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やってきたのは、
エレノア・エインズワース
。背筋をぴんと伸ばした美しい姿勢のまま、戦場を眺め薄ら笑いを浮かべる。
「ろっこんの練習試合……まあためにはなるでしょうよ、お互いに。もれいびも一枚岩ではありませんからね?」
彼女が訪れたことで、観戦席の空気が僅かに変わった。
やがて戦場では、
北原 みゆき
がふと観戦席に視線を移した。
「……!」
そしてエレノアの姿に気付き目を見開く。みゆきは、彼女がこれまでしてきた目に余る言動をよく覚えており、強く警戒していた。
一方エレノアも、こちらを見ている彼女に気付き、互いの視線がぶつかり合う。するとエレノアはその場からスッと前へ進み出た。
「こんにちは北原さん。その熱い視線はご指名と捉えて良いのかしらね?」
「なっ……」
みゆきはできれば彼女と関わりたくなかった。しかし今ここで自分が退けば、もし彼女がまた何かを企んでいた場合、誰かに被害が及ぶかもしれない――そう思って踏み止まり、戦闘態勢を取る。
「フフ……構いませんよ。物事を暴力的に解決する技能に関しては私にも覚えがあります」
「私がここに来たのはろっこんの試し合いであって、ケンカしにきたわけじゃないから。エレノアちゃんもルールは聞いてるよね? 模擬戦とは言っても、誰かに大怪我させたりするのは駄目だって」
「えぇ。まぁ…そんなルール、私は無くても構いませんけどね。何でもありの闘争は一番得意とするところです」
持参した鞄から水鉄砲を取り出して構えるエレノア。その時、みゆきは彼女の右手に包帯が巻かれていることに気付く。
「……右手、怪我してるの?」
敵意を向けながらも相手の身体を心配するみゆき。エレノアはその実直さに一瞬だけ驚き、そしてクスリと微笑む。
「ああ、お構いなく。大したものではありませんから――」
そう言いながらエレノアは素速く後退して距離を取り、左手で水鉄砲をみゆきの顔面目掛けて発射した。
「ッ!」
みゆきは瞬時に身体をひねり、不意打ちをギリギリの所で回避する。
その隙にエレノアはくるりと方向を変え、近場にいた生徒の顔面へ無差別に水鉄砲を連射した。そして早速ろっこん『オールド・ジョーク』を発動。かかった水が接着剤へ変化し、被弾した生徒達の目や口が瞬時に塞がれる。
「むぐ~!?」
「また目がぁっ!」
みゆきにはその光景が、練習という名目で行われている乱暴のように見えていた。
「良かったですね、ああならなくて」
戦慄するみゆきを眺めるエレノアは、目を細めて微笑む。
気を持ち直したみゆきは、絵描きの経験で培われた観察眼で、相手の動きの解析に集中する。ろっこん『ミス・ディレクション』の射程範囲内に相手を入れるため距離を詰めた。そして水鉄砲の銃口が向けられた瞬間を見てペンを投げる。
「えいっ!」
続けて横から回り込んで飛びつくと、衝突の惰性でエレノアは一瞬よろけた。みゆきを振り払おうとするが、離れようとしない。見兼ねたエレノアは右手の包帯を、みゆきの肘に押し付けた。
「!? この包帯……濡れてる…?」
「えぇ。ご心配をかけたようですが」
エレノアが右腕に包帯を巻いたのは、この会場へ来る前だった。そしてこの包帯に水を含ませておき、今のように接近戦となった時の切り札としていたのだ。ろっこんで接触部を固めてみゆきの腕の自由を奪ったところで、足払いをかけて転倒させる――が。
みゆきは尚もエレノアの身体を離さなかった。そのことでエレノアの重心もずれ、受け身は取ったものの二人で地面に崩れる。更にその地点には、最初にみゆきが回避した水鉄砲の水溜りが。既に接着剤化していたそこは、密着した二人をまとめて拘束してしまう。
「なんでしょう、調子が狂いますね……これが北原さんのろっこんですか」
困ったような仕草をするが、余裕を湛えた瞳はいつもと何等変わらない。エレノアはこの状況を、どこか楽しんでいるようにすら見えた。
「ずっとそのままでいると、服がよれてしまうよ」
そう言いながら近付いて来たのは、
旅鴉 月詠
。手にしたメモ帳を接着剤に触れさせると、それがメモ帳に吸い込まれていき二人を解放した。
「詠ちゃん!」
「あら、わざわざどうも」
二人共少し体力を消耗したのか、自由が戻っても再戦が始まる様子はない。
「満足しましたか? 北原さん」
「あなたが皆に、ひどいことをしないと言うなら」
「フフ……約束はできませんね」
するとエレノアはまた背筋を伸ばし、僅かに痺れを覗かせた右手に左手を添えながらその場を後にした。
「ありがとう詠ちゃん……詠ちゃんも参加するの?」
「そうだな。せっかく出てきたし、戯れに」
「あっ……だったら、私の近くにいない方がいいかも。得意技が失敗しやすくなります…」
「北原、大丈夫だよ。そういうのを含めての模擬戦だ」
気を遣うみゆきを労うと、月詠はメモ帳をパラパラとめくった。
「まぁ、護身の知識はあるがあるだけだから。せいぜい掌底と足払いと金的くらいしかできんよ」
つまり月詠に仕掛けようものなら、容赦無いそれが来るというわけだ。彼女の抑揚のない声に、男性陣は思わず身震いした。
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グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月22日
参加申し込みの期限
2015年05月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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