで目の前に現れた。
「ヘイ! オレでどーだい?」
早速まもるを標的に定め、パンチを繰り出す真由良。まもるは鋼鉄の拳が届く前に、糸を使って壁に張り付いたり上に逃げたりと、立体的な回避を行う。時にはその動作の途中で靴底によるキックを繰り出した。地上にいる時の蹴りとは違い、空中からのドロップキックであるため威力も高い。
「よし、なかなかいけてるなオレ!」
ロボット相手に戦う自分の自己採点。まもるは誰にともなく、白い歯を見せた。
更にそこへ加戦したのは
冴木 竜司
。ろっこんで強化した筋肉を駆使して縦横無尽に動き、装甲にも怯まず体当たり。
そんな二人の攻撃を受けながら、真由良はロボットでの戦いの難点を理解する。
(参戦したのは良いものの、デカい重い鈍いで相手の攻撃を避けれない…!)
ろっこんを使用した彼等の、全身を使った攻撃。これをノーガードで受ければ、3mの巨体とはいえタイミングによってはバランスを崩しかねない。
(なら、避けずに受け止めれば良い…メタルボディは伊達じゃない!)
戦略を改め、相手の攻撃を耐えながら観察に集中する。空中を含む広い範囲で動き回るまもるに注意を払いながら、地上にいる竜司の攻撃の予備動作から隙を見つけ、カウンターを叩き込む!
「うおっ!?」
竜司に鋼鉄の拳が迫り来る。強化中とはいえ、生身で喰らえばひとたまりもないと判断した彼は、心と腹の底からこう叫んだ。
「まゆ先生大好きだーーーッ!!」
思いを寄せる
相原 まゆ
先生への好意を叫んだことで、彼のろっこん『性春パワー!』の進化能力が発動。左腕の筋肉が金属の様に硬化し、ロボットの拳もなんとか傷を負うことなく受け流すことに成功した。
「フハハハ! 進化したろっこんはどうだい? じゃあ、もういっちょとな!」
右手部分の筋肉も硬化させ、固い金属を叩き付けるかのように攻撃する。
「我ながら、この進化は色々と使い道あるよな。正に攻防一体! まゆ先生の陰だぜ!」
硬化した竜司の右手を胴に受けた真由良は、今自分は戦場に立っていることを実感し、血が滾るのを感じた。
「フェノメノンのパンチを食らっても平気なら、こっちも思い切りやらせてもらうッ!」
「あぁいいぜ、来い!」
そんな彼等の戦いをずっと見ていたのは、
壬生 由貴奈
。
「…今回参加した子の中で『その手』の……メカとかロボとか、機械っぽい能力の子がいたらうちのろっこんも試してみたいと思ってたんだよねぇ」
真由良のロボット『フェノメノン』をじっと見つめる由貴奈の目は一見眠そうなままだが、胸の内では対象への好奇心がじわじわと湧いてきているようだった。
「現存する電子制御の機械であるなら、電磁パルス用のシールド加工がされてない限りは全部ダメにできるんだけども…ろっこん製のメカには試したことなかったんだよなぁ」
手持ちのスマホや周囲の電子機器にも障害を起こす、というリスクを忘れた訳ではない。
しかし。
「どんな結果になるか、ちょっと気になるしね?」
すると由貴奈はついに、ポケットから取り出した3種類のクッキーを口に入れ……さくり。
『パリオリィ・モーメント』――発動。
次の瞬間、『フェノメノン』の動きが突如、凍り付いた。
「なっ……なんだ!?」
真由良は急停止した機体の衝撃が来る直前、パチッパチッという静電気のような音を聞いた気がした。不可解に思いながらも身体を動かしてみると――
「あ、あれ? 何かおかしい!」
右手を動かしたつもりなのに、動いたのは左足。膝を曲げると首が傾く。動作があべこべになり真由良はしばし混乱した。その様子は、機体を外から傍観する由貴奈の目にも明らかだった。
「おぉー、効いた効いた……」
思わず微笑む由貴奈。純粋にろっこんを試したかっただけの彼女に悪気はないのだが。
電磁パルスろっこんの実験台となり動きが鈍くなった鋼鉄ロボット。まもるはそれをチャンスと思い、次なる攻撃を仕掛けようとした。
「今のうちに大きな蜘蛛に変身して、ネットで捕らえてやるぜ! スパイダースパイダー!」
「くっ! 動いてくれ、フェノメノン!」
真由良が苦戦する中、まもるは蜘蛛の姿に変身する。――しかしその大きさは、手の平サイズだった。
『ありゃりゃ?』
まもるは今日、多くの蜘蛛の形態に挑戦するため変身を何度も繰り返していた。そのことによるエネルギー切れだろうか。これまで戦闘に夢中で意識していなかったが、まもる自身も体力をかなり消耗していたことを自覚する。
「これで……どうだっ!」
その間に真由良は、ちぐはぐな操作状態の中から最低限の動作を見出だして攻撃を繰り出すことに成功した。
『おっと、こりゃまずい!』
迫り来る巨大な拳に身の危険を感じたまもるは咄嗟に糸を使い、戦場を離脱して観戦席の方へ逃げる。
「ひゃあああっ!?」
そこに響いたのは、飛んできた小さな蜘蛛に驚いた
畑中 華菜子
の恐怖に満ちた悲鳴。
『え、虫は苦手?』
「まもる君だとわかってるけどごめんアル! 怖いアル~~~!」
走る虫酸に支配された華菜子は思わず、ラーメン作りに使われたお湯の残りをまもる蜘蛛めがけてぶちまけた。
『そりゃないぜセニョリータ!』
お湯は既に冷め始めていたため火傷はしなかったが、変身を解いて人間に戻ると彼はびしょ濡れになっていた。
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グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月22日
参加申し込みの期限
2015年05月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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