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\ オーバータイム!/
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学園ロミオとジュリエット!
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【思いの丈の方が重要です】
「うぅ……ま、まだまだぁ!」
転がり込んだ1-4の教室。
此処こそが本来のスタート地点。
叶寿里はよろめきながらも、服がはち切れんばかりに両腕で胸に気合を入れて(イメージ@ゴリラ)は、早速ボロボロになった手紙を片手に立ち上がる。
そんな、寿里に頭に天からの贈り物。
違和感なく現れたのは、当たったら痛いじゃすまない、レンガ一塊。
「きゅう……」
「じゅ、寿里さん! 大丈夫ですかっ?」
転がってくる無残な姿を見てしまった
綾辻 綾花
が話し掛けた。
今日は一際にして酷い。今まで何度も自分に出来る事で、何か手を貸したいと思ってきたが、今日こそ手を貸さないと本当に死んでしまいそうだ。
「叶さん、……」
同じクラスの
緋紅朱 赫乃
が恐る恐るやってくる。
ろっこんの存在を知っている者としては、これは正にそれ以外に考えられない。
しかし、不幸系のろっこんにしては、これは余りにも酷すぎるようにも思われた。
「綾辻さん……緋紅朱さん……
さすがに、もうだめななのかな……」
頭に直撃した破損したレンガ片をちりばめながら、机に突っ伏し倒れ込む寿里。
「大丈夫、だよ…そんなこと、ないよ」
綾花より先に口を開いたのは、いつもは引っ込みがちの赫乃だった。
「ずっと、持ってる、お手紙……ラブレター…だよ、ね?
好きな人、いるんだ……うん、絶対に、思い、を、伝えなきゃ、だめ、だよ」
赫乃の言葉に、はっとしたように我に返る寿里。
握り締めた自分の手紙を見つめる。
──その瞬間、綾花は自分の退路を塞がれたかのように、
自分の背後にバナナの皮が降ってきたのを、彼女は確かに目撃した──
「叶さん、よく、きいて。
どんな、ことがあって、も……好きな人、に、勇気を、もって、つたえなきゃ、だめ、だよ。
どんな、めに、あっても、めげちゃ、だめ……きっと、叶さん、の、おもい、は、つたわって、くれる、はず、だよ。
……うん」
最後の泣きそうな笑顔に、寿里は“彼女も泣きたい笑顔を見せてしまう程、苦労しているんだ”と己の心を取り戻す。
赫乃の言葉が、寿里に勇気を渡す。
“好きな人”や“おもい”という言葉に反応して、寿里は再び着々と元気になった。
そして、その都度に。思い浮かぶのは、先輩の顔。
綾花が言葉を聞く度に、赫乃のその想いには切実なる物を感じた。思うところがあるのだろう。止める訳には行かない。
しかし──こうして、赫乃の1単語おきに言葉を伝える都度、先輩への想いを取り戻す寿里の周りには──理不尽と残酷極まりなく、思い切りこけろと言わんばかりに、バナナの皮と塗り立てワックス地帯で埋め尽くされていく様を、綾花はただ見ている事しか出来なかった。
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担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月07日
参加申し込みの期限
2015年05月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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