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秋刀魚食えよ! ――猫鳴館の七輪は燃えているか――
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結:サンマを味わいつくせ、猫鳴館生(+α)
さすがに食べなければ量は減らない。という事で先に数人が瓜山兄妹と共に食事をすることに。台所も狭いので調理する人も交代だ。まぁ、露草は
「【洗濯物】を減らしましょうねぇ~ふふふふふふ」
となんかテンションが駄々上がりしてそのまま調理のヘルプに残っているが。
「おいしそうな料理がいっぱいなのっ」
「さぁ、持っていこう。そして食べるぞ!!」
「台所に行かせぬ為じゃ」
橘 明里
が目を輝かせ、刀がなぜかわくわくした様子で答える。この後、サンマを自分でも焼いて、がっつり食べるつもりでいるのだ。いいなも相槌をうち、3人は食器とご馳走を運んでいった。
次々に運ばれてくる料理に、夏朝も美野梨も目を丸くする。まぁ、たくさんのサンマを思いがけず入手する事になったからだが、これには瓜山兄妹も驚いているようだった。
「これは、みんなが作ったのかい?」
「そうなの! まだまだみんなで作っているから楽しんでほしいの!」
明里の言葉に瓜山兄妹は笑顔でお礼を言った。
蓮は菜食主義である。しかしみんなで幸せな時間を過ごせるように、とテーブルメイキングを買って出てくれた。手伝っている中にマグロさんがいるのがちょっとシュールではあるが。
台所の喧騒とはかけ離れたほのぼのとした空間で繰り広げられるサンマパーティー。 先に食べていて欲しい、と言われた碧南もここに来ており、美野梨と共にご馳走を口にする。自分で作ったパスタ料理はなかなかよくできており、サンマの旨みとトマトの酸味がよく絡んだ麺に顔が綻ぶ。美野梨やメイと共に「おいしいね」と言い合いながら食べていた。
夏朝も口にしたアクアパッツァのおいしさにほっこり。
「これ、凄くいい味だね」
「それ、私が作ったの。口にあってよかった!」
碧南がうれしそうにそういい、今の所は平和だなぁ、と思うのだったが……ここでメイが心配そうな顔になっている事に気づいた。
「どうしたの?」
「料理を作っている皆さんが、気になりまして。私も手伝ったほうがいいでしょうか?」
不意にメイが席を立つ。そしてレイもまた肯いて席を立った。
「そうだね。手伝いに行ったほうがいいかもしれないな」
「あっ、待って!」
夏朝が止めようとしたものの、レイはメイを伴って部屋を出る。これは大変な事になると思った美野梨と蓮も追いかけるが、レイは意外にも足が早い。元々ここで3年間過ごしていた彼は地理もある。
「調理は寮生に任せてください」
蓮がそういうも、瓜山兄妹は止まらない。しかし玄関のあたりに来てレイが不思議そうな声を上げた。
「あれ? なんで玄関で焼いているの?」
その声に釣られて見れば、玄関でなぜか魚を焼く茉菜とのんびりとサンマを食べる時生、周囲で寛ぐ猫たちの姿が。
(なんか、助かった??)(そうかもしれない)
夏朝と美野梨は顔を見合わせてほっ、としこの間に蓮が台所へ向かって事情を説明に。この間になら何かフォローできるかもしれない。
「あのっ、私もみんなに食べてもらいたくて、お魚屋さんに頼んでサンマを分けてもらったんです。それを台所に運んでもらっているので」
と説明する彼女に、レイとメイはなるほど、と思ったようだ。
「俺が持ってきた分にしてはちょっと多いとおもったけど、そういう事ならな」
傍らで時生が「なるほど」と感心していると、台所から望月が来る。彼もまた、交代で料理を作っているから安心して欲しいと説明すると、瓜山兄妹も納得してくれたようだ。
「助かりました……」
「まぁ、あの惨状はちょっとなぁ」
蓮と望月がそういうと、とりあえずトラブルについて知られなくてよかったな、と思う高校生たちなのであった。
と、ここで姿を現す者がいた。先ほどまで瓢を追っていた修である。彼は瓜山兄妹を見つけると少しほっ、としたような顔になり、呼吸を整えてから挨拶をした。
「どうしたんだい、修君? そんなに慌てて」
「ちょっと人探しをしていたもので。ところで、今日サンマを持ってきてくださったのは先生方ですよね?」
レイへ質問する修。代わりに答えたのはメイである。
「はい。兄が【みんなで食べて欲しい】と言っていました。そうそう、お兄様ったら癖で箱を撫でていたんですよ」
彼女が苦笑してそういえば、思わず夏朝たちが不思議そうな顔でレイを見る。それに赤くなりながらレイが苦笑した。
「その癖というのは何?」
夏朝が何か考えつつ問いかけると、レイはしぶしぶ答える。
「んーとね。俺、なんか愛着を持った物とかを撫でる癖があるんだよね。今日もみんなに食べてもらえるといいな、って思って持ってきた箱を撫でたんだ」
全員が相槌を打ったり、考えたりしている中、修は1人、静かに考察する。
(【みんなで食べて】……の【みんな】の範囲が不明なために、【全ての人々】と解釈された可能性があるな。そして容器を撫でた時に神魂が宿ったとしたら……)
修は暫し考察の海に沈んでいたが、何かがつながったらしい。彼は笑顔で顔を上げる。
「ありがとうございます! 俺も、たんのうさせていただきます」
同時になる、彼のスマートフォン。それに出ながら修は再び走っていく。その背中を見送りながら美野梨達はトラブルがある意味解決していない事を悟るのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月12日
参加申し込みの期限
2015年06月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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