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寝子島高校
秘密のろっこんコロシアム
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カラリと晴れた秋空。
校内には昼食の匂いが漂い、校庭では生徒達が元気に駆け回る。
今は、寝子島高校の平和な昼休み。
そんな賑やかな喧騒から少し離れた、体育館裏。
見張りの生徒を通して、
鎌八 まもる
はその小さな戦場へ訪れた。
「ここがコロシアムってわけか? 噂は本当だったみたいだな、うれしいぜ」
体育館の高い壁と、対面の並木に挟まれたそのスペースには、既に他の生徒達の姿があった。
「よぅ皆、こっちだべ~」
鈴野 海斗
が、新たな参加者に向かってひらひらと手を振っている。のんびりした声色や表情とは裏腹に、格闘術に長けた彼は、対峙している相手生徒の攻撃をしっかりと受け流し、力強い反撃で相手をあっという間に屈服させた。
すると続いて、
北原 みゆき
が威勢良く前へ出る。
「海斗くん、今度は私が相手です!」
「ええっちゃよー」
海斗の身体は今、ろっこん『旧軍の亡霊《勇》』により筋力が増強されている。みゆきは彼の鋭い動きにも怯むことなく、相手を真っ直ぐに見据え合気道で応戦した。
早速繰り広げられているバトルを見たまもるは、高揚した様子で前へ躍り出た。
「よーしオレも! スパイダースパイダー!!」
ろっこん発動の掛け声を叫ぶと、まもるの手が蜘蛛へと変化した。その手から発射された白い糸が、周囲の参加者達の腕や足に絡んで動きを鈍らせる。
「きゃっ、蜘蛛の糸……!?」
片腕を捕らわれたみゆきが思わず、小さな悲鳴をあげる。
同じく糸を受けた
御剣 刀
もまもるに目を移した。
「変身タイプのろっこんか」
「そう、オレはクモ男。小さな蜘蛛にもなれるし、大きな蜘蛛になれたこともある。壁を登り天井にはりついたり、こうやって粘着糸を発射することだって出来るぜ。すげーだろ?」
これまで経験してきたろっこんの使い方を振り返りつつ、爽やかに自身のろっこんを紹介するまもる。
「……てなわけで、今日は再度一通り試させてもらおうと思う。ここにお集りのレディース&ジェントルマンだって、バリエーション豊かな模擬戦したいだろ、な?」
糸による拘束を維持しながら強気に笑む彼からは、楽しく闘いたいという意思が見て取れた。
それに対し、刀は頷く。
「望むところだ。俺も、これからの戦いに備えて少しでも経験を積みたいからな」
手首に絡む粘着糸が容易には千切れそうにないことを確認すると、刀は糸をそのままにしてまもるの方へ駆け出した。
一方みゆきは、制服の上着を脱いで糸から解放された状態で距離を詰める。
今日みゆきがここへ訪れたのは、ろっこんの練習も勿論であるが、ガス抜きの意味合いも強かった。最近何をやってもうまくいかず、自暴自棄になりがちの日々。
(このまま引きずっていても、何もいいことはない)
ここで思い切り動いて精神を安定させようと、今回の誘いを受けたのだ。
「いいよ。私も、手加減はしないつもりだから!」
するとまもるは、快く宣戦布告に応じた彼等の糸を解き、新たな糸を体育館の壁へ飛ばした。そして糸の張力に乗って軽やかに距離を取った後、戦場に振り返って綺麗なウィンクを決めた。
「じゃ、おあいてよろしくたのんだぜ!」
戦う彼等の活躍を一望できる木陰には、
尾鎌 蛇那伊
がどっしりと構えていた。……その足元には、木の根を枕にぐったりと横たわる生徒の姿が。
そこへやってきた
旅鴉 月詠
がその光景を見て、ナレーションのように呟く。
「無謀にも蛇那伊に挑み、また一人の生徒が餌食となった……」
真顔で語られる月詠の冗談に、苦笑する蛇那伊。
「アタシじゃないわよっ。これは、模擬戦で早速リタイアしちゃったコ」
休んでいる生徒をよく見れば、既に的確な手当が施されている。
「バトる以上は怪我人が出るのは必然よね。そうなると救護要員は必須でしょ?」
蛇那伊は予め、保健室で湿布等の外傷手当てに使う用具を纏めた救護箱を作り、ここへ持ってきていた。
「こういうバトルロイヤル形式だと敵味方入り混じるから、予期せぬ方向からの不意打ちを喰らい易い。普通に戦える状態での不意打ちなら醍醐味として放って置くけど、リタイアすべき人に向かったらまずいわね」
