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【ハロウィン】始まりは、キラーカボチャゴロゴロハッピー!
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10月下旬。秋はすっかり深まって、ときおり吹く冷たい風が街行く人の身を縮ませる。久しぶりの休みを取れた
深倉 理紗子
は、何も予定を立てず家で寝ていようと思っていたが、ふと窓外から聞こえてきた歓声につられて街道へと出ていた。
(何かと思えばハロウィン)
職業柄イベントに疎いとはいえ、ここ寝子島ほどハロウィンを満喫している地域もないだろう。たっぷり期間を設けて街はハロウィン色に染まる。その初日だったのだ。
出勤時に通る服屋のショーウィンドーまでハロウィン衣装が飾られている。気がつけば理紗子は雑踏の中にいた。
(そうだ、お菓子)
ボーッと疲れた頭で、無理やり目的を作り出す。ただやみくもに街を歩くよりは、診察に来た子どもたちに振る舞えるお菓子を買っておこう。
(これからの季節は風邪も流行るし……あまり消化に良くないものはあげられないわね……ゼリーはお腹を冷やしやすいかしら……でもフルーツ系は栄養がつくし)
これまた職業柄、お菓子一つ選ぶのにも色々思案をめぐらしてしまう。
(これじゃ休みにならないわ)
ふっと笑みがこぼれてしまう。
ひと際大きな歓声が、キャットロードから聞こえた。
(なにかしら)
人だかりの中へ混ざっていく。
そこで理紗子が目にしたのは、世にも不思議な珍景だった。
「カボチャ同士、ナカマーになりやがれデスヨ〜〜〜!」
なんと、カボチャがカボチャに追われているではないか。
(前を走るのはカボチャのコスプレ……? 大きいカボチャは何で動いているのかしら)
平らな道を全力疾走中。人や並木を器用に避けて、追いかけっこを繰り広げている。
「……今年のハロウィンは随分大掛かりなのね……」
口をついて出た言葉。また本来の目的を思い出す。
(そうだ、今度のハロウィンは手作りお菓子にしましょ)
材料を求めて、理紗子は横道へ逸れていく。
「アブネーデス! カボチャゴロゴロ転がって来るデスヨ!」
とんがり帽子が飛ばないようしっかり押さえながら、
キュルビス・ラムズイヤー
は人ごみかき分け駆けている。ハロウィンイベントの見せ物だと勘違いした通行人たちは足を止め、キュルビスを指差して笑ったり、熱心にカメラやスマホで珍しい追いかけっこを記録している。
「大きなカボチャにも会えて、しかもキュルビス目立ってるジャネーデスカ!」
キュルビスは考える。この状況を喜んでいいものか、もっと慌てふためくべきなのか。
「ヘッヘッへ! 決めたデス!」
今をめいっぱい楽しく、めいっぱい目立つことを決意。
「あのカボチャゲットするデスヨ!」
キャットロードの端まで来たらぐるり転回。やはりカボチャはキュルビスだけを追いかけて来る。
「ソーシソーアイデス!」
そんな風に浮かれながら、まずはカボチャの動きを鈍らせる行動に出る。
「カボチャにはカボチャデスヨ! 出るデス!」
ろっこん「カボチャ召喚」。前方に手の平サイズのカボチャを出現させようとする……が。
「またデッケーじゃねーデスカ!!」
ハロウィン仕様なのかはたまた誰かのいたずらか、キュルビスの思うように召喚できない。こいつもゴロゴロ転がり出す始末。
「どっか行きやがるデス!」
大通りの脇道へと消えていってしまった。
「勝手にしやがれデス! まだ呼ぶことはできるデス!」
走りながらさらにろっこん。またも巨大カボチャが出てきてどっかへ行ってしまった。
「サンドメノショージキッ!」
3回目のろっこん。ハロウィンで高揚した気持ちがカボチャのでかさに出ているのではと思い、控えめな気持ちで前方を指差し「出るデス」と叫ぶ。
巨大カボチャよりはちょっと小さめ、上の中サイズが出現した。
「このくらいのサイズも好きデス! ……ッテ、こっちに転がってきやがるじゃねーデスカ!」
横に飛び跳ねるキュルビス。
ボチャッ。という鈍い大きな音を立てて、2つのカボチャがぶつかり弾けた。上の中カボチャは木っ端微塵だ。道や壁や人に中身の橙が飛び散る。
「巨大カボチャの動きが鈍ったデス!」
小さいカボチャを投げるつもりだったのだが。当初の計画とは違った段取りだが、任務は遂行された。
「乗るデスヨ!」
自らの身を起こし、巨大カボチャの実をよじ登る。
街は呆れと笑い、半々の面持ちでこの奇怪なイベントの始終を見守っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月09日
参加申し込みの期限
2015年05月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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