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【ハロウィン】始まりは、キラーカボチャゴロゴロハッピー!
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「すっかりハロウィン一色だな!」
街へ出た
吉祥寺 黒子
は周囲のムードに高揚感を覚える。
(毎年恒例とはいえ、ここまで盛り上がるのって日本でここだけじゃねーか?)
改めてこの島の魅力に気づく。
(俺も昔はジャック・オー・ランタンの格好して楽しんでたなー)
幼いころを思い出す。
(トリック・オア・トリート、って言いながらご近所さんまわって、お菓子もらったんだよな)
そこまで振り返って思いつく。子どもたちのためにお菓子を用意しておこうと。
(そうと決まれば。この辺に洋菓子屋とかあったっけなあ)
きょろきょろしながら街を行く。すれ違う人の中には仮装している姿もちらほら。
(ふふ、みんな楽しんでるなあ)
前方から駆け足で子どもが寄って来る。
(俺も小さいときはお祭りになるとああやってはしゃいでたなあ)
と懐かしむが、どうやらその子の場合は違うようだ。
「……ん?」
子どもの表情がはっきり見える。切羽詰まった顔だ。
「助けてー!」
「な、なんだ!?」
子どもの後ろに大きな影を発見する。
その子どもとは
小島 海美
。買い物を頼まれた帰り、突然目の前に現れたカボチャに追いかけられていた。
「助けてー!」
「カボチャ!?」
海美とカボチャの距離はみるみる縮まっている。
「危ない!」
咄嗟に体が反応する黒子。カボチャの大口に飲まれる寸前、海美をかばっていた。
「キャー!」
2人もろとも、カボチャに丸飲みにされた。
「……あれ?」
おそるおそる目を開けた海美。
「ここ……九や山?」
目の前に広がるは大空と寝子島と海岸線。見晴らしのいい傾斜の上だ。
「あっ!」
海美のことを守ってくれた黒子が倒れている。慌てて駆け寄った。
「だいじょーぶ?」
「ん、ああ」
「ここ、九や山!」
「みたいだな……(また神魂の仕業か!?)」
ちっと軽い舌打ちの直後、右手に何か握っているのに気づく。
「なんだこれ?」
「カボチャのストラップだ! いいな!」
なぜこんなものが……と考えを巡らそうとした矢先。
「あ!」
海美が指差す背後を振り返る。
「まさ……か?」
そのまさか。巨大カボチャが斜面をいい感じに加速しながら転がって来る。
「ちっ、逃げるぞ!」
海美を前にして、大きな胸を揺らし走り出す黒子。
「わーい、山でおいかけっこー」
「転ぶなよ!」
「うん! 気持ちよくて楽しい!」
「楽しめる状況かこれ……? っていたっ!」
黒子の背中に衝撃。
「なんか飛ばしてきたぞ」
「だいじょうぶ?」
ごろりと回転するかぼちゃの目あたりから何かが飛んでくる。
「二度目はねーぜ」
身を翻し、黒子ナイスキャッチ。再び回れ右で走り出す。
「これは……カボチャの弾?」
「わーちょうだい!」
「けっこう硬いな」
飛んできたもう一発も軽く捕球。
「ほんとだー。ねえ、かいものぶくろにタマゴ入ってるから、ぶつけないでね!」
「……神魂がそんなの聞いてくれるわけねーだろ」
と決め込む黒子だが、そこからしばらくカボチャの弾は飛んで来ない。
「カボチャやさしい! あとでいいこいいこ!」
(なんだってんだ一体……この状況、やっぱり大いに楽しむべきか?)
いずれにしろ、幸先を良くするにはやっておくべきことがある。
(神魂にゃ、ろっこんで対抗だ!)
俺は幸運だ。そう言って黒子、舌を出す。ろっこん「ラクシュミーの寵愛」。
(これで悪い方には転ばねぇ……)
「このカボチャおいしい!」
石を跳び越えながらカボチャ弾をかじる海美。
「食べるなよ!」
「えーでもおいしいよ?」
のん気な海美に脱力の黒子だった。
「ハァ、ハァ」
凹凸激しい道を下り始めて数分、黒子の息が切れ出す。
「おねえちゃん疲れちゃった?」
「へへ……病み上がりの身には堪えるぜ」
ふっと立ち止まる。
「おいかけっこやめるの?」
「ああ、ここで俺が食い止めるから」
「やだよー一緒に遊ぼうよ!」
「おい、早く逃げろよ!」
海美が駆け戻ってくる。そんな2人に向かってカボチャ、一気に距離を詰め、
「あ」
高らかにジャンプ。空中で体を二回りくらい大きくした。
「ぎゃー!」
「きゃー」
九夜山に2人の悲鳴がこだました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月09日
参加申し込みの期限
2015年05月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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