一点を見ずに全体を見る視点を持ち、五感を研ぎ澄ませて会場やその周辺の動きを察知する――彼が普段戦う時にお馴染みの業は、乱闘のリスク管理にも適していた。
「ふむ。君のような武闘派の大物が見守っているなら、皆も安心だろう」
そう言いながら月詠は、いつの間にか設置されていた椅子とテーブルに、白磁のティーセットを用意していた。
「……どこから持って来たの?」
「使ってない教室からろっこんで拝借してきた。ティーセットと水筒は自分のだよ」
水筒の湯を使い、慣れた手付きで紅茶を淹れていく。物を絵の中に封印できるろっこんを、月詠は日常生活にも上手に活用しているのだった。
「蛇那伊もどうぞ」
「ありがと、せっかくだからいただくわ。……ん、いい香り」
すっかり優雅な傍観席へ変貌した木陰で、月詠は鉛筆のみのラフスケッチを始める。
「月詠ちゃんは参加しないのかしら?」
「私のろっこんは、ああいう現存する生きた人間や動物は封印できないから」
月詠は今戦場にいる顔ぶれと能力から、自らのろっこんが効果的であるか否かを判断していたようだ。
「というわけで見物だよ。戦わずとも、相手を知れば色んな事が解る。何かあった時に役に立つ。――善でも悪でも。日常でも有事でも」
「その通りだねぇ。あ、クッキー食べる? 紅茶のお供にでも」
観戦者席へ、
壬生 由貴奈
がのらりくらりと歩いてやってきた。月詠のテーブルへクッキーの小袋を差し入れると、戦場を眺める。
「うわさを聞きつけて気まぐれにやってきてみたら……へぇ、こんなことやってたんだねぇ。おー、戦ってる戦ってる」
「もれいびの練習試合とは。多種多様なろっこんを観察できるいい機会じゃないか。是非とも高みの見物させてもらおう」
科学者基質たる
屑利 執
も、神魂研究がため観戦に訪れた。
「私は断ろうとしたけど、誘ってきた人がしつこくて……。まぁ、見るだけならいいかなって」
そう言って小さく溜息を吐く
絹織 真由良
は、あまり乗り気ではなさそうだ。
観戦者が増えてくる中、
冴木 竜司
は戦場の方へと歩みを進めた。
「どうやらもれいび同士でバトル出来る場所らしいじゃないか。…っても、本気って訳じゃないんだろ?」
すると、今回のコロシアムを企てた生徒が竜司の質問に答える。
「大怪我沙汰になるのは勘弁だけどね。度が過ぎなければ、思いっきりやっちゃっていいよ!」
「なら、この進化したろっこんを試すチャンスだな。よし、俺の今の実力見せてやるぜ!」
バトルに参加しようと白い歯を見せた所でふと、踏み止まる。
「……と、その前に女性陣にニャルキーを進呈しておこう」
竜司はポケットから飴玉を取り出し、手当たり次第に女子生徒達へ配っていく。月詠、由貴奈、そして真由良にも。
「あ、あの……こんな格好だけど、私……」
女装してるだけの男なの。しかし竜司はもう戦場内にいるみゆきにも渡しに行ってしまったため、真由良の主張は届かなかった。
「よーし!」
飴玉を手に乗せた時、少女達がふと浮かべる可憐な微笑みを目に焼き付けた竜司。掛け声と共に自身に気合を入れると、彼は跳躍した。そして――
「後でおっぱい揉ませてくださーい!!」
女性陣に向かってジャンピング土下座を敢行。
瞬時にして静まり返るコロシアム。
一部から軽蔑の視線が刺さり始めると、竜司は立ち上がって身振り手振りで弁解する。
「これは勿論ろっこん発動させるためのポーズだ! …いや、本当に。決して欲望の為に言ってなんかないって!」
本当にただのポーズなのか、駄々漏れた本心なのか、その真相は闇の中である。
「まあこれで強化した筋肉で勝負だぜ!」
ろっこん『性春パワー!』を発動させた竜司は、気を取り直して戦場へ飛び込んだ。
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グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月22日
参加申し込みの期限
2015年05月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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